一昨日から3月に入りました、年度でいうと来月より次年度に入り桜の時期でもあります。
これから2.3か月は忙しくて駆け足であっという間に過ぎちゃうかな…。
さて今日のネタですが現在は3月、英語でいうとMARCH、ということで
日産マーチでいきます、但しマーチはマーチでも名車中の名車?
日産マーチスーパーターボ。
この車は2代目マーチ時に設定された車です。
初代は街中をころがすスニーカー的なイメージで作成され、2代目を作成するときに恐らくターボモデルの事は考えてたと思います。
よって予想どおりターボモデルはラインナップされました。
ところがこれだけでは済まなかったのです、当時2代目がデビューして暫く経った頃に或るモデルがラインナップしました。名前はマーチRといいますが、このモデルは当時ラリーやジムカーナをしていた方々からの要望で生まれた車らしく軽量で然も馬力のあるエンジンの組み合わせでモータスポーツ界では大活躍だったようです。然しモータスポーツベースの車であったためPS、PW、ACもOPT扱い、よって一般の方々には少々買いにくい輩だったようです。
そこで一般の方々にも買いやすく、乗りやすいようにという事(かどうかは判りませんが。)で1989年に誕生したのがこのマーチスーパーターボです。
という訳で表紙です、ノーマルマーチとは別物の専用カタログです。渋くてカッコいいですね♪
中身へ、「こいつの心臓は凄い。」 言われなくても判ります♪
更に中身へ、フロント、バックのショットです。夕日に映えるいい画像ですヽ(^o^)丿
エンジンの画像です、赤いブロックはS20エンジンやFJエンジンのようにタダモノでない雰囲気をプンプンと醸し出してます。
内装、シート、メータ他の画像です。
シートはあまりホールドが良くなさそうかな(笑)、イエローバルブやステアリングが時代を感じさせます、でも当時はかっこいいと思ったもんです。3連メータが標準なのが当時凄くカッコよく見えたもんです、因みに左から時計、ブースト計、電圧計です。パワーバルジのもりあがりも走りを予感させるようでカッコよくみえたもんです(^-^)
諸元表です。
全長3735 全幅1590 全高1595 単位はミリです。
重量770kg
エンジン直4 OHC 930cc 110hp
ざっとこんな感じです、さてこの車ですがご存じの方も多いと思いますがワザと排気量をダウンしています。理由は国際モータスポーツ界へデビューするためです(この辺については私よりも詳しい方が多数いると思いますので省略します、あまり詳しくないというのが本音なんですが<(_ _)>)
この車がデビューした時の事は今でも覚えてますね、低回転時のパワー不足をスーパーチャージャーで補い高回転時のパワーをターボで補う、所謂ダブルチャージというシステムです。
ターボ車に乗ったことがある方ならお分かりと思いますがNAと違い、低回転時はもたつきが欠点だったのをこのシステムを採用することによりキビキビと走行してくれたようです♪
オマケに軽く、更に値段も安い、LSDも標準で付いてる、性能からしたらバーゲンプライスといってもいいでしょう♪
言えば吉野家の牛丼みたいなモンですかね???(笑)
よってこの車は最高速こそ苦手ですが峠の走り屋さん、ジムカーナ、ラリードライバーから絶大な支持を集め日本だけでなくWRCにも出場したほどの輩だったようです(^-^)。
私はこの車は乗ったことはないのですがデビュー当時、峠では1,2を争うほどの最速マシンでした。
バックミラーに映った画像が「ん?マーチかな?楽勝♪」と思ってナメてかかったら一向に離れず、最後には抜かれたという悔しい思いをした方は私以外にも結構いるのではないでしょうか…。
現行型でマーチも4代目になるのかな?
前モデルは12SRといった走りのモデルもありましたが現行型は初代モデルのようにリッターカーの原点に戻ってしまいましたね、最近の雑誌を見るとエコエンジンでスーパーターボが復活か?なんて記事も見ますね。
デビューすれば往年のファンや昔乗ってた方が飛びつくかも…。
マーチスーパーターボ、猛烈に欲しい1台です♪
Posted at 2011/03/03 15:57:38 | |
トラックバック(0) | クルマ