TV&ナビキャンセラー取付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エンラージ商事のTV&ナビキャンセラーを取り付けました。
ツーリングになって3個目のエンラージ商品です。
2
取り付けの方は、添付の取付要領書、発売元のYouTube動画がありますので、それで十分だと思います。
作業は、DA取り外しと作業を共にするグローブボックス照明取付けと同時進行で行いました。
この整備手帳では、当方なりに感じた留意事項等を中心に書きたいと思います。
(みなさんの記事を拝見すると)この作業の難所は、DAを留めている下部のボルトへのアクセスになるかと思います。(手短にしたいと思われる解説動画でも長々と説明しているほどです)
DAは9インチになります。
3
念のため(エンジンOFF後、6分以上経過後)バッテリー端子を外しています。
(これによりバックドアは開けられなくなります。バックドアを使う場合はバックドアを開け放っしにするか、ストライカーに軍手等を噛ませて半ドアを維持します)
DAやエアコンパネル等は、ピアノブラック加飾されているので養生しています。
ステアリング付近もタオルをかけて、ぶつかったり、工具で引っ掛けたりした際のキズ防止を図っています。
シフトレバーも、なにかのはずみでぶつかることもあるので保護しています。
また、シフトロック解除をして、Pレンジより(車両後方側へ)下げています。
なお、養生は作業の進行に応じて、部分部分で貼り直しを何度かやっています。
4
シフトロックの解除は、シフトレバー横のフタをマイナスドライバー等で外して、その奥のボタンを押し込んで行います。
5
取り外したシフトロックのカバー
左が車両前方側です。
一応、ロックのツメがありますが、弱いものです。
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エンラージ商事の解説動画に従って作業しました。
モニター下側の横長の細いパネル(インストルメント クラスタフィニッシュ パネルSUB-ASSY というらしい)を外します。
解説動画のようにすんなりとはいかず、当方はエアコン ルーバーの上側にL字の内張りはがしを差し込んで外しました。
写真は、取り外したパネル。クリップの位置関係を見るために載せておきます。
7
エアコン操作パネル(エアコンディショナコントロールASSY というらしい)を外します。
当方が大の苦手としているコネクタ外しは、すんなりいきました。
写真は、取り外したパネル。クリップの位置関係を見るために載せておきます。
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エアコンの吹出部分を外します。
写真は、取り外した吹出部。クリップの位置関係を見るために載せておきます。
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説明動画では、エアコン ダクトが見える状態でクロスを敷いていますが、あれはダクトがあることを見せるために意図的にダクトが見えているのだと思われます。
実際の作業では、ダクトの口に被せるようにクロスをかけないとクロスを使う意味がないと考えます。
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写真は下側のボルトの掛りを確認したところ。
ボルト頭 10mm(M6)で、150mmのエクステンションバーでOKでした。
説明動画にあるようなボックスドライバー(ソケットドライバー)も入れてみましたが、(軸長でなく)全長で約140mmなので、やってやれないことはないかな?という感じでした。当方のは、ソケットでないので、横方向に入れてボルトを取り出す時に、やや心配が。
当方は、一応、ナットグリップソケットを付けたラチェットハンドルを使いました。
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写真は上側のボルトの掛りを確認したところ。
ボルト頭 10mm(M6)で、75mmのエクステンションバーでOKでした。
当方は小ぶりのラチェットハンドル(L寸 約110mm)がありましたので、それを使いました。
L寸 200mm程度のラチェットハンドル(=標準的ハンドル)でも、ゆるめの一発目の後は、クイックスピンナーを併用するか、ラチェットハンドルとエクステンションバーを切り離してドライバーの様にエクステンションバーだけで回しても良いかと思います。
上側は、イメージ的には、ほぼ天井のボルトに感じられます(実際は斜め)。慌てなければボルト落下の危険性は低いです。
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左側のボルトを外したところ
外すボルトは、言うならばDAの脚となっている部分をおさえているボルトになります。
ボルト頭に記号がなかったので、普通ボルト(強度区分 4.8)と思われます。
ボルト頭10mm(M6)の標準的締め付けトルクは5.1N・mですので、締め過ぎるとオーバートルクとなってボルト頭が千切れる可能性があります(以前のクルマでやらかしたことあり)。こんなところで切れてしまうと、やっかいです。緩める時も、そんなにキツくしまっていないはずですから。
ボルト締めは、最後にキュッとやる程度でOKです。
なお、L寸 200mm程度のソケットレンチで普通に締めると10N・mぐらいは、すぐにいってしまいます。そういう点では、10mmに限れば、小ぶりのラチェットハンドルには意味があると思っています。
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キャンセラー取り付け後
説明動画では、コネクターを2箇所外す説明になっていますが、ここは製品が改良されており、現行製品では1箇所で済みますので、動画とは違っています。
この件は、取付要領書には書いてありますので、動画より要領書に準じて作業した方が間違いないです。
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作業に使った工具類
青いテープは微粘着の養生テープです。微粘着の名の通り、なんとか止まっているという程度テープです。
白いテープは弱粘着の養生テープです。緑の養生テープは強粘着タイプになりますが、緑に比べれば弱いという程度で、当方としてはクルマ用には、さらに弱いテープが欲しいです。(←青の微粘着は弱すぎる)
短い方のソケットレンチに付いているのが、ナットグリップソケットになります。
KTCの内張りはがしは、L字側をインストルメント クラスタフィニッシュ パネルSUB-ASSY外しに使いました。
マイナスドライバー、タオルとか、クロスとかも使いましたが撮り忘れました。
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カプラー外しが、何度かありましたが、今回は、みんな素直に外れてくれて苦戦することはありませんでした。あーよかった。
説明動画では、ボルト外しに際して首振りレンチ等うんぬんと言っていますが、やってみた感触としては、なにゆえ首振りの出番があるのか、当方には、ちょっとわかりませんでした。
ふつーにエクステンションで大丈夫だと思います。
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