長い題名で始まりましたが、燃費ネタ第3弾です。
ハイブリットってだけで燃費が良さそうなイメージありますよね。
だからこそ、走りを気にしない人が多いイメージが僕はあります。
爆走プリウスとか特にそう。
エンジンを小さくして、その分モーターで補助。
これが燃費を良くするポイントなのに、飛ばしていたらエンジンがずっと動き続けます。
そうすると、小さいエンジンだからパワーがない。
飛ばしたい人はガムシャラにアクセルを踏み込む。
結果、燃費が悪い。
こうならない様に、今日はハイブリット車の走らせ方を行きましょう(^^♪
ただ、注意点としては、あくまでトヨタ車です。
ホンダ車はハイブリットのシステム自体が違うので、これまた違う走らせ方が必要でしょう。
なので、あくまで参考程度で読んでみてください!!
では行きましょう!!
トヨタのハイブリットシステムは、モーターを動かす為に別でバッテリーが積んであり、そのバッテリーに充電されたエネルギーを使って車に動力を生みます。
そして頭がいいことに、ハイブリット車のエンジンは必要なとき以外は止まっています。
なので、充電がたっぷりある時はモーターのみで走り、加速時やバッテリー残量が減ってきたときなどにエンジンが動き、足らない分を助けます。
そして、このバッテリーの充電は2種類あります。
一つは、回生ブレーキ。
車に車速がありアクセルを離している全ての時間は、タイヤの回転エネルギーで発電をして、バッテリーに充電しています。
風力発電の理論と同じって考えて頂ければいいかなと。
この回生ブレーキは、減速量が多いとよりたくさんの充電をします。
そして、長時間減速していればしているほど、充電します。
これはなかなか奥が深い!!
もう一つは、エンジンが動いているときにも常に充電しています。
実はこれが肝。
エンジンをどう動かして、どう止めるかが燃費に繋がります。
では上のシステムを理解した上で、順を追って解析していきましょう。
簡単な高速から。
実はハイブリット車、高速の方が燃費が悪くなる傾向にあります。
なぜかというと、車速が速い為モーターのパワーだけだと足らないことが多く、エンジンが動いている時間が一般道に比べて多いのです。
では、どうすればいいか。
極力アクセルを離すことです。
下り坂は絶対!!
昨日のブログの車間距離の話はハイブリット車も同じで。
平地でも前の車両と車間距離をうまくとりながら離せるときは離す。
とにかく、必要ない時は、アクセルを離せば、バッテリー残量がある程度ある時は必ずエンジンが止まります。
エンジンを止めれば、ガソリンは全く使いません。
それと、上り坂はエンジンを使うことがほとんど。
ですが、ポイントは上り坂に差し掛かる時です。
車間距離を空けてあれば、少し速いスピードで上り坂に進入することが出来ます。
少し登って速度が落ちてきてからエンジンが始動するパターンが理想でしょう。
一番低いところからエンジンを始動するのは、燃費に繋がりません。
高速道路では急勾配はそれほどありません。
どこまでエンジンを始動しないで登れるかが肝です。
最後は追い越しの時。
追い越し車線に出てからアクセルを踏み込み加速して抜こうとすると、どうしてもエンジンパワーを必要とします。
だから、走行車線を走行中にジワジワある程度加速してから追い越し車線に出ると、あまりパワーを使わなくて追い越せます。
これをするには、事前に追い越し車線を走ってくる車を見定める必要があります。
あの車の後ろで追い越し車線に出よう!!
ということはこれくらいのタイミングから少しずつ加速し出せばちょうどかな!?
