シナリオNo,01ストーリー基本設定:-----------------------------------------
晴れた日は、必ず[彩雲]が出る人口20万人クラスの街。
古い伝説や言い伝えが沢山ある、緑豊かで神秘的な街。
[竜神伝説]も、この地に纏わる伝説の1つだった。
そんな虹が丘市で、15年前に起こった[連続猟奇殺人事件]と同じ手口の事件
が起こる所から物語は始まる...。
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「ドラグーン」及び「ドラグーン・オリジナル」について:---------------
1970年代のある日、(米)リヴァイス・システムズ社の調査隊によって、
この地の地下深くに巨大な洞窟が発見された。
すぐさま秘密裏に調査されたが、その時[得体の知れない生物(人型ではあるが
非なる物)]の骨が多数発見される。
そのすぐ後、リヴァイス・システムズ・ジャパン[R.S.J.]は洞窟の傍に
大規模な研究施設を建設(後に、この施設は[虹が丘総合病院]となる)。
[得体の知れない生物(人型ではあるが非なる物]の骨から、遺伝子配列の解明
を試みた。
しかし不思議な事に、洞窟から骨を持ち出そうとすると遺伝子が壊れてしまう
...。
現状打破を図るため、[R.S.J.]は地下洞窟に巨大バイオ・ラボを建設した。
そうして[得体の知れない生物(人型ではあるが非なる物]の遺伝子配列は解明
された訳だが、それを細胞化すると非常に不安定で、生物の形を取る事は無
かったのである。
そこで[R.S.J.]は、1980年代にヒトゲノムとの遺伝子融合(異種遺伝子
融合生物)に踏み切ったのであった。
それ以前からヒトゲノムの完全解明に成功していた[R.S.J.]であったが、
遺伝子融合実験は困難を極めた。
やはり[得体の知れない生物(人型ではあるが非なる物]の遺伝子の不安定さは
致命的で、良くても2週間の細胞分裂、殆んどは細胞分裂すら起こさないと
いった有様だった。
それでも[R.S.J.]は弛まぬ研究を続け、不安定さを抑えるゲノムマッチング
パターンを発見し、ついに1990年代前半、初の[未知なる生物との異種遺
伝子融合生物]を誕生させた。
それが、この地の[竜神伝説]に名前を借りた[プロダクト・トライアル・モデル
*ドラグーン]である。
初期型生産では7体誕生したが、完全体は2体のみで、3体は生殖能力が無く
、1体は脳に軽微な損傷有り、残る1体は呼吸器に重大な損傷が認められた。
完全体:
*E100921f(現存)[沢田 真弓]
*F101094f(現存)[北山 優美子]
生殖能力無し:
*F101097n(生後10日目に死亡)
*G101109n(生後8ヶ月目に死亡)
*G101334n(6年目に死亡)
脳に損傷有り:
*F101098f(現存)
呼吸器に損傷有り:
*G101313m(現存)[主人公]
注:頭のアルファベットは[卵子分類]を、各個体ナンバーは[通しNo,]を、
最後尾のアルファベットは[性別(f=メス、m=オス、n=無生殖能力)]を
表す。
キメラ・プロジェクト開始から毎年1万個の卵子で実験しているが、28年
経った現在でも生産率は非常に低く0.5%にも満たない。
更に、生産された0.5%弱の中でも生殖能力を持つ者は極端に少なく、
殆んどが[生殖能力を持たない無性児]であった。
[無性児]の場合、全ての個体は外見上[女型]であるが、どういう訳か極端に
寿命が短く、現在までで最長12年しか生命を維持出来ていない。
この現象は、恐らく未知なる生物の遺伝子による[自然淘汰の摂理]だと考え
られるが、現状では原因を解明するには至っていない。
ちなみに、今回の実験に限った事では無いが、キメラはオスの生産が非常に
困難で、他のキメラ実験を総合しても全完全体の0.1%にも満たない数字で
ある。
今回の実験では、現在までに101313mただ1体しか生産出来ていない。
ドラグーンData:
構造的特徴:
1)
基本的肉体構造、骨格構造において、人間との差異は殆んど見受けられない。
2)
外見的には目立たないが、頭蓋骨両側側頭部に[角]のような物が有り、それに
神経組織が接続されているのが確認される。
3)
脊椎第13骨が人間より大きく丈夫で、それに繋がる[退化した羽]のような
骨群が確認される。
4)
尾てい骨が人間より大きく、更に骨の数も多い。
5)
骨自体は人間と同等の太さだが、遙かにしなやかで丈夫、そして軽量である。
6)
犬歯が人間より一対多く、やや発達している。
7)
歯は人間と違い、何度でも生え変わる。
8)
体格は人間と同等か、やや小さい。
9)
遺伝子配列的に見て、[ドラグーンのオリジナル]はおそらく卵生であると
推測される。
[ドラグーン]自体は、卵生かどうかは不明。
