
こんにちは。FEADERです。
先日、業者さんにお願いして現状のデロリアンの写真を何枚か送って頂きました。
内外装にうっすらと埃が積もっているのが不憫でなりません。コロナ禍がなければ、今すぐにでもそっちにいって掃除してあげたいくらいです。
修理のため2015年12月12日に預けて以来ですから、丸5年が経っているのですね…。
取り敢えずこれまでの推移を、ログとして残す意味でここに記載しておこうと思います。
ここから。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2015年12月12日
デロリアンピックアップ。
2016年1月15日
現状の報告をさせていただきます。
年末年始余り時間を割けなかった部分もありますが、少し手間取っております。
ATFの漏れはホース、シール交換で大方止まったのですがまだ何処からか滲んでいます。この特定にまだ至っておりません。ジワーーーーッとなので走行に支障が出ることはまずありませんが油圧が安定しないのが気になります。
エアコンに関しましては高圧ホース交換エキパン等も交換しています。エバポレーターも外してのリークテストの結果問題が無い事も確認済みです…が何処かからこれもジワーッと漏れます。
代替フロンCOLD12は粒子が小さく多少の漏れは仕方ない部分があるのですが、真空引きの状態でもリークしていくのでもう少しこちらも原因を探っていきます。
こういう状況でして暖気させるほどエンジンを回せていないので温間始動の状況を再現させられていないのですが、少なくとも冷間時格センサーの電圧に異常が見受けられません。
2016年1月26日
ご報告遅れましたが荷物は届いております。
他の重作業の車両が片付きましたのでデロの作業に戻ります。
片手間ながらご指摘の燃圧をしらみ潰しに測定してみました所、確かに燃圧の落ちが認められました。しかしどこまでなら落ちても問題ないのかがイマイチハッキリしませんので色々手探りで温間時 冷間時の数値を色々な状況を再現しテストを行っています。
バンパー等の塗装もあがって参りましたが、リップの部分がゴムですのでやはり若干割れが発生してしまいます。
軟化剤や伸びる特殊な塗料を使ったり 再度塗り直しを行います。
あとはエアコンなのですが、やっぱりびみょーーーーーーに漏れていくのが止まりません。渡辺号でも同じような状況が2年以上続き色々交換していったら止まったので、必ず止めれるはずです。なんとか頑張ります。
ATの漏れはなくなりました。
2016年2月16日
そろそろ納車の段取りを始めたいと考えておるので
ご都合をお聞かせ願えませんでしょうか?
と言いましてもまだ塗装があがっていませんので車検もまだなのですが、、、今月中に納得の行く出来に仕上げてもらう予定です。
2016年3月15日
今現在陸運局の検査ラインに居るのですが音量音圧で弾かれました(笑)。そしてヘッドライトですが光が収束せず光軸が拾えませんので光量が足りませんでした…。
まぁ何とかして通します。
納車の日程ですが申し訳ありませんが来週26 27にしていただけませんでしょうか?
こういう車は目をつぶってくれることが殆んどなんですけどね。
保安基準には国際基準調和と相互承認の拡充という名目で開発国の保安基準を適合していれば良いという特例があるので大概近接排気騒音を測りもしないのですが、ちょっとあまりにも賑やかやねぇ(^_^;)と言う事で、「もう少しでいいから静かにならない?」と指摘されました。
一応108dbまではOKなのですが、121dbもある(最大出力の75%の回転数で測るのですがエンジンの仕様が明確でないので2500RPMと甘目の測定でもこれです)。
なにより問題なのは他のデロを持ち込んだことがあるので、純正がもっと静かであることがバレてるという事です(笑)。
2016年3月22日
検査リベンジ。
マフラーに詰め物をするので常用できず根本的な対策とはなり得ないが、車検だけは何とかする。陸運局がだめなら指定工場で指定整備の車検で騒音は無かったことにするつもり(笑)。
一応3/26納車予定。
2016年3月23日
検査をクリアし、最終のロードテストを行っていたが、突然エンジンがストールし再始動できなくなった。
小一時間ごそごそと弄ってみたが現状では原因が解りらない。何の前触れもなく急にストールしたので、十中八九電気系統の何かで間違いないと思うのだが…。
プラグは問題なし(全部見たわけではないので明日全部外しますが)。エンジンがとりあえずは回るので、火が飛んでない訳でも燃料が全く供給されて居ないわけでもなく、アクセルオフでエンジンがストールして掛からないので、点火か燃料噴射のどちらかが、アイドル域だけ全く機能していないのではないかと思っています。
低回転域の信号が拾えていない、もしくは低回転域の制御機能が停止しているのだと思われます。ヒュージブルリンクなど、その辺が怪しい気がしますので箇所を絞りつつ一つ一つ地道に探します。
→帰還延期
2016年6月6日
こちらを直せばあちらが壊れ、こっちを直せばあっちから漏れを繰り返し、ほとほと困り果てた状況が続いておりますが、完璧を求めるとキリがありませんので乗っても支障が無い状態でお預かりした時よりずっと調子は良いのでお返ししようと考えております。
今月末を目処に考えているのですが如何でしょうか?
