今日はなんとなく肌寒い福岡です、そろそろGWですね。
何処かに出かけたいと考えてるのですが、その前に我が家ではお仕事があります。それは何かと言うと「茶摘み」です。私の実家は大工なんですが嫁様の実家はお茶畑を持ってるので毎年この時期は茶摘みがあります、ちょっとしたお手伝くらいなので大した事はないのですが、ただ翌日体中が凝って「あいたたた…」となります。単純に運動不足なので運動不足解消にはいいのかも(笑)。
さて今回のネタですが、先程お茶摘みの話をしたのでお茶摘み繋がりでいきます。お茶摘みをしてる時に茶葉運びに大活躍するのが軽トラなのですが普通の軽トラでは面白み?がないので少し変わった軽トラを取り上げたいと思います。
出所はいつものトコです。
ホンダT360。
「何それ?」てなツッコミが聞こえそうですが、この車を知ってる方はかなりの車好きか極度のホンダおたくのどちらかかも…。
詳細は後で述べるとして早速行きます。先ずは表紙です、至って普通の表紙ですね。
中身へ。中に写ってる方々が時代を感じさせますね、大工さん、サラリーマン、コックさん、酒屋さん、なんでもござれ!てな感じです。
更に中身へ、エンジンの画像です。詳しいことは後で述べます。
軽トラらしく商店街でのスナップですね、耐久性の実証はどの車も何故か川渡りの走行写真が多いですね(^-^)
諸元表です。単位はミリです。
全長2990 全幅1295 全高1525
重量610kg
エンジン直4DOHC 360cc 30hp
ミッション コラム4MT
さてここでT360のお話を少々。
こうしてデビューしたT360、デビューは1963年8月、つまり遡ること約47年前になります。
当然、私は生まれてません(笑)
諸元表をみて「おや?」と思われた方もいるかもしれませんが、この車の最大の特徴はエンジンにあります。まだこの時代は車がそれほで普及していた頃ではなかったので街中を走っていたのはトラックが主だったのかな?
当然、スポーツカーも現在ほどは無く、国産で存在していたのスカイラインくらいかな???
然もこの時代にDOHCエンジンなどほぼ皆無(だったと思います。)、ご存じの方もいると思いますがこの少し前にホンダの名車であるSシリーズが生産されます。
Sと言えば、本格的なスポーツカーとして認知された第1号と言ってもいいでしょう。
そのSとこの車は…
全く同じ心臓を持つ輩なのです…。
推測ですが、当初はたぶんトラック用のエンジンを開発していたと思います。
しかし、このトラックにはある噂があります。
ホンダと言えば、そうです。本田宗一郎氏、あの方は車の開発をする時にある程度の開発作業が進むと部下に任せ、本人は別のことをしていたとか…。
ところが、このT360については最初から最後まで開発に携わっていたとのこと。(ひょっとしたら人員数が足りてなかったのかもしれません(笑))
つまりそれだけ、拘りを持って開発をしていたのかもしれません。
でもある噂では新エンジンの開発がめんどくさかったから、エンジンの使いまわしをした。なんて説もあります、あくまで噂なのではっきりした事は判りませんが…(ーー゛)
後、この車にはクローラ(キャタピラ)使用もありましたね。前輪はスキー板をタイヤに履かせ、後輪がキャタピラというスキー場でしかお目にかかれない輩です。
詳しくはユーチューブをご覧になってください<(_ _)>
私が幼少の頃に、近所にこのT360が3台ありました。色もまんまこの青です。
エンジン音までは覚えてませんが、見ては「随分と大きなホンダマークだな…」てな感じでみていましたね。
当然運転をした事はないのでミニカーは買いました。(クローラ、ノーマル両方です(*^_^*))
現在で言えば…どの車に当たるのかな??
考えようによってはタイプRのご先祖様と言ってもいいかもしれませんね♪
チャンピオンシップホワイトにお約束の赤バッジが似合う唯一のトラックかも(笑)
ホンダT360、トラックになったスポーツカーかな(^◇^)。
Posted at 2011/04/25 14:09:16 | |
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