編み込み式ステアリングカバー取り付け(その1)

初めてのステアリングカバーの編み込み作業。
先輩方の情報、ネットや動画、他メーカーの取説など、事前に調べたことを軽くまとめておく。

取り付けのために用意したもの。
・ステアリングカバーと付属の糸と針のセット
　針と糸は商品には1セットのみだったため、編み方によるが足りるか心配。
　針は鋭く尖ってる物ではない。そのまま使用する。
・ハサミ
　糸を切るため。
・千枚通し
　針穴を広げるのと、縫い込みをを締め直すために。
・作業用手袋
　安全のためと、編み込みで手が痛くなるのを予防。
　滑り止めが付いたものが良い。
・洗濯バサミ
　両面テープを使いたくないので仮止めで使用する。
　タオルなどを干すときの大きめのタイプ。
・ラジオペンチ
　針穴がきつかった場合に針を引き抜いたり押し込んだりするため。
・小さいことは気にしない気持ち
　お笑い芸人さんのネタのような台詞だが、これは意外と大事なことらしい。

両面テープを使ってステアリングカバーを仮止めや固定する方法がたくさん紹介されていたが、ステアリングカバーを外した時、両面テープののりで純正ステアリングがベタベタになるのは抵抗があったため、両面テープを使わないことにした。

※画像はSPARCOステアリングカバーが付いてる状態。

赤丸で示した純正ステアリングの3時と9時の位置にあるスイッチ類のスポークと、6時の位置にあるスポークの根元の計6ヶ所は、ステアリングカバーの縫い目の針穴を利用して2、3回縫い込みをしてやることで、ステアリングカバーをより強く固定できるようになるようだ。

縫い込み時に元々の針穴が小さくて針が通しにくい場合は、千枚通しなどで針穴を広げてやるとよい。

純正ステアリングの緑矢印の部分は、少し太くなっているため、編み込み時に注意が必要。

編み込みのパターンはたくさんの種類があるようだが、今回は画像のようなシンプルな編み込み方にする。

編み込み作業はステアリングカバーにある縫い目の糸の下を潜らせながら進めていくが、
奥側(上画像)では、縫い目の下を奥から手前へ糸を通して引っ張り、
手前側(下画像)では、縫い目の下を手前から奥へ糸を通して引っ張る。

基本はこの作業の繰り返し。

編み込み作業は進行方向を握りながら進めていくと締め付けやすい。
編み込み済みの部分は緩みが出ないよう、時々千枚通し等を使って締め付けをチェックする。

編み込みの進行方向(時計回り/反時計回り)は特に決まりはない。
ただ、右利きなら時計回りの方が編み込みしやすそう。

編み込み作業をしやすい位置を維持するために、ある程度編み込んだらエンジンをかけてハンドル回してをいいカンジの位置にし、エンジンを止め、ハンドルをロックさせて作業を継続する。

後はやってみてから臨機応変で対応していこう。