ジャガーと言えば、紳士の国、イギリスが誇るラグジュアリーカーのブランドで、スポーツと言ってもXKは2+2シーターのラグジュアリースポーツでした。しかし、そんなジャガーが本気を出して世に出したリアルスポーツがこのFタイプと言えるでしょう。純粋な2シーターで、クーペとコンバーチブルもでるが存在するあたりは、ジャガースポーツの伝統のようです。真っ先に目を引くのが、このスタイルです。ロングノーズに前後のオーバーハングが短いシャープな造り、いかにもスポーツカーらしいカッコ良さがあります。逆に言うと、そこがラグジュアリースポーツのXKとの違いと言えるのかもしれませんが、いざ走らせてみれば、ガッツリハードな乗り心地、操作性というわけではなく、加速もステアリングも乱暴すぎずごく自然で、乗り心地も上々とのこと。やはりこのあたりのこだわりはジャガーならではと言えるでしょう。かつての名スポーツカー、Eタイプの後継とも言えるこのFタイプ、特にコンバーチブルモデルは今がまさにトップシーズン、屋根を開けて、気持ちよく走り抜けたいですね。
さて、今回お預かりしたこちらの一台、1年ほど経過しており、前オーナーの扱いの良さは感じるものの、小キズはやや多めで、当店のLED照明下で塗装状態を確認すると、塗装の美しさを損ねる小キズが数多く見受けられました。まずは下地処理により塗装状態を平滑的に整え、最大限美しさを引き出せるように仕上げていきます。この作業において、塗装面への負荷を極力抑えつつ効果を最大限引き出すという、一見矛盾した二つの側面を両立させた、「リボルトアジャストシステム」により、ボディ磨きを進めてまいります。すると、この車が本来持つ美しい白さが蘇り、ジャガーブランドにふさわしいボディへと生まれ変わりました。下地処理はボディを美しくする効果ももちろんですが、塗装表面の余分な成分を除去する効果もあるので、コーティング材の塗装面への食いつきをよりよくするという効果あります。
下地処理によりコーティングの準備が整ったところで、コーティング材を塗布致します。ベースコートには低分子完全硬化型のガラス被膜を採用しております。分子量が小さいことで緻密な被膜を密着形成させ、塗装自体の艶と輝きを引き立たせる効果が抜群です。更に、その上から紫外線軽減成分を含有する新トップコートを施工することで、より強固なコーティング被膜となり、ボディを優しく保護します。コーティング剤には防汚効果もあり、洗車による汚れの落ちも簡単になりますので、お手入れもしやすくなります。
今後はセオリーに則り洗車を心がけていただけたら、この状態を長く楽しんでいただけるものと思います。
この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。
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