サンタモニカをご存知の方は、相当なジムニストに違いありません。
もっぱら夏限定車ですが、雪が降ると何故か冬でも走る事もあるという…これで雪中で難儀している友人を迎えにいったら、こっちで来たんかい!と呆れてしまったという話もあります。これで、法事に行くと確実に白い目で見られます (苦笑
水上走行…は、できませんが、夏は夏の暑さを堪能して楽しんでいます。よく水陸両用車ですかと聞かれることがありますが、そのように聞かれたときは「はいそうです」と間髪入れずに答えます(笑)
ノーマルシートが朽ち果てたため、派手なSPARCOシートを装着しました。そのSPARCOも、最近色あせてきました。ヤレた感じがハワイ風だと思うのは、親の欲目でしょうか。
AUTO CRAFT IZUでおそらく100台ほど作成された車になります。うちのはJA71をベースで製作されたものになります。車両重量はボディーがFRPなので、備品類を搭載した実測値で740キロほどです。
改造車の扱いではありません。なので、いわゆるマル改ではありません。はっきり言って雑な作りで、かなりいい加減な出来ですが、そこがこのクルマの魅力だったりします。プラモデラーの血が騒ぎます(笑)
こんないい加減な作りのクルマが100台強制作され、売れた(買い手がいた)のは驚きです。ほとんどがトライアル競技で消えていなくなったので、現存するサンタモニカは、おそらく1桁台ではないかと思います。ジムニー歴史館に1台飾られているので、そのうち遊びに行こうと思っています。
ジムニー歴史館:
https://sites.google.com/view/jimny/
JA71ベースなのでドッカンターボのじゃじゃ馬ですが、550 CCと言うこともあり、たいしたパワーでは無いので、じゃじゃ馬としては乗りやすいです。常にアクセル全開でも、たいしたスピードが出ません。
エンジンチューンも施した事がありますが、乗りにくいのでマフラーを残してノーマルに戻してあります。太めのマフラーからは、550ccとは思えない低めの排気音を出します。一応車検対応です。
タイヤはランサーではきつぶしたラリー用タイヤを使っていました(過去形😢)。車検に通るだけ山を残して、サンタに回していましたが、ランサーを降りてしまったので、新しいタイヤの入手に悩んでます。
初年度登録は昭和63年3月ですが、車体架装が完成したのは昭和天皇崩御の直後。ですので紹介するときは、昭和64年のクルマと言い切ってます。もう30年以上になるのであちこちガタガタなんですが、愛着があるので許される限りずっと手元に置いておきたい車です。