車高調取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
フロントサスペンションを外すため、
ボンネット内上部ナットを緩め
(指定トルク44N-m)
ブレーキホース止めを外し
(指定トルク21.5N-m)
ABSセンサーも外し
(指定トルク21.5N-m)
スタビリンクもボルトを(切り)外す
(指定トルク29.4N-m)
ジャッキでブレーキローター下部を支えてから
上部ナット
ストラット下側ボルト×2
(キャンバーボルト 指定トルク 90N-m)
を外す。
ロアアーム(ブレーキローター部)が落ちると
すごく大変な事になるそうです。
2
取り外した純正サスペンションから
上部ナット、
ワッシャー
ブッシュ
マウントブッシュ
を車高調へ取り付ける
ストラット下側のボルトも
純正ボルト×1、ナット×2を使用。
他にベアリング(※)も純正を流用しますが
今回は別に購入していて、
予め車高調へ組んでいただけてました。
車高も取り付ける前に
開発車両の参考データに
合わせてセットしておきました。
フロント取り付け後、ブレーキホースの
固定位置が微妙に変わるので、
ステアリングを左右にきって
ホースに負荷が掛かり過ぎないかチェック。
3
つづいて、リアのサスペンションを外す
ショックは上と下がボルト
で止まってるだけでしたが、
スプリングはショックを両方
外してからでないと、
アームが降りないので
取り出せませんでした。
こちらも、取り外す際は
ジャッキでブレーキローターを支える
↑
追記
リアのローターはフロントと違い落ちないので、支える必要はないです。
ショック上部ナット
指定トルク 25N-m
ショック下部ボルト(アクスルビーム)
指定トルク 53.9N-m
4
リアサスペンションは
ショックの純正ブッシュ×2と
スプリングの上下に挟む
ラバーシート流用です。
ナット、ワッシャーは車高調付属の
物を使用、
車高はこちらも事前に
データに合わせておきました。
5
リアのゴムシートは
上下とも、スプリングの
座りを良くするため
加工が必要になります。
特に、下側のラバーシートは
思っていたより、たくさんカット
しないと、すんなりロアアーム
の凸の部分に入らなかったので
手間が掛かりました、
削りすぎないように
恐る恐るカッターで切り込んで行く。
6
大まかにアライメントを合わしてみて、
約30Km程、試し運転。
特に異音などもなく、
タイヤハウス内への
タイヤの接触もありませんでした。
車高はメジャーで測ってみたら
地面からフェンダーまで62cm+αで
参考データとほぼ揃ってました。
そして、翌日再度アライメント調整
テスト車両のデータも参考に
左 フロント 右
ト-タルトー -1.0mm(トーアウト)
個別トー -1.0mm? -0mm?
キャンバー -1°22′ -1°10′
キャスター 測定せず
左 リア 右
ト-タルトー +6.0mm(トーイン)
個別トー +3.0mm? +3.0mm?
キャンバー -1°83′ -1°34′
キャンバー角のマイナス表示は
ネガティブ(ハの字)状態です。
良く分からない部分だったので
純正と同じ0度くらいを目指そうと
思いましたが、さすがに4cmダウンすると
ポジティブいっぱいに調整しても
キャンバー角が付いてしまうので、
そこら辺で合わせました。
何度もジャッキで上げ下げすると、
キャンバー角などは良く分からなく
なってしまいそうなので、
この辺りで、測定・調整は断念しました
ミリ単位の調整はホントに難しかった。
追記、数値がmmなので表示修正しました。
7
翌々日ストラダーレへ行き
ホイールアライメントの測定&調整を
していただきました。
結果は
左 右
ト-タルトー -2.0mm(トーアウト)
個別トー -0.5mm -1.4mm
キャンバー -1°25′ -1°01′
キャスター +3°34′ +3°23′
でした。
その後お店で調整していただき
下の数値に、キャンバーはもう少し付けた
方が良いとアドバイスいただきましたが、
もう少し慣れてから角度を付けて
行きたかったので、
現状で左右合わせてくださいました。
追記
リアの踏ん張りも効くようになってるので、キャンバー角は少なくても2.0度くらいは必要です。
3.0度超えるとタイヤ内側の方減りが出てくるので、街乗りならそこまでがベストな感じ。
左 右
ト-タルトー -0.9mm(トーアウト)
個別トー -0.5mm -0.4mm
キャンバー -1°24′ -1°22′
キャスター +3°32′ +3°28′
左 リア 右
ト-タルトー +4.1mm(トーイン)
個別トー +0.9mm +3.2mm
キャンバー -1°53′ -1°26
リアは調整不可です、
4輪アライメント(個別トー)
はステアリングのセンターが
しっかり出ていなかったようで
だいぶ違ってました。
追記、数値がmmなので表示修正しました。
8
帰る道中も高速、一般道と
いろいろなシュチュエーション
を試してみると、
コーナリング中、ロールが大きく
なると、タイヤがどこか内側に
擦れてました。
帰宅翌日、タイヤハウス内を見ると
出っ張ったカバーが擦れていたこと
が分かったので、今のところ
特に大問題にはならずに済みました
追記
フェンダー上部へタイヤが接触してました。
しばらく標準(-4cm)のまま減衰力の調整
を行い、ある程度自分なりに調整してから
少し車高を上げようかと思います。
また、タイヤも次回購入は
215から205に狭めようかと思います。
アライメントもきっちりとっていただけたので、
今後の基準にしようと、目印を付け直そうと
思ったら、すでにお店での作業時に
付け直していただけてました、
さすがに、仕事が早い。
あっ、ついでに少し早かったですが
リジカラと車高調の増締めチェックも
行いました。
車高調取り付け時の走行距離は
約22,500km
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