センターパネルにデュアルスイッチ その２：スイッチを改造

　前回、「次回に続く」と先延ばしにした理由。。。

　やり直しました。気に入らなかったからｗ

　１回目の経験を活かし、シートを剥がす際に一手間掛けました。「型抜き」の要領でキレイに剥がれる様に針でスジを入れてから剥がしました。

　さて塗装が乾くまでの時間を使って今度はスイッチ自体を加工します。

　テールゲートの開閉スイッチはモーメンタリスイッチ常開と言って、押している間だけオンになり、離すとオフになるスイッチが使用されています。

　それとは異なり、１回押すとオンになり、もう１回押すとオフになるスイッチがオルタネイトと言いますが、今回用意したデュアルスイッチは上下共にオルタネイトです。これの片方だけモーメンタリに改造します。
　スイッチの○の箇所にピンが見えますが、このピンが引っ掛かってオン状態を維持する仕組みなのでこのピンを抜いてしまうとオン状態を維持出来ずにスプリングでオフに戻る　つまりモーメンタリスイッチになると言うわけですが、このピンは１度抜くと付け直すのはほぼ無理ですので注意。拙は下だけをモーメンタリに改造しました

　そして改造したモーメンタリスイッチを電動テールゲートのスイッチの代わりにするにはこの様に配線します。
　安全対策としてトグルスイッチを倒しながらモーメンタリスイッチを押すとリレーに電気が通り、スイッチが押された状態になると言うわけです。

　スイッチ加工が出来たら上の配線図の様に繋げばいいのですが、今回はさらにもう一歩踏み込んで、５極２回路リレーと４極リレー２つの組み合わせ でスイッチの機能をアップさせました。
　図で言うと、トグルスイッチを倒しながらモーメンタリスイッチを押すとスイッチAが繋がり、トグルスイッチを倒さずにモーメンタリスイッチだけを押すとスイッチBが繋がると言う動きになります。
　テールゲート用なので常時プラス線を使っていますが、モーメンタリスイッチ、トグルスイッチは共に離すと戻るので押している間だけ通電します。

（追記）
　５極リレーは２回路でなく１回路でもこの構成では問題ありません。

　配線図を描いてリレーを基板にはんだ付け。線とカプラーを繋いで適当な箱に入れてユニット化しました。こんな面倒な事をせずにトグルスイッチと モーメンタリスイッチでそれぞれ直にスイッチAとBをリモート操作した方が簡単なのですが、こうしたのは電動テールゲートスイッチの誤動作防止を優先したからです。

　次回に続く必要はない？