身体的特徴:
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
体力平均(HP)----------------1800
筋力平均(POW)--------------2800
精神力平均(MP)--------------9999(測定限界値オーバー)
知力平均(INT)--------------3200
俊敏さ平均(AGI)------------2400
外見的特徴:
1)
外見は総じて整っていて、髪の色は銀色、右目は銀色、左目は金色、暗闇で
目が光るという特徴は全ての個体に共通している。
2)
そして、これも各個体に共通している事なのだが、全てのドラグーンは女性の
本能である[母性本能]を強く刺激するようだ。
これはおそらく、[ドラグーンは幼少期は総じて病弱]な為、[母性本能]を刺激
する事により自己防衛を図っているものと思われる。
どの程度の年齢までそのような自己防衛をするのかは、現状ではデータ不足の
為不明である。
3)
各個体は通常は、特殊なヘッドバンド、ネックリング、ブレスレッドにて
能力値を1/20程度に抑えてあるが、そうすると上記1)のような外見的
特徴は現れなくなる。
なぜ能力値を抑えているかというと、[常人離れした身体能力]を抑える事も
あるのだが、[全てのドラグーンは強力な超常能力を身に付けている]のを抑え
るというのが第一の理由である。
しかしごく1部の者は訓練を積む事により、自分の意思で外見的特徴を隠し、
自らの能力をセーブする事が可能になった。
なぜそのような訓練が必要になったかというと、どこから現れるのか定かでは
ないが、[ドラグーンのオリジナルと思われる生物]が複数出没し、人々を襲う
という事態が発生したからである。
目撃例では、彼等はドラグーンと同様の外見、身体的特徴を持ち、全身を
プロテクト・スーツのような物で覆っている。
そして、死後約10分後には細胞レベルにて崩壊、その後完全に消滅する。
現状ではまだ出没数は少なく、戦闘能力ランクでF~Dクラスの生物しか発生
していないが、近年ランクA~Sクラスの個体の存在が確認された。
ちなみに、ドラグーン唯一のオスである[101313m]は、他の個体よりも
優れた能力を有していた為、戦闘訓練等をこなした後[コード・ネーム/
ドラグーン]として防衛省の管轄下に置かれた。
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「S.A.M.I.Model-1」と
「マリア0921Var,2」について:-------------------------------
[キメラ・プロジェクト]の目的の1つである、「軍事目的の強化型クローン
人間」の回答が[S.A.M.I.]と[マリア0921]のシリーズである。
元々はメルディアス王国のリヴァイス・システムズ本社にて開発されていた
ものだが、ドイツ支社と日本支社のバイオ・テクノロジーが最も進んでいた
為、この2社に開発を任せた。
約4年ほどドイツ支社と日本支社とで共同開発していたが、5年前に本社の
指示によりドイツ支社と日本支社は別々に開発する事となった。
それから、年間200個程度の卵子を使用し実験を繰り返しているが、
クローン体そのものが内包している[能力値や寿命、性別や性格の極端な
バラつき]はまだ克服されておらず、その原因も全くもって不明な為、現在
では研究開発が縮小されている。
現存している実験体:
[リヴァイス・システムズ 日本支社]
S.A.M.I.Model-1 プロトタイプ
[三条 咲美]女*4年目、能力ランクAAA[パワー系]
体力[素体](HP)--------------------500
[アシストアーマー着用]--------------1100
筋力[素体](POW)------------------1400
[アシストアーマー着用]--------------1900
精神力[素体](MP)------------------800
[アシストアーマー着用]--------------1400
知力[素体](INT)------------------300
[アシストアーマー着用]--------------700
俊敏さ[素体](AGI)----------------1100
[アシストアーマー着用]--------------1800
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
[リヴァイス・システムズ 日本支社]
突然変異体
[ミイ]女*2年目、能力ランクS+[パワー系]
体力[素体](HP)--------------------600
[アシストアーマー着用]--------------1400
