スターチングモータの交換

スターターの不良が疑われるため交換です。
車内のサービスホールから、スタータが丸見えですが、サービスホールでできる作業は、カプラーを抜くぐらい

基本的な作業は、車体下で行います。
バッテリーは外しといて作業をします。

エンジンが縦置きのミッドなので
交換作業は楽な部類になると思います。
上側2本のボルトは少し狭いですが
少し短めの14のレンチがあれば、30分ぐらいで交換はできるでしょう。

自分の場合は、不要なレンチを切って使用しました。

外したスタータ。
一応単体で動作確認してみましたが
負荷がかかっていないので、問題なく動きます。

ソレノイドの接点部分は簡単に見えますので見てると
やはり、かなりすり減って荒れている状態です。

ここの部分だけを交換するのもいいですが、
長く乗る場合は、全体を変えるほうがいいでしょうね。その他の部分もガタかきれるでしょうから

信越電装さんに頼んだらすぐに送ってくれました。
リビルトのスタータ
ギアの回転を比べてみると歴然とした差がありましたね。
古いやつは回すのに2倍くらい力がいります。

圧縮比の高いディーゼルのスタータですが
減速ギア付きで割とコンパクトに作ってますね。
ギアも片持で伸びるタイプでミッションのオカマに突っ込む部分がほとんどないので作業性もよいです。

一応リングギア確認しときます。
目立った摩耗は見られないようですが～

クラッチのダストがすごいね。
スタータの合わせ面はきれいに清掃します。

傾いてついていないか確認して
ボルトを締め込んで終了

上側14レンチ2個所
下側17レンチボルト・ナット1箇所
で固定されています。

取り付け取り外しのときに
クラッチのスレイブシリンダが邪魔だったので外しました。

元に戻して、バッテリーを接続します。

交換後は、勢いよくスタータが回りますね。
今のところ始動不良も起こっていません。

ちなみに、保証は2年または、4万Km