７Ｍ オルタネーター オーバーホール ②

オルタのスリップリングを
どげんかせにゃいかん･･･

三河の人間だから
これじゃ えらいもんで 何かしなかんでしょう～
かな？

キットカット 買っとかんかったから
あかんかったんだって･･･
（↑三河の人なら違和感ない会話）

何とかローターを回してスリップリングを
切削したい。

よく見ると ローターのエンドに
六角面が！！
サイズは１０ｍｍ。
インパクトレンチのソケットを
12.7から9.5に落とせば 差し込め
回転させる事が出来る！！

ローターはベアリングで支持している為
ベアリングの径を支えるモノを造れれば
インパクトで回せる！！

ホームセンターで買ってきた２ｘ４の角材を
電ノコで適当なサイズに切断し
先日 スピーカーボード製作の際に
購入した自由錐で各径に穴開け。

２ｘ４だと スリップリングが出て
来なかった為 １０ｍｍ厚程度の板を
再度 自由錐で穴開けし ローター回転用
簡易旋盤の完成。

下面にプレートを敷き ブロックに
紙ヤスリをセットし 研磨開始。

しかし どうにも力が逃げてしまい
両面テープを貼ったりしましたが
どうにも安定しない。

そして何より いつ自分に吹っ飛んで
くるかという恐怖で集中出来ない。

顔なんかに飛んできたら 日本中の
美人人妻を悲しませる事になってしまう･･･

という事（どういう事！？）で
台座を木の板に変更し 下面からビス留め。

はじめ精度が必要かと思いブロックを
当てていましたが
どうにも埒が明かない･･･

結局 鉄ヤスリを当てて 削りました。

まぁ 正直 接触するブラシが柔らかく
ブラシの形状が変化していくので
そんなに精度も要らないのかな？

後から思いましたが 精度を求めないなら
ハウジング（オルタの側）を組んで
足やバイスで押さえながら削っても
大差ないですね。

エンジンに着けたまま オルタの後ろの
カバーを外して エンジンの回転で
回すのも 一つの手ですね。
（ちょっと怖いけど･･･）

鉄ヤスリで切削しましたが なかなか削れず
結構 時間が掛かりました。

でも 黒ずんだ所が 少しずつ銅の綺麗な面に変わっていき
本当に旋盤で切削している様な気分になり
感動しました。

仕上げに紙ヤスリでラッピング。

＃１８０→２４０→４００まで実施。

修理書でも＃４００･･･と記載があったので
＃４００までにしたのですが
今 見直してみたら 損傷がある場合･･･
だった(-_-;)

だったら＃１０００くらいまでやって
ピカピカにしても良かったのかな？

で、なんだかんだで完成。
まぁ 許容範囲内でしょ？

でも思いました。
修理書でも０．４ｍｍ以上の段差がある場合は
切削と書いてありますが
凹凸をフラットにしても ブラシが
接触する位置は変わらない。

だったら 接触する位置だけ磨けば
良かったんじゃないかな？と･･･

前回と同じ画像（しかも無断引用）で
申し訳ありません。

セルモーターの時も そうでしたが
ただ単にブラシが接触する部分が
焼けて絶縁不良となっているだけなので
ワイヤーブラシとかで焼けだけ
取ってあげれば 事足りたのかも
知れませんね。

まぁ とりあえず このオルタが
正常動作しなければ
何を言っても 机上の空論ですが･･･

続く。