今日は薄曇りの福岡です、先程買い物がてら最近開通した都市高速5号線 堤~福重を走ってみました。これが開通したので佐賀県の呼子や伊万里方面もかなり行きやすくなります、便利になるのは良い事ですね(^^♪。
さて今日のネタは先日アップ途中で消してしまった輩でいきます。
トヨタカローラクーペ。
カローラクーペと聞いても今の方々はピンとこないでしょうね、カローラはデビューした時は2ドアセダン、4ドアセダンのみでクーペは確かスプリンターのみでした。そこで2代目からカローラもクーペを作成し世にデビューさせました。
然しこの2代目でこれからの自動車界を揺るがす輩をデビューさせます。
それはあの名車カローラレビン、俗名27(ニイナナ)という奴です。
今回アップするのは初代レビンのMCモデル、後期型です。
では表紙です、これを見ただけではなんのカタログか分かりません(笑)
中身へ。 名車27レビンです、色はモンテローザオレンジです。
なかなかかっこいいですね♪
SRです、レビンの次にスポーティなグレードです。後輪がパンクしてるように見えるのは私だけ?
ラグジュアリー仕様のSLです。ホワイトリボンタイヤが時代を感じさせますね(^O^)
この頃はそれぞれのグレード毎に排気量が3種類もあったようです。然も一緒に軽く諸元表も記載していますね、先ずはSL。豪華さを売りにしてるのか木目調パネルを使用してますね。
続いてSR、同じく排気量は3種類。スポーティグレードだからか全て5MTが選択可能のようです。
このグレードはレビンの弟分だからかメータが多数装備されてますね、右からスピードメータ、タコメータ、水温計、電圧計、燃料計のようです。
トリはレビンです、やはりレビンはこのボディカラー(インディアナポリスオリーブと言います。)がピッタリですね。因みにレビンJのJはジュニアの意味らしいです。
諸元表です。
全長3955 全幅1595 全高1335 単位はミリです。
重量855kg
さて2代目カローラクーペは前期型が1972年にデビューし、1973年に今回アップした後期型へMCされます。
画像は載せませんでしたが、それぞれのグレードにはキャッチコピーが記載されてます。
レビンは「迫力のDOHCマシーン」、SRは「走りのブラッキーカローラ」。
さてこの27ですが、デビュー当初は世の若い車好きから大歓迎を受けたようです♪
当時は免許を持っていてもスポーツカーはまだまだ高価な乗り物で若い人達にはそう買えるものではなかったようです。
そこでトヨタが安価なスポーツカーを提供できないか?(と考えたかどうかは分かりませんが)という発想の元で誕生したのがこの車のようです。
軽量のカローラに名機2T-Gを搭載し(因みにこの2T-Gは当時、上級モデルのセリカやカリーナに搭載されていたエンジンでこれをカローラに搭載するというのは現在で言えばシルビアにRB26(GT-Rのエンジン)搭載するくらいの驚きだったとか)、大径ラジアルタイヤを履かせるために装着したオーバフェンダー、前述の6連メータ、このクラスでは珍しい5MTといった走り心をくすぐるアイテムがテンコ盛りで然も値段もそんなに高価でなかったのもウケた理由の1つでしょうね(●^o^●)。
因みに兄弟車のトレノも同時期にMCされました、違いは前後のライトくらいですかね。
当然、軽量のボディに高出力エンジンを搭載したおかげでフロントが重くリヤが軽い状態になってしまうので雨天のコーナーでアクセルを吹かすと軽くスピンして事故で潰れてしまった車も多く、更にラリーでも多数使用されたタマも多かったようで現存数は極めて少ないようです。(レビンという車の宿命ですかね…(T_T))
私はこの車を運転した事はないのですが運転席に座らせてもらったことがあります。
感想としては「男の職場<`~´>」という感じでした、パワステなんてありません、ACもありません、1600ccのエンジンなのに燃費も決して良くありません、大凡現代では受け入れは無理でしょう、でも何か妙な色気がありましたね。
ソレックスのキャブ音、オバフェン、固めのクラッチ等々。
この車もなかなか見掛けませんね、ただ旧車フェスティバルなどでは結構な台数を見掛けます♪
それだけマニアの方が多いのでしょう(^O^)。ただ良いタマは滅多に出ませんね、旧車はやはりマニアの間で取引されているようです。
まぁ例によって欲しくても色々な事情で?買えないのでミニカーは持ってます、然もレビン1台、トレノ2台、トレノの1台はTOMSのホイールを履いてる限定モデルです♪
さて今回もまたまたマニアックな車を紹介してみました(笑)
27レビン、色っぽいジャジャ馬かな?
Posted at 2011/02/27 15:51:18 | |
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