出会いと告白。そして今日まで…

中学生になった頃、自転車ツーリングにハマり、関東中を走破した。

そして中学3年の時だった。フライフィッシングとの出会い…。
うつくしいループを竿の何倍にも広げ、自然と一体した優美な空気感…。
キャッチした魚をスマートにスリリングに引き寄せ、あたかも当たり前のようにリリースする。
クリクリ中坊のワタシには新鮮で新鮮で、

「なんじゃ～こりゃ～？？？」

「オトナの釣りだ…。(＠_＠;)」

当時は、まだ、日本で確立されていなかったため、教本も少なく、洋書がほとんどだった。
又、それも新鮮だったなぁ(^'^)

高校に入り、告った。

「やっぱり好きだ。」

諦めきれない。(-_-メ)
どうしても、あの美しいラインループを自分のモノにしたい！！(ーー゛)

バイトした。
一年の夏休みにフル出勤して、１８万貰った。
全部フライツールにつぎ込んだ。

ロットも、オービスのセブンイレブン（７フィート１１インチ♯4の名前）、マリエット9フィート♯8、とマリエットのリールの大人買い（写真）

ベストはコロンビア、タイイングツールフルセット、すべてを吉祥寺の丸勝で購入して、チャリンコで意気揚々と帰った。


そんな出会いから、ざっと、25年以上にもなる訳だ…。

今でもその道具たちは現役である。

あいにく、セブンイレブンは転倒し、ロッドチップ10センチ弱を折ってしまった。
が、そのまま短縮し、初めて行く友人等に貸出用として頑張っている。




そんな出会いの後に出会ったかみさんが、珍しく、

「二人で釣りでも行く？？」

とか言ってきた。

確かに昔は、都会的なデートも行かず、出掛ければ、自然のまっ只中…。
女子とすれば、不満もあっただろうに、よく源流まで付いてきたよな…。
今の時代じゃ未婚だったなワタシ…

で、最近、子供も手が離れてはきた。

しかし、それだけなのか…(-"-)？

今後につづく…　こちら