2016年7月7日
エンジン・エアコンを掛けて洗車中にエアコンのコンプレッサーが突然ガラガラガラガラと異音をたて始めた。
エアコンは効きはするが負荷が増大したせいかオーバーヒートしてしまう。
ベアリングがダメなのか本体の故障か、今から取り外し確認する。
2016年9月12日
コンプレッサーの粉砕した鉄粉がエアコンラインに入り込んでしまい、洗浄しても洗浄しても出てくるので難儀しているところ。
2016年12月16日
現状の報告。とにかくエンジンの調子が良くない。
油脂類の漏れ等は止まっているが ハンチングが収まらず加速中の息継ぎが酷い状況。
フュェルデストリビュータ他ありとあらゆるものを分解整備して組んでいるが、どうも綺麗に回ってくれない。
コンプレッションは問題なくあるので、エンジン本体の問題である可能性は限りなく低いのが救いだが。
2017年7月31日、私から送信。
アメリカのDMCから封書が送られてきた。
以前デロリアンにインストールした新作フュエルポンプについて、ポンプが継続動作している時にイナーシャスイッチが作動する場合があるらしい事と、それに対する対処法がSERVICE BULLETINとして書かれてあった。
書類についてはもう少し読み込んでみないと、まだ理解が不足しているが(私の方でレスポンスを返す必要があるとか無いとか)、取り急ぎお聞きしたいのは、フュエルポンプとエンジン停止について何か心当たりの有るようなトラブルが有ったか無かったか、という事。
>書類を四枚画像ファイルで添付。
2017年8月1日
まさにこの症状がビンゴかもしれない。
エンジンが停止する事は無いが、燃圧が突然下がる症状が収まらず、燃圧降下と共にエンジンがボコボコ吹けなくなる。
何度もポンプと燃料ラインの分解点検を行なったが一向に改善せず、他車の燃料ポンプを流用しても同じ症状がでるので電気系統が疑わしいことは間違いのだが、何故カットオフが入ってしまうのかが追求できず、強制作動させる回路を新たに設けたがこれでは安全面に問題があるので困り果てていた所。
頂いた資料を熟読し最初から原点に戻ってトライ&エラーを行います。
2017年11月2日
以前ご指摘いただいた燃料ポンプの不具合対処。
サービスキャンペーンも出ておりポンプを新品に交換致した所、カットオフが介入し燃料ポンプが停止する不具合は無くなったものの、依然燃圧が降下する症状が時おり顔を出し、吹けなくなる・ギクシャクするなどの症状は残っている。
頻繁に出るわけではなく乗れなくはないが、気色悪いので燃圧降下の原因を調べた結果、ポンプへの電圧そのものが落ちこんでいた。症状がずっと出る訳ではないので出たときの電圧モニターをかけるのに時間を要した。
それとともに、燃料ポンプへの電源のみが電圧降下するのではなく、車全体が電圧降下している事が判明し(たまたま燃料ポンプに解りやすく症状が現れただけで他の機器もすべて影響をうけている様子)ダイナモからの発電が安定していることから何かの拍子に漏電していると断定。
ボンディングアースが出来ずアースの戻りに元々不安のある車なので、至るところからアースを引き漏電箇所の特定を行っているが未だ見つけ出せず、怪しい箇所はハーネス自体を引き直している。
2018年8月20日
デロは相変わらず調子が悪い状態。
2018年11月17日
公道走行をさせるべく保安基準の適合を目指しているが、エンジンのアイドリング 更け上がりが安定せず排気ガスのCO HCを適合させられていない状態で、急ピッチで調整を行なっている。
ここまで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー