フェンダーミラーのスムージング

昔ながらのSUV系ってのは助手席側のフェンダーに片側だけミラーが付いています。それ自体はとてもSUVらしくて嫌いではないのですが…
…ボディのラッピングを考えた時に、外して戻してもミラーの局面にラッピングするのが難しく悩む所です。
それならいっそ取っ払ってしまえー！と、外したものの、ネジ穴が2つ残ってしまうのです。
ラッピングしてしまえば穴も見えなくなるし…と思う反面、そこだけグリグリグリグリされて穴が目立ってしまったらと思うと…。

残った2つのネジ穴をスムージングしてやることにしました。

まずはフェンダーミラーを取り外して、裏面からぺーパーを当てて荒らします。

穴にパテ盛りしていく訳ですが、今回使用したパテは2種類。

穴塞ぎ様のエポキシパテと厚盛り用の2液式ポリエステルパテです。
どちらも硬化収縮の少ないタイプのパテです。

先にエポキシパテをフェンダー内から押し込んで穴を塞ぎます。

その後にボディの表側からポリパテを盛ってやります。

ポリパテは比較的削りやすいので、薄付けよりは大目に盛っておいた方が良いと思います。

マスキングをして…

硬化した後のパテを削っていきます。

パテについていたサンドペーパーを使って、#100→#320→#1000と削りました。
#1000まで磨いた時点で、パテとボディの段差が感じられないくらい、指の腹で撫で回してやって違和感が無ければOKです。

今回は塗装までは実施しない予定なのですが、サーフェイサー代わりに、スプレーパテを薄く重ねました。
細かい穴埋めをして、さらに面観を良く見せる為です。

再度サンドペーパーで磨きます。

スプレーパテの粒子は比較的細かいので、#1000からでもOKでした。
#1000→#2000、さらに仕上げ用の1ミクロン及び0.5ミクロンのコンパウンドで磨いておきました。

現在、見た目は塗装を合わせていないので目立ちますが、指の腹でなでてみるとスルンとスムーズに滑ります。

ラッピングが完了した暁には、何事も無かったかのようにきれいになりますように！