今日も薄曇りの福岡です。
さて世の中は受験真っ盛りですね、今日は私立高校の合格発表もチラホラあったようです。
世の中の受験生、すべてが合格すれば良いのですがそこは実力と努力の世界、なかなか思うようにはいきませんね(>_<)。
さて本日のネタですが先日福岡モーターショーに出かけた時のこと、外の駐車場を眺めてたら軽自動車の多いこと多いこと、昔は軽と言えば街乗りのコミューターカーが多かったんですが最近はロングドライブにも耐えられるモデルが多いですね。然し軽自動車はその性格上なかなかスポーツモデルが設定されにくいカテゴリーでもあります。そこで今日は久々の軽自動車のスポーツモデルで行きたいと思います。出所はいつものトコです<(_ _)>。
スバルR2 SS。
なんか聞き覚えのあるような名前ですが、少し違いますね。
このモデルは1970年4月、つまり今から43年前にデビューしたモデルです。
この記事を見てる方の中で生まれてる方が何人くらいいますかね(笑)。
早速いきます、表紙です。
薄闇(朝方?)の中、激走するR2SSです。なかなかイケてます♪
中身へ。フォグに黒ボンネットがカッコいいですね。
この時代は黒ボンネットが走り屋さんのアイテムだったようです、フェアレディZ432Rもこのアイテムを取り入れてましたよね(^-^)。
この時代にこれだけ走りを意識した画像を取り入れたカタログも珍しいです、しかも軽で…。
メカの紹介です、エンジンが恐ろしく小さいですね(^◇^)。
ノーマルモデルも最後に控えめに紹介してますね。
諸元表です、単位はミリです。
全長2995 全幅1295 全高1345
エンジン空冷2気筒 2サイクル 360cc 36hp
ミッションMTのみ
ざっとこんな感じです、さてここからこの車のお話を…。
当たり前ですが現行規格前のサイズなので、物凄く小さいですね。
そもそもこのモデルのベースになった車であるR2ですが、これはあの有名な名車、スバル360の後継機種になります。御存じの方もいるかと思いますがスバル360にも走りのモデルであるヤングSSというグレードがありました。これが言わばこのR2SSの原点になるかと思いますが当初R2がデビューした時はこのSSグレードが設定されてませんでした…。
まぁ世の中の流れとしてはあってもおかしくなかったと思います、同じ軽のメーカーではホンダはN360、ダイハツはフェロー、スズキはフロンテといったモデルに当然のようにスポーツグレードを設定してましたからね。(しかも何故かグレード名が被ってるモノが多かったかも?)
その様子を見て(研究して?)、少し後発でデビューしたのがR2SSですが、当時としてはかなりの性能だったようです。エンジンの諸元表のトコに少し書いてますがこの当時は軽ではまだ殆どが空冷、それでありながら36hpを誇ってます。これリッターあたりの馬力が100hpになるので現在の軽だと自主規制を超えてることになります。オマケにこの時代の軽は現行よりも遙かに軽いので、それは面白いモデルであったと思います。
私が幼少の頃、近所の自動車屋さん(今もあります。)にこのSSが中古車として売ってました。
色もこのカタログのままの赤黒で値段は18万でしたね。(よく覚えてるなというツッコミが聞こえそうですが(^◇^))
いつも近所のスーパーに買い物に行く時、この自動車屋さんの前を通ってたんですが、このR2を見るのが楽しみでした(●^o^●)。
その後、暫くして売れてしまったのが残念でしたが…
そしてこのR2は1度MCを行い、SSグレードはその時に消滅、そして1973年2月に生産を終了し1代限りのモデルで終わってしまいました。
現在スバルは軽を自社生産してないので、言えばヴィヴィオの御先祖様にあたるんですかね…。
キャッチコピーは「ハードなミニ」とか…。
スバルR2 SS 買い物の行きがけによく眺めてました(*^_^*)
Posted at 2014/02/10 16:15:51 | |
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