
カズミン家、丁度
バブルの時代あたりに建築された物件なので、すんごい
無駄な設備がいっぱいありましたわ。
1)
「全室灯油ボイラー式セントラルヒーティング&床暖房」で、これと給湯用ボイラーとで2台も灯油ボイラーがあった。
「使える物はなるべく使おう」と思っていたカズミンも、さすがに効率の悪い暖房やボイラーを使う気は無く、全撤去して
「知り合いから譲り受けたFF式ストーブ2台&新し目の灯油給湯ボイラー」にチェンジ。
だって...旧装備をカタログ値から燃費計算したら、
1ヵ月あたり450リットル位灯油を消費するみたいなんだもん...。(大汗
なにそれっ??!って感じだわ。
アンチエコロジーなシステムを撤去し新たなシステムにした現状でも、居間や寝室では
「Tシャツ1枚」で過ごせる訳だから十分過ぎる位だな。
2)
「車庫のリモコン式電動シャッター」。
...これは便利だから良しとしよう。
3)
「全室集中除湿換気システム」は、この家が当時流行った「高気密住宅」なので、これはしょうがないか...。
しかしトイレまで共通換気だったのが気に入らなくて、
トイレだけ「人感センサー付き換気扇」に変更。
4)
「窓という窓は全てアルミブラインド」って...。
会社の事務所じゃないんだから、ブラインドの痛みが無いカズミンの部屋意外は全て2重カーテン仕様に変更。
「お部屋の暖房」という観点では、厚手のカーテンは非常に重要ですから。
一般住宅では、統計上暖房熱の20%以上が窓ガラスから逃げるんですよ。
5)
「照明は基本的に白熱電球仕様」だった。
電球型の物を、現在進行形でLED化して行ってます。
「サークル型、直管型蛍光管」はしょうがないんだけど、電球型の物は80%LED電球にチェンジしました。
写真にある「居間の照明」も、電球部分は全て(10個)LED化しています。
だってこの照明、リモコン付いて便利だけど
...全点灯したら「間接照明用40wX5、サークル型蛍光灯30wX5、スポットライト用50wX5=600w」も電力消費するんですもん。
LED化によって、消費電力は190W以下まで下がりました。
6)
「ソーラー温水器」なんて物まで設置されてるんだが...。
はっきり言って、北海道ではほぼ
「無用の長物」ですけど。
夏場はまぁ、70度程度の温水になるんだけど、冬場はかえって「冷却装置化」するし、そもそも凍結して使い物にならんと思われる。
あんなデカくて重い物が屋根の上に乗っているのも不安だし、来年になったら撤去確定ですな。
とまあ、色々書いてみたんだけど、基本構造はしっかりしてるからそれなりに長く住めそうな住宅です。
未だに「自宅」と言う認識は低いんだけどね。
Posted at 2010/12/05 23:28:12 | |
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