目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
GTE1号から取り外したパーツで2号にも取り付けようと思っていて最後まで残っていたのがこれ、大陸製のデコラティブダミースイッチです。今日は天気も良かったので、午前中から作業を始めて、予定では2時間もかからないと踏んでいたのですが、なかなか手強く、途中休憩しながら4時間以上もかかり、連休の1日の大半を費やしてしまいました😅
2
このパーツはもともとGTE1号に一度取り付けているので施工の手順は分かっています。
まず、左側のサイドパネルを外しますので、写真の部分を養生します。
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パネルの奥の方にビスの蓋があるので、下から細い内張剥がしかマイナスドライバーでめくって中のT20のビスを取り外します。
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パネル上部のセンターコンソールとの間に内張剥がしを差し込み、この部分を引っ張って上の方のクリップ2箇所を外します。
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クリップが外れたらサイドパネルを下前方に引くと外れます。するとシフトレバー左側のスイッチへの配線が見えますので、この配線のコネクタをスイッチパネル裏から外しておきます。ダミースイッチの配線はこのハーネスに繋ぎます。
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次に運転席に座り、センターコンソールのエアコンスイッチ周りをしっかり養生します。前方のトレイを開け、シフトレバーのブーツが取り付けてあるカバーを前の方から持ち上げると簡単に外れ、カバーをめくり上げることができます。
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スイッチパネルは4本のT20のビスで止まっていますので、この4本を外します。この時ビスを内側に落とすと面倒なので落とさないように注意します。
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ここで、シフトブーツが取り付けてある内側のパネルの4辺をしっかり養生します。外側のスイッチのパネルをくぐらせる時に結構ギリギリで擦れるので。
また、このタイミングで一旦イグニッションをONにして、シフトレバーをPからNに動かしてからイグニッションを切ります。
これ以降、ドアを開けると「シフトレバーをPへ入れろ」とピーピーうるさく鳴るので、ドアを閉めて作業を続けます。今日は気温も高かったので窓とサンルーフを全開にして作業を続けました。
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スイッチパネルを浮かせることができたら、各ハーネスを縁切りします。
まずは左側のボタン類のハーネスのコネクタ。横のロックを押して外します。
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次にSTART/STOPスイッチのコネクタ。これは外側のロックを押して外します。
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次は奥の小物入れの中にあるUSBコネクタ。手前にロックの突起が見えていますが、小さいので私は精密ドライバーで押しながら外しました。
なお、小物入れの中に12Vのアクセサリーソケットがある場合は、直下ではなくハーネスを助手席側に数cmたどったところに白いコネクタがありますので、そこを外します。
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最後にシフトブーツをとめているパネルの裏の、ギアポジションインジケーターのハーネスを横のロックを押しながら外します。これは外枠とは繋がっていませんが、外した方が後の作業がやりやすいです。
これでスイッチパネルは外枠ごと車両から外せますが、シフトブーツを止めている内側のパネルをくぐらせる必要があります。内側のパネルの短辺を先にくぐらせ、外枠の穴の対角線に合わせてくぐらせますが、結構キツキツで擦りながらくぐらせることになるので、慎重にゆっくり作業を進めます。
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外枠のパネルが外れたら、今度は室内に持ち込んでブランクカバーを外してダミースイッチと入れ替えますが、これに手こずりました。
パネルを裏返して柔らかいクロスなどの上に置いてブランクカバーを止めている4箇所のツメを押しながら外しますが、これが呆れるほど硬いです。隙間もわずかで片方だけ押しても外れないので、私は精密ドライバーで両側からツメを押しながら少しずつずらしました。前回も苦労したのですが、今回はさらに硬く、休み休みトライして1時間以上もかけて外しました。
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繰り返しツメを押すうちに少しずつ柔らかくなってきて隙間も広がってきますので、根気が必要です。私は途中で心折れて、もうツメを折ってしまおうかと思ったくらいです。
それでも、少しずれたら元に戻らないように隙間にラジオベンチの先を噛ませ、反対側を同じようにずらしてなんとか外れました。
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また、ダミースイッチのイルミネーション用のコネクタは、小さめの2Pのカプラーが付いてましたが、車両側にそのカプラーに適合しそうなものがなく、私はカプラーの根元から切ってケーブルを延長しました。同じ色のラインがなかったので茶は赤、灰は黒に変更して約15cmほど長くしました。
車両側のハーネスに割り込ませる必要がありますので、あまり使いたくはありませんがエレクトロタップを使います。なにぶん細い線なので、一番小さなエーモンの3334番を用意しました。何気に高い💦
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ブランクカバーが外れたら、ダミースイッチを嵌めるのは数秒で終わります😅
そして車両へ戻り、外した時と逆の手順で戻していきますが、シフトブーツのパネルをくぐらせるのにまた一苦労しました。時間もかかり、養生テープが擦り切れて下地が見えそうになってやっと入りました。
コネクターを戻す手順は、まずUSBポート下、それからSTART/STOPスイッチ、左側のスイッチパネル、そして右側のダミースイッチのイルミネーションの配線コネクタの順です。このコネクタの先はシフトレバーと干渉しないように出来るだけ後方をを迂回させて左側のスイッチパネルの下から出しておきます。そして最後にシフトブーツを止めている内側のパネル裏のコネクタを接続し、スイッチパネルを元の場所へ戻します。
また、このスイッチパネルを押し込んで戻す際は一発で入れるのはなかなか難しく、だいたいあと1-2cmというところでそれ以上奥に入らなくなります。ここで小物入れを開き、奥の方を少し持ち上げつつ手前を下げながら押し込むと、ぐっと入ってくれます。
この辺り、マニアックスさんのブログにかなり詳しく書いてありますので参考になりました。
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助手席側から見ると、このように赤と黒のラインを左側スイッチパネルのハーネスに沿って出しています。ハーネスのケーブルをまとめているテープは途中から巻き方が粗くなってますので、その部分を少しちぎってエレクトロタップを挿入し易いようにしました。
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エレクトロタップで赤をハーネスの茶のラインに、黒を灰のラインに接続し、開かないように絶縁を兼ねたアセテートテープでしっかりと止めておきます。
これで配線は完了ですので、この時点で各スイッチやイルミの点灯を確認します。
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最後に助手席側のサイドパネルを戻し、T20のビスを締めて完了です。やれやれ、思ったよりたっぷり時間がかかりました。
まあ、自己満足の世界なので良いのですが、もうやりたくない作業ですね😅
疲れました💦
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夕刻になって、暗くなりかけてから出かける用事があったので、ライトが点灯するタイミングで写真を撮ってみました。イルミもしっかり点灯しています。明るさが合ってなくてこちらの方が左側のスイッチパネルより少し明るいですが、いい感じです。
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この整備手帳も最近のアップデートで写真を25枚まで使えるようになって、より詳しく書けるようになったのはよいのですが、どうしても長くなってしまいます😅
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