プチ板金（セルフ）

スーパーの駐車場で、買い物を終えて荷物を積もうとしたところ、、、
やられました！！　よく見るとぶつけられているではありませんか！？
心無いひとがいるものです。

幸い塗装に傷はなく、ペットボトルのキャップくらいの大きさの軽い凹みです。でも、こころは大きく凹みました。

写真では分かりませんが、写りこんだ電柱の根元、右脇あたり、道路わきの溝の直線がうすくV字に曲がっています。

子供でもぶつかったのでしょうか？？


さて、ここはお金をかけず自分で板金です！！

さっそくリアハッチの内装を外します。ここは先日干からびた蛇（エンブレム）の交換に開いたことがありますので慣れたものです。

リアハッチの内装は上部/下部に分かれており、今回外すのは下部のみ。まずは＋ねじ４本を抜きます。

ボードは８本の内装プラ押しピンで留めてあるので、隙間から手を差し込み、まっすぐ引っ張って抜きます。一気に全体を外すのではなく、留まっていそうなあたりを集中攻撃で１本づつ抜いていきます。

はっきりいって力任せでOKです。（笑）

幸い凹んだ部分の裏側は袋になっていませんでした。
裏から直接叩いて押し出し可能です。

表側に当て板をして、、、さて、裏側は何で押そうか？！
悩んでいたら、洗車用の馬毛ブラシの柄が目に付きました。

バッチリです！！これを当てて、ハンマーで軽くトントン叩きながら、
凹みを戻しました。

取り外した内装と、今回使った道具です。
ありがとう馬毛ブラシ！大活躍です。

内装裏を良く見ると、押しピンの位置が分かります。
（両端のコの字部分の押しピン２個は外れて本体側にありました。）
外す方は参考に眺めてください。

内装を元に戻して終了です。

どうです？　写りこみも歪んでいないでしょう？！

これでなんとか余計なお金を使わずに済みました。

しかし、ほんとうに心無いひとが多すぎます。
今回もそうですが、駐車場でのドアの当て傷は、大事にクルマに乗ってるひとにとっては本当に頭に来ますね！！

注意して欲しいものです。

実はこのようなマニアックな機材も持ってはいるのですが、
今回は裏からの押し出し可能部位ということで、出番はありませんでした。（笑）

これ、ちょっとした浅い凹み（それも広い面積）であれば結構イケますよ。

ただ、そのような凹みの場合、開いたドアを力任せにバン！！と閉じれば、室内に閉じ込められた空気圧でぽっこり戻ったりもしますけどね。

ケースバイケース、機材は適材適所ですね。

では、また！！