筋力[素体](POW)------------------1700
[アシストアーマー着用]--------------2600
精神力[素体](MP)------------------1000
[アシストアーマー着用]--------------1600
知力[素体](INT)------------------500
[アシストアーマー着用]--------------900
俊敏さ[素体](AGI)----------------1800
[アシストアーマー着用]--------------2800
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
突然変異体
[マイ]女*2年目、能力ランクSS+[パワー系]
体力[素体](HP)--------------------1100
[アシストアーマー着用]--------------2000
筋力[素体](POW)------------------2000
[アシストアーマー着用]--------------3200
精神力[素体](MP)------------------800
[アシストアーマー着用]--------------1200
知力[素体](INT)------------------300
[アシストアーマー着用]--------------700
俊敏さ[素体](AGI)----------------800
[アシストアーマー着用]--------------1500
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
突然変異体
[アイ]女*2年目、能力ランクSS[パワー&ESP系]
体力[素体](HP)--------------------600
[アシストアーマー着用]--------------1400
筋力[素体](POW)------------------1600
[アシストアーマー着用]--------------2200
精神力[素体](MP)------------------2000
[アシストアーマー着用]--------------3600
知力[素体](INT)------------------800
[アシストアーマー着用]--------------1400
俊敏さ[素体](AGI)----------------1200
[アシストアーマー着用]--------------2100
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
[リヴァイス・システムズ ドイツ支社]
マリア0921プロトタイプ
[f131]女*4年目、能力ランクB[ESP系]
体力[素体](HP)--------------------300
[アシストアーマー着用]--------------800
筋力[素体](POW)------------------300
[アシストアーマー着用]--------------700
精神力[素体](MP)------------------600
[アシストアーマー着用]--------------1200
知力[素体](INT)------------------400
[アシストアーマー着用]--------------800
俊敏さ[素体](AGI)----------------300
[アシストアーマー着用]--------------700
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
マリア0921 Var,1
[f312]女*3年目、能力ランクB+[パワー系]
体力[素体](HP)--------------------400
[アシストアーマー着用] --------------900
筋力[素体](POW)------------------800
[アシストアーマー着用] --------------1300
精神力[素体](MP)------------------300
[アシストアーマー着用] --------------600
知力[素体](INT)------------------200
[アシストアーマー着用] --------------400
俊敏さ[素体](AGI)----------------400
[アシストアーマー着用] --------------800
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
マリア0921 Ver,2
[f587(マリア・リーヴァス)]女*2年目、能力ランクS+[パワー&ESP系]
