ＡＴ シフト軸 ブッシュ 交換

最近の整備手帳で流行り(？)である
ＡＴのシフト軸 ブッシュの交換作業を
実施致します。

もう 二番煎じ、三番煎じどころでは
ないですが 自身の整備記録という事で ご勘弁下さい。

こちらの部品はトヨタ純正部品で
まだ廃盤にはなっていませんでした。
(2020年10月現在)

僕は ディーラーさんで発注ではなく
いつものモノタロウさんで
お願い致しました。

モノタロウさんは 純正品番を
叩けば 商品が出てきます。
(廃盤でなければ)

逆に ソアラ ○○ 等で検索すると
全然 出てこないので ご注意下さい。

こちらは 90385-11003
560円/個でした。

これを 数倍の値段で 某オクで出品されて居られる方もいますので
ご注意を･･･。

自分のソアラは 現在 ドンガラ状態なので
即作業開始出来ますが
作業される場合は 極力 シフト廻りの
内装部品は 全て外した方が
作業性が良いです。

赤○4点 Ｍ６ボルト(対辺10mm)の
ボルトを取り外します。

1枚目:取ったどぉ。

2枚目:ボルトが取付けられていた
部分の金属カラーを取り外します。
ドライバー等をブチ込めば
スコンと取れます。

3枚目:対辺13mmのボルト頭。

4枚目:対辺12mmのナット。
ボルトとナットでスパナサイズ(対辺)が異なるのは
珍しいですね。

ボルトの頭は低頭だし
ナットも3種で薄型。

別に それ程 クリアランス気にする
所でもない様な気がするのですが･･･

ボルトの頭が薄いので ちょっと
取り外し難かったです。

ボルトが抜けました。

これと 更に同一長さのパイプも
入っていたのですが
写真を撮り忘れておりました。

他の方の整備手帳でも そうでしたが
元々のブッシュは跡形もなく
砕け散っておりました。
(画像1、2)

3枚目が新品のブッシュなのですが
画像の様に とても柔らかい材質なので
熱と経年劣化で 結構 寿命は早いんじゃないかなぁ？
と、思いました。

そのまま組み直すのも芸がないと
思ったので 左右で異なる種類の
グリスを塗布し 組み付ける事に
しました。

2枚目の画像の物が 先程 撮り忘れたパイプです。

スレッドコンパウンドとリチウムグリスを塗りました。
(1枚目と2枚目の写真の表現が
逆だな･･･ スマソ)

経過観察の結果ですが
次回 交換するまで この車が
この世に存在しているか？

はたまた 私が この世に現存しているか･･･



グリスを使用して 写真 撮るのって
ホント 面倒くさい！！

一枚目:ブッシュ・パイプを組み付け。

2枚目:ボルトにスレッドコンパンウンドを塗布し 組み付け。

まぁ ボルトが焼けた感じはありませんでしたが
私の拘りで･･･

あとは元に戻すだけですが
シフト廻りが汚かったので
軽く清掃して 取り付け。

取り付け後の感想。

全然 違います！！
今までガタがあって 当たり前だと
思っておりましたが 新車の時は
こんな感じだったんですね。

部品代 1千円程度と 1時間足らずで
とても満足出来る整備だと思います。

もし シフトのガタが気になる方が
居られましたら 簡単ですので
チャレンジされてみては
如何でせうか？

おしまい。