2012年09月30日
福島原発事故の翌日、双葉町で観測された空間放射線量の最大値が毎時1590マイクロシーベルトであったことが21日に福島県より公表されたそうです。
一般の人の年間の被曝線量限度は1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルトですから、その凄まじい被曝量には震撼させられます。
事故当時、窓やドアを閉めて屋内に留まるように案内されていたようですが、もしそれを信じて汚染地域の屋内に待機していた人がいたとすれば気の毒で仕方ありません。枝野君には放射線が一般家屋の外壁で防げるのか否か今一度しっかり語ってもらいたいものです。もっとも彼は単なるスポークスマンとして与えられた原稿を読んだにすぎなのでしょうから、彼にその原稿を与えた人間が居るならばその人間にこそ責任を取ってもらいたいものです。
福島県では甲状腺異常の検出率が既に高くなっているそうです。残念ながら今後も更に被害は拡大するのでしょう。
加えて今後は内部被曝による影響も起こりうると考えていますが、その本当の怖さは放射線によって障害されたDNAを通じて伝わる遺伝情報に基づいて世代を超えた障害が発生する可能性があることでしょう。
同じく21日に茨城県つくば市の森林総合研究所なるところから福島県内の渓流の水に含まれるセシウムについての調査結果が公表されたそうです。
5月から7月の間に264回採取した水の内、放射性セシウムが検出されたのは4回。
飲料水の基準値を超えたのは1回だけだったので、森林からの流出は少ないと結論付けられているようです。
その一方で渓流で取れるイワナなどの魚から基準値以上の放射性物質が検出され出荷制限がかかるなどしています。
放射性物質による内部被曝は累計で考えなければなりません。僅かずつでも体内に蓄積することでその毒性は増していきます。人間の寿命と今問題になっている放射性物質の半減期を考え合わせれば生涯に渡って問題になるということは明らかです。
根拠もなく安心・安全を謳う国を信じるのも自由ですが、その影響は数世代先に及ぶと思いますので、熟慮していただきたいと思います。
Posted at 2012/09/30 17:52:04 | |
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日常の話 | 日記
2012年09月30日
もっともな常識の籠の中
こじんまり生きてちゃショボイだろ
お前の生き様さ、そうだろう
昨夜、NHKの深夜番組で聴いた矢沢永吉の"It's up to you"
その存在は知っていても別にファンでもなんでもない彼のこの歌詞が今の自分には刺さりましたねw
経済性だけで車を語るなら所有しないのが最良。
まがりなりにも車好きを自負するのであれば、経済性よりもウェイトを置くべきところがあると考えさせられました。
そういえば、ドイツでは倫理委員会が原発廃止を決定したそうです。
倫理に照らして、その安全性は経済性に勝るべきであるという理念をもって・・・。
原理原則に従ってものを考えることが大切であることは至極当然のことだと思います。
車に関しても経済性は無視できませんが、自分が車好きであるという根本は変えられませんし、それに抗うことは無意味だと思います。
経済性以外にも世間体という大きな壁があり、本当に自分の好きな車を所有することは簡単ではありませんが、車好きの端くれとして改めて何を優先すべきかを考えた車選びをしようと思います。
おじさんに残された時間は多くはありません。(涙)
Posted at 2012/09/30 16:04:43 | |
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