体力[素体](HP)--------------------800
[アシストアーマー着用]--------------1600
筋力[素体](POW)------------------1800
[アシストアーマー着用] --------------2400
精神力[素体](MP)------------------1800
[アシストアーマー着用] --------------3200
知力[素体](INT)------------------800
[アシストアーマー着用] --------------1400
俊敏さ[素体](AGI)----------------1200
[アシストアーマー着用] --------------2100
*比較対照の為、人間の平均値を100とする。
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「I.C.O.」について:----------------------------------------------
正式名称:
Special Work "I"nvestigator of "C"yber
netics "O"rganization
<機械化特務捜査官>
近年になって、凶悪化の一途をたどる犯罪に対抗する為、試験的に発足された
部署。
一応警察機構の一員だが、余程の事が無い限りお互い干渉する事は無く、その
存在も警察機構のごく1部にしか知られていない。
しかし、1部の捜査官達に与えられた権限は絶大であり、必要とあらば国家
機密、軍事機密レベル5(最高機密はレベル7)まで知る権限を持つ。
捜査官達は全員、何らかのサイバネティクス処置を施されており、全員が高い
身体能力を有している。
捜査官達はまだ若いのだが、その身体能力の高さ故に高い成果を上げていた。
署員構成は、所長以下、オペレーター2人、捜査官4人の総勢7人の女性にて
構成される。
なぜ女性のみで構成されているのかと言うと、所長、オペレーターはともかく
、サイバネティクス処置を施された男性が皆無な為と、[後記する理由を満
たす]のが現状では女性しか確認されていない為である。
今回は、扱う事件が大きい為、全員が虹が丘市に出向いて拠点を構えている。
特務課所属捜査官データ:
「二ノ宮 麗子(Reiko Ninomiya)」[第1級I.C.O.]*25歳
出身地:虹が丘市
10歳の時、ドラグーンのオリジナルと思われる者に両親共々襲われ、両親は
即死、本人も肉体の46%を失う瀕死の重傷を負わされる。
通常治療ならば死亡していた所だが、[遺伝子的にドラグーンを受け入れ
られる]ゲノム・パターンを有していた為に、半ば強引にサイバネティクス
処置を施し人として復活させた。
「朝丘 雅(Miyabi Asaoka)」[第1級I.C.O.]*28歳
出身地:虹が丘市
24歳の時、ドラグーンのオリジナルと思われる者と[主人公]との戦闘に巻き
込まれ、肉体の37%を失いほぼ即死状態になる。
通常治療では救えない程の身体的ダメージを負っていたが、[遺伝子的に
ドラグーンを受け入れられる]ゲノム・パターンを有していた為に、強引に
サイバネティクス処置を施し人として復活させた。
「郷原 沙織(Saori Gouhara)」[準1級I.C.O.]*24歳
出身地:虹が丘市
20歳の時、「浅丘 雅」と同じ場所にてドラグーンのオリジナルと思われる
者と[主人公]との戦闘に兄共々巻き込まれ、兄は即死、「郷原 沙織」も肉体
の50%以上を失い死亡する。
しかし、[遺伝子的にドラグーンを受け入れられる]ゲノム・パターンを有して
いた為に、蘇生処置を施した後にサイバネティクス化手術をされる。
「鬼島 るりあ(Ruria Kijima)」[第2級I.C.O.]*22歳
出身地:虹が丘市
去年、ドラグーンのオリジナルと思われる者に襲われ、[主人公]に助けられる
も肉体の約42%を失い、ショック状態に陥り死亡。
しかし、[遺伝子的にドラグーンを受け入れられる]ゲノム・パターンを有して
いた為に、蘇生処置を施した後にサイバネティクス化手術をされる。
なお、捜査官達のサイバネティクス・パーツは全て[リヴァイス・システムズ
社]製で、同社系列の病院でのみ交換、修理、メンテナンスが可能である。
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「連続猟奇殺人事件」について:---------------------------------------
199x年(今から15年前)1月1x日に虹が丘市にて初めて[連続猟奇殺人
事件]は起こった。
それから3年後に、また[連続猟奇殺人事件]が発生。
さらに3年後、その次は2年後、そして2年後、1年後、今年と、[連続猟奇
殺人事件]の周期はどんどん短くなっていった。
