１Ｇ　オルタネーター 分解 ７Ｍとの比較

１Ｇのオルタ（ＧＡ７０スープラ用だったけど）が
某オクで安価にて出品されておりました。

実は ７Ｍ用より先に１Ｇのオルタを
入手していたのですが
所有しているソアラが７Ｍの為
どうも やる気が起きず ずっと倉庫に
眠らせておりました。

昨日 ７Ｍオルタをバラしたら スイッチが
入り 今日 仕事終わって 帰ってきてから
即 分解。
エンジン修理書は１Ｇ－ＦＥ用ですが
まぁ ツインターボとかと大差はないでしょう。

昨日（７Ｍオルタ）と全く同じ作業。

プーリーのナットは２２ｍｍ。

各ネジ類は昨日 ビットソケットと
スピンナーで頑張って外しましたが
今日はショックドライバーを使用しました。
ただ ショックドライバーは あまり強く
叩き過ぎるとネジ山潰してしまうので
注意が必要ですね。

ローターとベアリングが くっついて
外れてきた為 小さいプーラーで
ベアリング取り外し。

ちょっと影になってしまいましたが
１Ｇと７Ｍのオルタの主要部品陳列。

左が１Ｇで 右が７Ｍ。

男の子って こういうの好きでしょ！？

上から
・ケース及びステータコイル
・ローター
・ブラシ
・レクティファイヤー

ブラシ以外は全て ７Ｍ（右）の方が
大きい。

ブラシも 若干 側の形状が違います。
まぁ 電気流すだけだし 取り付け穴
位置は ほぼ変わりないので
付けれない事はないかも知れませんけどね。

・レギュレーター
・ベアリング

レギュレーターは ほぼ同等と思われますが
良否判定基準が 導通と極性を逆にして
流れないかだけなので『 使えます！！』
と、大きな声では言えませんね。

続いてベアリング･･･
同じでした。
ちょっと見難いですが ３段目のノートメモに
寸法記入。
でも 形式は違うんですよねぇ。

上図のローターも１Ｇと７Ｍで
大きさが 一回り違うのですが
軸の径は同じなんですね。

ただ １Ｇも７０Ａ、８０Ａとあるので
そちらも軸の径が同じかは不明です。
すみません。

オルタネーターって 構成部品は
ローター・ブラシ・レギュレーター・
レクティファイヤーくらいなんですね。

セルとかＤＣモーターって バッテリー電圧から
ブラシを通って アーマチュアコイルを
回すイメージですが
オルタはエンジン回転をローターに
伝えて
ブラシで発電→レギュレーターで
電圧制御して
レクティファイヤー（トランジスタ）で
交流を直流に変換して バッテリーに
返すという
反対の動きをさせてるだけなんですね。

画像 無断引用スマソ。

７Ｍ・１Ｇを分解してみて思いましたが
スリップリングが結構 摩耗する感じですね。

レギュレーターやレクティファイヤは
そうそう故障する事もないでしょうし
ここをクリア出来れば 至って簡単ですね。


とりあえず 今日のところは１Ｇのオルタを
バラシて ７Ｍオルタと比較したかった
だけなので これでおしまいです。