WAKO'S PAC PLUS / パワーエアコン プラス  

品名：PAC-P（パワーエアコン プラス）
容量：25g

直射日光が当たらない屋根の下で時計の部分（エアコン操作部の上）に表示されている外気温計が34℃の環境にて、アイドリング状態で運転席ドアだけ全開のままでエアコンの設定温度：最低＆風量：MAXにしている時にガス圧は高圧側1.4MPa／低圧側：0.39Mpaで車内のエアコン吹き出し口の送風温度が13～14℃くらいでしたが、添加後は送風温度が12℃前後くらいまで下がりました。
※車両側の配管にマニホールドゲージの高圧側のホースを繋ごうとしたときに一発では繋げられなくてほんの少しですが冷媒ガスがブシュッと漏れましたのでPAC-Pの缶の中に入っていたガスと差し引きで冷媒ガス経路内のガスの量はそれほど変わっていないと思います。
※添加後、停車状態のままエンジン回転数を2000rpm弱くらいに保持していると送風温度はもう少し下がって10～11℃くらいになります。

P.S.
WAKO'SのPACシリーズには今回入手したR-134a専用の「PAC-P」以外にも、R-134aとR-1234yfの両方に対応している「PAC-L（パワーエアコン リキッド）」もありますが、WAKO'Sの営業担当者さん曰くR-134aの車両には「PAC-P」の方がお勧めですとの事でした。
※「PAC-P」は圧力缶（？）に入っているので缶との接続部側でエアパージを行うことができる構造の低圧側に繋ぐホースが1本あれば充填できますが、「PAC-L」は瓶入りの液体になりますので（コンプレッサーを取り外していたり冷媒ガス経路の途中を分解してガス充填前でしたら接続する前の配管の途中から入れてしまえばいいと思いますが）配管内にガスが入っている状態で「PAC-L」を添加するにはガス漏れ検知用の蛍光剤などを充填するときに使う注射器タイプや、薬剤を入れるシリンダーの後ろに冷媒ガス缶を繋いでそのガス圧で薬剤を充填するタイプの専用工具が必要になるのではないかと思います。