これが考えられるようになったら、気分はレーサーです。
スリップストリームからゆっくり追い越しをするようなイメージで、流れるように追い越し車線に出られるでしょう。
では、一般道。
実はここで僕が最近気が付いた新しい走り方が、燃費を大きく変えている気がします。
信号のスタートから順を追って話します。
信号のスタートは出来る限りモーターのみで。
アクセルを踏み過ぎるとエンジンが始動するので、要注意です。
ある程度加速したら、エンジンがかかる時がありますが、これはあまり気にしません。
ポイントは、充電量によってエンジンが止まる点。
そして、エンジンが始動中は常に充電する点。
ある程度の速度に乗ったら、一度エンジンを止めるために、アクセルを戻します。
エンジンが止まって「EV」ランプが付いたら、後はエンジンがかからない様にアクセルをあまり踏まない意識を常に持ち、出来る限り距離を稼ぐ。
信号などは出来るだけ手前から減速に使い、回生ブレーキで充電するようにする。
バッテリーの残量が減ってきたらエンジンが始動します。
エンジンが始動したら、アクセルは少なめにして鋭い加速はしない様に心掛けます。(あくまで一定速で流れて走っているときの話です)
エンジンが動いているときは、アクセルの踏む量に合わせてガソリンを噴射するので、極力少な目に限ります。
そこで注意するのは、バッテリーの充電量。
見た目にまぁまぁ溜まったら一度アクセルを離します。
そうすると、エンジンが止まります。
止まったら、またEVで極力距離を稼ぎます。
要は、上り坂と充電が少ないとき以外はエンジンを必要としてないよ~ってアクセルワークで車に教えてあげるのです。
そうすると、予想以上にエンジンを止めていても走れます。
溜まっていないのに、アクセルを離してエンジンを止めちゃうとかえって良くありません。
エンジンを動かす時は、しっかり充電が溜まるまで動いてもらう。
で溜まったら、今度は、動かない時間をたくさん作る。
メリハリが大切です。
これが出来るようになると、過去15分間の1分毎燃費グラフが、とってもわかりやすい。
燃費Max時間帯と、エンジンガッツリ動いてます時間帯が見てわかるようになります。
そして、エンジンが動いている時間帯を極力減らすための走りを出来るようになると、燃費が格段に上がりますよ!!
ちなみに家内は、飛ばさない、アクセルワークが上手い、無駄な加速はしない。
なのに、僕とリッター2km位違います。
RXでのデーターなので、間違いないかと思います。
友達を乗せると皆にビックリされるくらい上手い運転の家内ですら、燃費となると差が出てしまう。
ぜひ、皆さん試してみてください(^v^)
ただ、上には上がいるでしょう。
僕よりもっと上手い燃費走りをされる方がいるはずです。
その方がこのブログを見たら更なる秘訣を教えてくださいね~!!
RXの全国月間燃費ランキング12,000人中最高位3位の僕。
僕よりスコアが良いお二人と出会ってみたい!!
ちなみに、一つだけまだわからない点は、ポジション「B」です。
エンブレが効く量が増えて、回生ブレーキの回収率も増えるので充電が溜まりやすい。
ですが、Bに入れるとエンジンが動いてしまう。
ブレーキング時だから限りなくガソリンは噴射されてないと思うのだけど、止まっている方が良さそうな気がしてしまう。
今は、Bは使わずブレーキの踏む量で回生ブレーキの回収率を変え、充電が必要とする時は多めに回収できるようにしています。
たぶんこれがベストだと思うけど、奥が深い最近の車。
また新しく理解したら書きますね(^^♪
ちなみにこの話は、PHVの話ではありません。
トヨタ車全てのハイブリット車の話。
PHVはもう一つ別のバッテリーが積んであるのでまたちょっと違うんですよね。
さて、第3弾までやってきました。
第4弾は今のところ考えていないですが、こんなことを書いてほしいという案があったら、是非コメントに(^^♪
燃費の話でもいいし、全然違うネタでもいいです!!
今日は、これからSUGOでプライベートレッスンです。(ナウSUGO)
明日からは怒涛のスケジュール。
お墓参りにトレーニングに大切な方との話し合い(8/18)
フェスティカ栃木でレース(8/19)
タカスレッスン(8/20)
山形イベント(8/21,22)
オートプロ走行会ゲスト(8/23 AM)
お台場イントラ(8/23 PM)
FSWスキルアップレッスン(残り6枠)(8/24)
からの。
スーパーGT鈴鹿戦です。(8/25~27)
お盆時期に長野で心も体も休めたので、しっかりテンションあげて集中して鈴鹿に乗り込みたいと思います。
応援よろしくお願い致します。