警察の懸命の捜査にも関わらず、犯人は今もなお逃走中。
伝説や言い伝えに詳しい老人達は、この一連の事件を「神聖な虹が丘の山を
穢したリヴァイス・システムズ社に対する[竜神(竜人)][竜鬼]様の祟り」と
信じている。
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「二ノ宮 麗子」が襲われた事件の概要(当時の新聞記事から1部抜粋):
199x年(今から15年前)1月1x日午後21時48分頃、○○県虹が丘市
錦町付近の市道で「二ノ宮 ○○」氏(男性/当時34歳)、「二ノ宮 △△△」
さん(女性/当時31歳)、「二ノ宮 麗子」ちゃん(女性/当時10歳)が、何者
かに襲われた。
犯人は鋭利な刃物のような物で自宅に帰宅途中の「二ノ宮」さん一家を襲撃。
「二ノ宮 ○○」氏と、氏の妻である「二ノ宮 △△」さんの身体を生きたまま
バラバラに切断すると言う残忍極まりない手口にて惨殺し、長女の「二ノ宮
麗子」ちゃんをも同様の手口で惨殺しようとした。
この事件にて、「二ノ宮 ○○」氏と「二ノ宮 △△」さんの両名は<外因性
出血過多>に因るショック死、「二ノ宮 麗子」ちゃんは同様の理由に因り意識
不明の重体。
警察の調べでは、この事件はほぼ間違い無く人為的に起こされた犯行であり、
犯人は複数、凶器は鋭利な刃物のような物であり、犯行動機や犯行目的に
ついては調査中との事。
尚この事件の目撃者は無く、犯人グループも逃走中の為、市民の方々は
なるべく夜に出歩かないようにと警察は注意を促している。
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「郷原 沙織」、「旭丘 雅」が巻き込まれた事件の概要(当時の新聞記事から
1部抜粋):
200x年(今から4年前)1月1x日午後22時55分頃、○○県虹が丘市
中央2条3丁目の歓楽街にて、隣り合った8階建てと10階建ての雑居ビル
2棟が原因不明の倒壊。
多数の死者、行方不明者が出るという大惨事となった。
目撃者の証言では、上記の時刻に2棟の中間にあった小さな空き地で、地面
を揺るがすような大爆発が発生。
その直後、2棟の雑居ビルは根元からお互い寄りかかるように倒れ、そのまま
大音響と共に倒壊した。
当時2棟の雑居ビルには160人以上の客や従業員が居り、その全員が倒壊
した2棟の雑居ビルの瓦礫の下敷きとなり、少なくとも100人以上の死者、
行方不明者が発生したと思われる。
救助活動は事件(事故)後すぐに始められたが、そのあまりもの惨状に救助活動
は難航している。
警察の調べでは、現状では雑居ビルの倒壊原因はビル倒壊の直前に起きた爆発
と見て、事件、事故の両面から捜査を続けている。
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「鬼島 るりあ」が襲われた事件の概要(当時の新聞記事から1部抜粋):
200x年(昨年)1月2x日午後21時41分頃、○○県虹が丘市七色川町
5条8丁目のマンション駐車場にて、「鬼島 るりあ」さん(女性/当時21歳)
、「○○ ○○子」さん(女性/当時23歳)、「○○ ○美」さん(女性/当時
22歳)の3人が何者かに襲われ、「○○ ○○子」さん、「○○ ○美」さん
の2人は即死、「鬼島 るりあ」さんが瀕死の重傷を負った。
事件発生直後、第1発見者から警察への通報があり、大至急警察官4名が
駆け付けた所、死亡している「○○ ○○子」さん、「○○ ○美」さんと
瀕死の状態に陥っている「鬼島 るりあ」さんを発見、すぐさま虹が丘総合
病院へ搬送した。
生存者の「鬼島 るりあ」さんは、現在もなお意識不明の重体である。
尚、襲われた「鬼島 るりあ」さん達を発見し応急手当を試みたと思われる
第1発見者は、警察官が現場に到着した頃にはすでにその姿は無く、警察側は
重要な証人、並びに重要参考人として第1発見者を捜索している。
警察の調べでは、犯行が15年前から周期的に繰り返されている[連続猟奇
殺人事件]に酷似しており、同一犯、もしくは模造犯の可能性も有るとして
調査を進めており、「鬼島 るりあ」さんも重要な証人として、回復し意識が
戻り次第証言を求める予定である。
「Demons Millennium3」
シナリオNo,01
「C.O.」ストーリー基本設定
1982(c)Kazumin Project
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これは、「毎日のように彩雲が出る街[虹が丘市]」を舞台にしたゲームシナリオ「Demons Millennium 3」シナリオNo,01、「C,O,」の設定の一部です。
