スーパーGTオートポリス戦が終わり、自分が心底嫌になり、そこから踏ん張って努力して、2か月後の菅生戦でなんとかいい走りが出来ました。
きつい2ヶ月でした。
でも、その2ヶ月があったから今があると思います。
マシンは飛躍的に進化したし、チームの結束力も格段に増しました。
そして、僕自身の気持ちや集中力、そして体力面なども向上させることが出来ました。
寿一さんがよく言われていますが、努力は裏切らないって実感しました。
菅生戦。
僕にとっては人生の大きなターニングポイントでした。
今年の開幕3連戦の僕は本当に酷かった。
ギリギリだったと思いますが、そんな僕にチャンスをくれたチームには感謝以外の言葉が見つかりません。
平沼さんを始め、メカニックの皆も前向きに接してくれて、そして信頼してくれました。
菅生戦は何が何でもQ1突破がマスト。
マシン的に相性がいい事もあるし、チームの進化をしっかり結果で見せるためにも。
そんなQ1を僕にアタックさせてくれました。
パートナーの薫一さんは、たくさんの事を教えてくれます。
僕にとって大好きで、最高の先輩です。
2ヶ月の間で3回の大きなテストがあり、合計28時間の走行でたくさんのデータを収集することが出来、進化の大きな要因です。
そのテストは、薫一さんをメインで進めていきました。
僕にとってはこれがとても大きかったです。
テストの進め方、先を見据えた順序とコメント。
「番場は今のバランスを取ろうとし過ぎで、マシンの底上げをするには違うやり方じゃないと進化していかないよ。」
薫一さんから言われた言葉です。
テストでマシンが全くの別物になり、周りと戦えるようになりました!!
Q1、9番手。
Q2は周りに引っかかってしまったり、タイヤのフィーリングがいまいちで11番手。
それでも、チームにとっては飛躍的な進化で、ベストリザルト。
決勝はご存じのとおり雨絡みで、荒れたレースでした。
何度もSCが入り、クラッシュもたくさんあり、そんな中「マークX」はしっかり走り切りました。
結果は14位。
晴れてたらって凄く思いますが、それは周りも同じでしょう。
ただ、僕自身マークXで初めて雨を走ったのが菅生の決勝。
スタートで1台抜けたし、雨だとズルズル落ちていく予想が、意外と粘れたし。
良かったです。
僕にとって人生のターニングポイントだった菅生戦。
それはいい方向に行ったと思います。
ですが、大切なのはここから。
富士、鈴鹿、タイ、茂木。
一度は表彰台に立ちたい。
狙うは鈴鹿、タイあたりですかね。
ここからの4ヶ月間でどれだけ自分を進化させられるかがとても大切。
日々大切に、一生懸命精進します。
埼玉トヨペットGreenBraveチームの応援よろしくお願い致します。

Posted at 2017/07/31 07:23:41 | |
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