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みんカラアプリに促されて、この自転車の保証書を漁りました。と、確かに１９年前の今日買ったらしい…もちろん保証切れですが（笑）

自転車で１９年とは随分とまあ長いこと乗ったものです。

思い起こせば、自転車屋のショーウィンドウに飾ってあったのを見て一目惚れ。買いたい衝動を押さえて、一週間の冷却期間を置いたものの、結局買ってしまいました。

紹介文にも書きましたが、1998年当時は小径車自体珍しく、ミニベロなんて洒落たものは、アレックスモールトンくらいでした。ミニベロって言葉も購入当時は聞いたこともありませんでした。調べてみたものの、はっきりとしたことは分かりませんが、もしかすると日本初の量産型小径ドロップハンドル車（注）かもしれませんね。

そもそものきっかけは、会社まで自転車通勤することを考えての購入でしたが、購入後しばらくしてボスがアイルランド人から日本人に変わり、オイラはお払い箱されてしまったのでした。しばらくフリーランスで働いていましたが、社長が日本人からフランス人に変わって、その会社から呼び戻され、再び自転車で通勤した思い出があります。

やがて会社が移転したので、自転車通勤はしなくなりましたが、そんなとき東日本大震災に…長い距離を自宅まで歩きました。自転車通勤だったらとも思った瞬間でした。それでも震災直後のガソリンが手に入らなかった時も、この自転車があったので移動に困ることもありませんでした。かなりの距離を楽に走れる頼もしい自転車です。

購入当初は異色な小径ドロップハンドル車でしたが、こうしたモデルも今では普通に見かけるようになりました。これからもメンテして永く乗っていこうと思っています。

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注：
1970年代にアラヤ（レマイヨのホイールはアラヤ製）からマイクロハリーという小径車でドロップハンドルの自転車を販売していたことが分かりましたので、レマイヨが日本初では無いことが明らかになりました。