
こんばんは。梅の花がほころび、少しずつ春の気配を感じるようになりました。
13日(木)は新潟県十日町市内で開催された「地熱開発理解・促進シンポジウム〜地熱の活用で地域を元気に〜温泉との共存を可能とするエネルギー活用策」で「再生可能エネルギーと地熱の可能性」と題して基調講演をさせていただきました。
この日は温泉バイナリー発電が導入され実証研究をしている松之山温泉に泊まり、14日(金)はシンポジウムのエクスカーション「バイナリー発電所見学と湯治豚体験」に参加しました。発電所には今年の1月半ばにも見学しましたが、再度行ってまいりました!かんじきを履いて雪道を歩くのは初体験です。
バイナリー発電所は保有林に囲まれたところに・・、あ、見えてきました。
発電設備の外と内の様子です。50キロワット級のカリーナサイクル発電設備を導入しています。浴用には高温過ぎて川に捨てていた温泉の熱水を利用していて、新たなボーリングは必要がないため、環境負荷の心配はほとんどありません。
新開発した超小型タービンで、設備利用率は70%以上の良い結果が出ているそうです。
発電所の見学の前に、「湯治豚」の仕込みを見せていただきました。真空パック入りの地元妻有ポークの熟成「越の紅」を55〜65度の松之山温泉の源泉の温泉熱で2時間ほど低温真空調理で加熱します。
発電所の見学を終え、1キロの距離を歩いて帰ります。途中、ふきのとうが顔を出していて、柳一成さん(松之山温泉合同会社まんま代表社員)が採ってくださいました。

そして、楽しみにしていた「湯治豚」をいよいよいただきます!
肉質がしっとりしていて、とても美味しかったです(^^)楽しく充実のエクスカーションでした。もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ松之山温泉合同会社まんま迄お問い合わせください。電話は025ー595ー8588です。私もまた訪ねたいです!
Posted at 2014/03/16 23:01:15 | |
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再生可能エネルギー | 日記