このシナリオはNo,10「星降る夜に 愛の詩を捧げる少女」に比べ、大幅に加筆修正してあるので、もう収拾が付かなくなってる感じですねぇ。
まぁ急いでやる必要は全く無い訳ですし、ちんたらと少しずつでも書き足していきましょうかww
「星降る夜に 愛の詩を捧げる少女」バック・グラウンド・ストーリー設定:
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アトランティスについて
紀元前50000年頃、現在のバミューダ海域(orアゾレス諸島?)に「アトラ
ンティス大陸」があった。
当時の世界的文明レベルは「原始的レベル」そのものだったが、そんな時代
にも関わらずアトランティス人達はそれなりの文明レベルを持っていた。
そんな状況の地球に「宇宙人」が訪れ、アトランティス人達に接触する。
宇宙人達がアトランティス人達に接触した目的は「地球人類の健全なる進化」
のためで、この世界で最も高い文明レベルを持つアトランティス人達に、その
目的を託そうとしたのである。
宇宙人達の献身的な指導のおかげで、アトランティス人達は僅か1000年
足らずで、現代の文明レベルを遥かに凌駕した高度な文明レベルに到達した。
しかし、「生命進化の過程で培われた攻撃性」を、人類も生まれつき内包して
いるのに気付いた宇宙人達は、それが「地球人類の健全なる進化」の妨げに
なる事をアトランティス人達に示唆する。
それを重く見たアトランティス人達が、宇宙人達と協力し合って作り上げたのが
「人類統括進化構造体 (サブホスト名:ヒミコシステム)」であった。
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人類統括進化構造体(サブホスト名:ヒミコシステム)
*H.I.Mi.Co.システム=(ヒューマン・インディペンデンス・&・
マインド・コントロール[人種の精神や独立心を制御])システム
世界の各人種に秩序を与える意味での「神」を認識させ、各人種の未来を
「狭い範囲に収束」させる為のシステム。
ただし、ヒミコシステムでは各人種の「文明レベルに対する操作」は一切
行われず、人種に委ねて見守るだけである。
メインシステムはアトランティス大陸にあり、各地のサブシステムとリンク
されて情報の収集、交換、分析を絶え間無く行っている。
ヒミコシステムの動作内容は、具体的には、通常は「ヒミコシステムからの
指示を「指導者(ヒミコ)」を通じて(神の神託として)人種に伝達する」と
いった形が執られる。
しかし、ヒミコシステムが「指示伝達結果にイレギュラー在り」と認めた場合
は、ヒミコシステム自らが最も効果的と判断した方法(表現的には「神の降臨」
、「天誅」など)で人種に伝達する。
また、ヒミコシステムは各統括人種を保護する機能が備わっており、「友好的
な者、人種の接触」には何ら反応を示さないが、「敵対心を持つ者、人種の
接触」に対しては全力で排除しようとするのである。
もしも「指導者(ヒミコ)が人種に殺害」されたり、「著しく人類統括進化理論から
外れる」とヒミコシステムが認識した場合は、「人類統括進化不適合人種」
と判断され、ヒミコシステムは自爆する事によりその人種を抹消する。
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閉じかけた未来
宇宙人とのファースト・コンタクトから37000年、ヒミコシステムは無数
に改良が重ねられ、完全なものとなっていた。
そしてメインヒミコシステムは、「全情報管理統括システム」へと進化して
いた。
全てのものは、メインヒミコシステムに管理を委ねられていたのである。
長い間に、いくつか自己判断にて自爆してしまったサブシステムがあった
ものの、各地のヒミコシステムは概ね順調に稼動して来た。
アトランティス人達の文明レベルは究極に近い所まで達し、恒星間移動なども
難なくこなしていた。
初めて彼等に接触して来た宇宙人達の星にも頻繁に行き来し、深い友情を
育んでいた。
しかし、宇宙人達は知っていたのだ。
この、際限もなく発展し続けるアトランティス人達に、いずれ訪れるであろう
悲劇を...。
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星間戦争
かつて、地球には「月」が2つあった。
2つのうちの小さい方の月は、アトランティス人達の居住区があり、「第2の
故郷」と呼ばれていた。
...そこにも「ヒミコシステム」があった。
星間戦争が勃発した。
ほんの些細な事がきっかけだったのだが、瞬く間に全宇宙規模にまで戦争は
拡大した。
アトランティス人達は「中立」を頑なに守っていたのだが、仲の良い宇宙人達
が攻撃されたのを知り、星間戦争参加を決断する。
仲の良い宇宙人達は、アトランティス人達の戦争参加に強く反対したが、
