
お友達の、AJ5さん、かもがわさんの
「記事」 を読ませていただいて、一酸化炭素について、少し興味を持った。
一酸化炭素中毒とは、血中ヘモグロビンとの強固な結合(酸素の250倍)により、血液の酸素運搬能力が下がり、末梢で酸素分圧が極端に低下し中毒症状を起す。」
的な事までは知っていたりする。。。
でも、意外とどの位でどの程度の症状が出るのかは知らない。
っで、現代は便利なモノで、
「一酸化炭素警報機」
と言うモノがあるそうで・・・
ソレを、購入するにあたり?www
ちょいと調べてみると、意外と怖い事を知った。
基本、テント内で火を使う事はご法度。
天候の悪い時などは、前室での使用がセオリーだ。
しかし真冬になると、ついつい暖を取るのも兼ねて、テント内の喚起に気を配りつつ、ガスランタンやら、バーナーを使用する。
「10分程度なら換気してるし、大丈夫だろう」
の「だろう」判断で・・・・
今までは何の基準も無く、
「具合が悪くなったら、危険」
的、安易な考えも無くも無かったので、少し調べてみた。
すると意外なほど、自分の甘さに気付かされたのョ♡
実体験のお勉強じゃなくってヨカッタ(笑~
以下、参考になった文章
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4~5人用テント内で携帯ガス器具を使用した場合のCO 濃度測定実験の結果
燃焼開始から
5分後・・・頭痛などの初期症状(100ppm)
10分後・・・加速度的にCO 濃度が上昇し危険な状態
18分後・・・意識障害を起こす濃度(300m)
※ガスコンロを燃焼させ湯を沸かし、床上30㎝で測定
(社団法人 日本キャンプ協会:東京)
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どこに溜まる?
一酸化炭素の比重は、ほぼ空気と同じです。
そのため、上の方、下の方と特定することはできません。空気の流れによって漂うのです。
一酸化炭素の発生源には炭火の熱がありますので、その熱の上昇気流にのって、
まずは上方向に向かうと考えるのが自然です。
条件によっては、空気の流れで下へ向かう可能性もありますので、溜まる場所は特定できません。
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一酸化炭素中毒には、急性型、間欠型の二種類ある。
急性型は治療により完全治癒しますが、間欠型は完全治癒は難しい。
では、どの様に、2タイプに分かれるのかというと、
1、急性型
急に意識を無くし、倒れたような症状は急性型。(高濃度の一酸化炭素を吸ったことによるもの)
2、間欠型
その後、体内に一定濃度以上の一酸化炭素が残った状態で治療を終了してしまうと間欠型と呼ばれる、慢性一酸化炭素中毒に移行。
又は低濃度で、長時間吸った事によって起こす場合もある。特に飲酒時は、アルコールによる症状か、ガスによる中毒なのか?非常に注意が必要。
一般的に、初期症状は脳の低酸素状態なので、ボ~っとする、頭痛など軽度脳梗塞症状に近い。
これは、一酸化炭素に暴露された時間の長さが長いと、脳の奥まで浸潤するというイメージと、その時の一酸化炭素濃度によって決まるが、間欠型の場合、血液のデータや、パルスオキシメータの値(指にセンサーをはめて何%とか計る機械)では分からず、脳波以外に判断できない。
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体験的記事より・・・
「さっきまで、珈琲をい入れようと思って、袋に手を掛け…しかしそこから、全くの前ぶれ無く、意識を失っていた。子供に声を掛けられなければそのまま二人とも・・・・」
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他・・・・
まとめてみると・・・↓
☆一酸化炭素、二酸化炭素中毒のまとめ☆
(※条件によって様々なケースがあります)
密室や、喚起不十分な場所でガス系火器を使用
(※練炭などは、初期、鎮火後が一番危険)
↓
ガス火器、使用初期、酸素が充分足りている状態は、完全燃焼。
↓
酸素過剰使用による、二酸化炭素の充満
二酸化炭素中毒と言うのもある。
↓
鍋など、テント内が結露すると更に通気が悪くなる。
↓
二酸化炭素は空気よりも重い為、下に溜ると言われるので、ロウソクを低い所に置き、炎で判断するなどと言われる事がある。
↓
燃焼により、酸素が使われ、酸素が足りなくなり、二酸化炭素が多くなると、火器類は不完全燃焼を起こす。
↓
一酸化炭素が発生。
0.02%、2~3時間で前頭に軽度頭痛。
0.04%、1~2時間で前頭頭痛、吐き気&2.5時間~後頭部頭痛。
0.08%、45分で上記症状、痙攣。2時間で失神。
0.16%、20分で上記症状、2時間で死亡。
0.32%、5~10分で上記症状、30分で死亡。
0.64%、1~2分で上記症状、15分~30分で死亡。
1.28%、1~2分で死亡。
※死亡をま逃れても、暴露された時間によっては、間欠型後遺症の危険大。
☆ここ重要!!☆
徐々に濃度は増えては来るが、徐々に上記の症状が出る訳では無い。
↓
上部に溜るケースもあり、テント内上部に高濃度の一酸化炭素が溜ると、立ちあがった瞬間に高濃度の一酸化炭素を一気に吸い込み、急激に失神するケースもあるらしい。
低い子供が無事で、大人が失神という場合はその様なケースが考えられる。
↓
警報機の設置場所は、天井部か、顔の位置か、低い場所か・・・・
空気の流れが悪く、溜りやすいと思われる場所がヨロシイ様で・・・
それか、顔に貼りつける?
↓
頼り過ぎず(電池切れ、故障等)、必要以上の換気心がける。
気を付ける基準としては、
☆「酸素充分に足りているか?」
っと、
☆「炎は完全燃焼しているか?」
が大切である。
何度も言うが、基本は屋外!
止むをえない場合は、充分な換気と注意を。。。。
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ちなみに、警報機はどんなのがおススメでしょうか?
(*^_^*)(お願いしますっ
以上でした。。。
<(_ _)>。。。