T31エクストレイル、バックドアの防音処理
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車内の防音処理の最後として、バックドアの防音処理をしました。
使った材料は荷室付近の防音処理と前後ドアのデッドニングで残しておいたものです。
主な材料は「エーモン 2198 パワフルサウンドキット」「エーモン 2405 ボディデッドニングキット」「日東エプトシーラー No.686 20mm×15mm×2m 686X20X15」「全天テープ(ブチル両面テープ)」「ソフトレイ」「OFパンチ」「内張りクリップ」等です。工具等は省略します。
まず、具体的な作業に入る前に、内張りとボディ鉄板・リアガラスの当たる箇所にマジックで印をつけました。目印をつける理由は、内張りとボディ鉄板・リアガラスとの干渉による異音を防止するエプトシーラー添付箇所の目印にするためです。
内張り剥がしの作業は省略、画像は内張りをひん剥いた状態です。
2
バックドア外板の内側には最初から貼ってあったのか、制振用のシートが3枚貼ってありました、が、3枚全てがベロンと剥がれかかった状態。。。日産、ちゃんと仕事しろ-!この3枚は信用できないので全て剥がしておきました。
3
さてさて、制振作業です。まずはバックドア内部、外板の内側について制振・吸音処理します。具体的には以下の通り作業しました。
①バックドア外板の内側をパーツクリーナーで清掃
②制振用シートを貼ってヘラで圧着
③制振用シートの上に吸音スポンジを貼り付け
画像は上記処理後のバックドア内部の状態です。
4
続いて、バックドアの内板の防音処理です。具体的には以下の通り作業しました。
①バックドア内板をパーツクリーナーで清掃※内張りを外す前にマジックで印をつけた箇所はパーツクリーナーは使わず、ウェットティッシュなどで清掃しましょう。パーツクリーナーを使うと印が消えちゃいますので。
②デッドニング用シートの個包装に使われていた袋状のフィルムとマジックを使い、大きな穴について2~3cmほど大きめに型どりをする。※内張りクリップの穴の位置、ネジ、ボルトの固定箇所に注意してください
③デッドニング用シートを②で取った型の通りにカットする
④③でカットしたデッドニング用シートを使って大きな穴を塞ぐ
⑤振動の大きそうな箇所に余ったデッドニング用シートを貼り付ける。※バックドアにデッドニング用シートを貼りすぎるとバックドアが重くなりすぎて跳ね上げ出来なくなる可能性がありますので、デッドニング用シートの貼り付けは程々にしましょう
⑥ワイパーユニット付近は手持ちのアルミテープとOFパンチで穴を塞ぎました
⑦内張りを外す前にバックドア外板とリアガラスにマジックでつけた印を目印にして、ぐるっと2周分のエプトシーラーを貼り付ける。※リアガラスの熱線は熱くなりますので、熱線を避けてエプトシーラーを貼りました
画像は上記作業後のバックドア内板・運転席側の画像です。
5
画像は作業後のバックドア内板・助手席側の画像です。
エプトシーラーが貼ってあるのも判ると思います。
バックドア上部のウォッシャー液のホースもブラブラしてたのでテープで固定しました。
6
リアドア両サイドと上側の内装の内側にはソフトレイを全天テープ(ブチル両面テープ)で貼り付けました。OFパンチではなくソフトレイを選んだ理由は「軽いから」です。
7
内張りを元に戻す際は上記のように内張りと内装の当たる箇所にエプトシーラーを貼りましょう。画像の四角い穴周辺の、内装が重なる箇所にもエプトシーラーを貼っておけば尚更良いです。
8
バックドア内装の内側にも全天テープでソフトレイを貼りました、が、これが失敗。バックドアを閉める際に掴むグリップ部分が元に戻らなくなりました。グリップはツメで固定されているだけでして、ソフトレイの厚みが邪魔をしてツメがハマらないようです。現状では、グリップを内装にテープで固定してあります。まぁ、バックドアを開けることなんて滅多にないし、放っておくことにしますw
バックドアの内装を元に戻したところでバックドアの開閉試験。作業前よりもドアの開く速度は遅くなったものの、純正のダンパーでもバックドアが下がってくることはなく一安心。これにて作業終了です。
バックドアの防音処理後2週間ほど走行しましたが、荷室付近の騒音対策ほどは目立った効果は感じませんでした。但し、気になっていた内装とバックドアの干渉音は見事に消えました。
ついでに余った材料でBピラーの騒音対策もしましたが、こちらもあまり効果は実感できませんでした。
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リアシートのリクライニングロッド付近の異音はどうにもなりませんでしたが、とりあえずは自分のエクストレイルの異音・騒音対策はここまでにしておきます。やってみてよくわかりましたが、騒音対策ってキリがないんです。今度はエンジン音が気になってますし。
1か月くらい、毎週末時間をみつけては騒音対策、デッドニング等をやってきて、車内は明らかに静かになりました。静音化には以前にタイヤをオールシーズンから夏タイヤへ変えた効果も大きいと思います。結果としては、自分のエクストレイルは、仕事で乗ってる2代目RAV4よりもずいぶん静かな車になって、防音・静音効果には満足しています。
防音処理・静音化のシリーズは今回で終了(のつもり)です。
リアシートのリクライニングロッドを何とかしたいんですが、そこは保留にしておきます。
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2015.5.19追記
リアシートのリクライニングロッドのカチャカチャという異音ですが、ほぼ(?)解決しました!作業は簡単、背もたれのリクライニングを普段より一段階倒すだけ!たったこれだけ!(注…リクライニング調整後は、リクライニング調整用のノブを上から叩いて、背もたれがちゃんと固定されてるか確認すること。)
たったこれだけで、走行中に段差を乗り越えた時のカチャカチャという異音が激減しました。
意地悪して大きい段差に勢いよく乗り上げると、まだ少しカチャカチャという異音がしますが、明らかに音が小さくなりました。
リアシートの同乗者は「シートが一段階倒れてても気にならない」って言ってましたし、当分このままでいくつもりです。
ひじょーに簡単な作業ですので、是非お試しください!(*^。^*)
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