アトランティス人達はそれに全く耳を貸さなかった。
...この瞬間に、アトランティス人達の未来は決まったのだ。
すぐさま小さい方の月を「戦闘要塞」に改造し、宇宙戦艦や戦闘機などを大量
に作って、戦場に向けて恒星間移動を開始した...。
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下された審判
戦場にて、しばらくお互いに睨み合いが続いたが、ついに戦闘の幕が切って
落とされる。
しかし次の瞬間、戦闘要塞の「ヒミコシステム」が敵味方全てを巻き込んで
自爆、その空間に存在していたもの全てを破壊し尽くした。
このため、この「脅威の破壊力を持った兵器」を恐れて、星間戦争は終焉を
迎えるのである。
戦闘要塞が自爆したのと同時に、アトランティス大陸の「メインヒミコ
システム」も自爆する。
...宇宙人達が「人類統括進化理論」を適用したのは、「アトランティス人」
をも含めての事だったのである。
...紀元前12000年、こうしてアトランティス大陸共々アトランティス人
は消滅した。
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その後のヒミコシステム
メインシステムを失ったヒミコシステムだが、各サブシステムはこういう場合
、メインとのリンクを切断して独立作動するように設計されている。
ただし「自己修復機能データ」などはメインからのダウンロードに依存して
いたため、更新パスワードの送られて来ない状況ではこの機能の大半が制限
される事になる。
そんな状態でも長い間機能し続けたヒミコシステムだったが、消耗の度合いが
限界に達し、各地のシステムは次々と休止状態に追い込まれていった。
そして紀元3世紀後半、最後に残った「日本にあるヒミコシステム」も休止
状態に陥るのである。
...そして現代...各地のヒミコシステムは完全に崩壊し、日本にあるヒミコ
システムも、そう遠くない未来に崩壊を迎えようとしていた。
静かに、眠るように...。
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永き眠りからの目覚め
1960年代から、リヴァイス・システムズ社にて本格的に探査が開始された
「アトランティス大陸」だが、2000年代に入ってようやく「大きな
手がかりとなるモノリスの核」を発見した。
完全な形の物ではなかったが、今までに発見されたモノリスの破片データなど
を今回発見した「核」データと統合する事により、「モノリスに書き込まれて
いる情報」を解読出来る可能性が出て来たのである。
早速「世界で最も速い演算処理速度」を誇るリヴァイス・システムズ本社の
スーパー・コンピュータで、「超高度情報予測解読システム」をスタート
させる。
しかし、約半年をかけて何万回も施行したにも関わらず、「約1500億個の
パスワードらしき文字列」という所までしか解読出来ず、意味のある文章など
を特定するに至らなかった。
そこで、リヴァイス・システムズ本社は、全世界にあるリヴァイス・
システムズ支社のスーパー・コンピュータをも総動員させて、「超高度情報
予測解読システム」を全並行動作させ、さらなるデータの細分化、断片データ
の再構築化を図ったのである。
全並行動作を開始させてから半年後、文字列の数は約1000万弱にまで減少
していたが、そこからはなかなか解読が進まなくなって来ていた。
そんな時期、リヴァイス・システムズ日本支社のデータ送受信用地下
ファイバーケーブルが不調を起こしてしまう。
やむを得ず専用地上波通信に切り替えるが、その電波通信データに虹が丘市の
神社の裏山にある「ヒミコシステム」が反応し、再起動する。
...その通信データには、不完全ながらも「自己修復機能データ」が含まれて
いたからである。
「Demons Millennium3」
シナリオNo,10
「星降る夜に 愛の詩を捧げる少女」B.G.設定
1982(c)Kazumin Project
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これ...さすがに「シナリオ10」ともなると、29年前の文章から手を加えたりする余裕も無く、ほぼ当時の原文のままなんだけど...。
よくこんなん書けたもんだよなぁ。
今、「ゼロから考えて書け」って言われても...そりゃかなり無理な相談だわ。
後、この設定、「虹が丘の言い伝え」にモロにリンクしてるよね。
...あまりにもそのまんまってのが、言い伝えっぽく無さげなのはご愛嬌かな?
このシナリオ、やっぱりデモンズ・ミレニアム3の全12話の中で一番好きですね。
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