
アバルト500に試乗してきました。
まずは、素のアバルト500に試乗。
エンジンはSPORTスイッチ・オフのノーマルモードで走り始めました。
ノーマルモードでも、とても元気に加速。
回転上昇とともに3,000回転くらいからパンチの効いた加速感と、
ブロロロォ~ッ!と、やる気にさせる排気音でとても運転が楽しく感じられました。
そしておもむろに、SPORTスイッチをオン!
最大トルクがノーマル比 +2.6kgmの21.0kgmにアップします。
正直そんなに思いっきりトルクフルになったという印象は受けなかったですが、
2,000回転くらいからの加速感が上乗せされ、断然オンのほうが運転は楽しかったです。
C2 VTSに比べるとシフトノブがちょっと大きくて最初は操作しにくい印象でしたが、
慣れれば大した問題ではなく、シフトストロークもC2よりは短めで、
シフトダウン時にアクセルを少し煽ってやると、さらにギアが入りやすくなりました。
右ハンドル車だったので、フットレストはほとんど無く、コレはちょっと残念な点。
ただし、右ハンドルの運転の安心度は捨てがたいし、
事実お話を伺ってみると、右ハンドル車と左ハンドル車の比率は6対4くらいだそうです。
それから、この後に試乗したエッセエッセ・キット装着車に比べると、
若干ブレーキの制動感に不安が残るような感じで、とくに最初のブレーキ・タッチの印象は
あんまり良くなかったです。
次に幸運にもエッセエッセ・キット装着車の試乗ができるということでしたので、
お言葉に甘えて試乗させていただきました。こちらも右ハンドル車でした。

エッセエッセ・キットには、ブレーキ関係では
①フロントハイパフォーマンスブレーキパッド
②フロントドリルドベンチレーテッドディスク
③リアドリルドディスク
が装着されているので、
未装着車に比べた場合に大きく変化が感じられたところは
既に書いたとおり、ブレーキの初期タッチが未装着車に比べて強く、
安心感がエッセエッセの方が断然上でした。
エンジン特性も、馬力は25ps、トルクも2.5kgmアップの
最高出力 160ps、最大トルク 23.5kgmになります。
コンピュータ・チューンで実現しているとは言え、
コレはちょっと付けたくなるくらい、加速感が充実します。
タイヤも195/45/R16から205/40/R17になりますが、
40扁平タイヤを履いてるとはいえ、ドタバタ感や突き上げ感などは特に大きくならず、
クイックなステアリング感がさらに増して、レーンチェンジなどが楽しくなりました。
こんな感じで、エッセエッセに乗らなければ、アバルト500は分からないって言えるくらい
変化が大きかったです。
インテリアに関しては、特にエッセエッセとノーマルで変わったところは無さそうで、
ステアリングやシートも共通でした。
シートはやはりちょっと硬いかなぁという印象で、長距離運転したときにどうなのか、
気にはなる感じでした。
アバルト500購入者の約半分がエッセエッセ・キットを装着するということですので、
運転してみて、ガッテン!x 3な感じでした^o^/
帰り際に、エッセエッセ・キットとは別売りですが、
アバルト純正レコルト・モンツァマフラーが装着されたアバルト500を目撃。
左右2本出しのエキゾーストパイプは見た目だけでなく、
エンジン始動時から、より凄みのある排気音で、
+5馬力ながら、これも装着したくなるオプションだなぁと思ってしまいました-_-;
お読みいただき、ありがとうございました!
Posted at 2010/12/05 22:22:34 | |
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