MF01 スペイシー250 ジェネレーターカバーガスケット交換 フュージョンもね
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
オイル滲みということで購入してしばらく乗っていたけれど、高速道路を試しに走ってみたら、オイルジャジャ漏れですよ。
アイドリング放置では漏らないが、ちょっと回しに気味に走ってくると、盛大に漏れる。
外観目視で怪しかったのがジェネレーターカバー。
液体パッキンてんこ盛りなのがハミ出しているなぁ。
とりあえずジェネレーターカバーのガスケットを交換して漏れが止まるかどうか試してみる。
見ての通り、MF01Eエンジンはオイルのラインをはずさないとジェネレーターカバーも外れない。
2
今回は車載状態で交換したが、結論から言うと、シート下にシリンダーヘッドやキャブが見えるフュージョンと異なり、スペイシー250では、エンジンを下ろしたほうが楽。
オイルパイプラインを曲げたりしないで作業するには3ヶ所のバンジョーボルト
・シリンダーヘッド
・ジェネレーターカバー
・セルモーター下
を外さなければならないけど、燃料タンクとヒートカバーでシリンダーヘッド部にアクセスできず、セルモーター下もセンタースタンドのせいで非常に作業がシズライ。
スペイシー250のMF01Eエンジンはフュージョンだと存在するエンジン下のドレンボルトがないので、横からオイル抜き。
このMF01Eエンジンは、スペイシーとフュージョンで細部が異なるが、クランクなどの互換性も無いようなので、お釈迦になった時にはフュージョンから下ろしたほうものに積み替えたほうが良いだろう。
3
クーラントはウォーターポンプカバーの下のドレンから抜き。
ちなみに、ウォーターポンプのメカニカルシールとガスケットも交換した。
ここまではまぁまぁ上手く行ったかなぁと思っていたら!
4
ジェネレーターカバーのボルトが1本だけ、センタースタンドブラケットの後ろに隠れていて、外れず。
エンジンハンガーボルトを1本抜いて、ずらして外し。
5
外れた!
中はキレイ。抜いたオイルもクーラントもキレイだったので、扱いは良かったんだろう。
フライホイールがエンジン側に残り、ジェネレーターはカバーにくっついている。
6
ガスケットが切れているが、オイルの貯まらない天井側だったので、走って圧力がかかった時だけそこから吹いていた。
前修理者は、ここまで外してもガスケットを替えなかったんだなぁ。
7
ジェネレーターもピックアップも外して、洗浄。
ガスケットもキレイに剥がしたら、新品に交換。
ここまで外したらピックアップも新品にしたほうが良かったかもしれない。
蓋してオイル入れてクーラント入れて終わり。
カバーを付ける順番は、
ジェネレーターカバー
↓
ウォーターポンプカバー
↓
オイルパイプ
の順。
ジェネレーターカバーにウォーターポンプカバーを付けてからだと、ウォーターポンプのシャフトの嵌合が上手く出来ずに往生する。
ジェネレーターカバーを合わせてから、ウォーターポンプのインペラを回してシャフトを嵌合させ、それからウォーターポンプカバーを付けるのが吉。
オイルのラインは最後に付けないと、ウォーターポンプカバーが付けられない。
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