
明けましておめでとうございます!
最近、全然みんカラやってなかったですが、今回はちょっと死にかけた話があったので更新しちゃいますw
1月1日、まさにお正月です。
お正月は家族全員で、私の実家でゆっくりするつもりでしたが、
12月31日に妻がインフルエンザA型にかかってしまいました(笑)
それで仕方なく、私が一人で子供二人を連れて実家に帰ることにしました。
実家は、クルマで45~50分くらいの距離なのですが、
ちょっと離れの田舎なので山を越えなければなりませんでした。
実家に帰るときは毎回この山道を越えていくので、通いなれた道でした。
路面は若干の雪がありましたが、それほど滑るような路面でもなく、この日も、いつも通りに山道を越えようとしてました。
ここで事件は起こります。
山道も半分を超え、下りにさしかかった時、
突如、ハンドルが左側に取られる感覚がありました!
やばい!っと思った時には既に遅し。
ハンドルは左にとられたまま、車体は路肩へ引きずり込まれました。
ズルズルズルーー!!
うぉぉぉ!止まらねぇ!!
そのまま路肩の雪山にズボっ!!と突っ込んで、クルマは停車しました。
うぐぅ!まずい…事故ったか…?
幸い、柔らかい雪山だったので、バンパーの破損は免れました。
危なかった…
とりあえず、バックして出よう。
そう思いギアをバックに入れましたが、
何度アクセル踏んでもブオーン!ブオーン!と空回り。
後ろに下がれません……
やっべ~、埋まったな…
しかもここは山の中……
正月のせいか、他のクルマも通らない……
やっべー……ヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
クルマに乗ってた息子(5)は不安そう。
「ねぇ、レヴォーグ埋まったの?帰れるの?」
あぁ!こんなのたいしたことないさ!すぐ動くようになるからクルマの中で待っててね!( ´∀` )b
余裕のパパを演じるも、
内心かなり焦ってるヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
ここで子供を不安にさせたらアカンと思ったので。
娘(3)は状況がよく分かっていないらしく、ぼーっとしてる。
とりあえず、ジャッキアップして、ボディ腹下にある雪をスコップでかいでみるも、埋まり方が半端ない。
(左のタイヤ二輪とも、埋まってた( ´゚д゚`))
くっそー!!親に連絡して助けを呼ぶか……!!
すぐさまスマホを取り出しコールしようとしたら…
ケータイが圏外だった……/(^o^)\オワタ
一瞬血の気引いた。
そして、死を覚悟した。
落ち着け。落ち着け。
この状況、誰かに伝えなければならない。
しかし、どうすりゃ……
子供と一緒に降りて、ケータイの電波つながるところまで下りるか……
いやいや!
隣町まで10kmはある!
このクソ寒い中、子供と一緒に下山するのはそれこそ自殺行為!遭難してしまう!
その時!!
たまたま一台のクルマが山を登ってくるのが見えた!
雪山に埋まったレヴォーグをみて、明らかに異変を感じたと思われる。
止まってくれた。
救世主(メシア)あらわる。
(゚∀゚)タスカッター!!
コンパクトカーに乗った女性の方でした。
すぐに「手伝いましょうか?」と。
ものすごく感謝(ToT)
俺がバックギアに入れ、その女性にフロントをぐいぐい押してもらうことにしたが、さすがに女性一人ではびくともしない。
というか、このレヴォーグの埋まり方からして、多分誰がやっても無理だなこりゃ(笑)
らちがあかないので、近くのコンビニまで送ってくれるとのこと。
今来た道を、わざわざ戻って我々を送ってくれるとのことだ。
いや、もう本当に感謝です(ToT)
息子と娘を、レヴォーグから降ろして、女性のコンパクトカーに乗せてもらう。
レヴォーグは、山の中に放置した(笑)
ってか、この間、マジで誰も通らないんだわ、この山道(笑)
大人が2~3人いてくれたら、どうにかなったかもしれんのになー。
そして、無事、近くの町のコンビニまで降ろしてもらい(乗せて下さった女性の方には本当に感謝です)、
私はすぐ両親に電話。
俺「もしもし!オレオレ!山でクルマが埋まっちゃったんだよ!助けにきてくれないか?!」
父「はぁ!?誰だオメー今どこから電話してんだよ」
オレオレ詐欺かってくらい怪しい電話ww
俺「通りかかった人に、近くのコンビニまで乗せて来て貰った。レヴォーグは山の中に投げてきた!」
父「どうやらホンモノの息子のようだな。
おし!分かった、ロープ持って行くから、軽トラで向かうわ!」
おぉー!やった!
俺「しかし、軽トラでレヴォーグを引っ張れるのか?」
父「やってみないと分からねー。
ま、ダメだったら、JAFだなw」
父「しかも悪いことにこの軽トラATで、デフロックついてないんだわ」
おいおい大丈夫か( ´゚д゚`)
まあ、でも父を信じよう!!
俺は子供二人とコンビニで時間をつぶしていたら、
すぐに父は来てくれた。母も二台目の軽四でかけつけてくれた。子供を回収しに来てくれた。
父「とりあえず、埋まった現場にいこう」
父を山道まで案内しようとしたら、
ビューン!!
父の軽トラ、もう行ってしまった。
ま、でかいクルマが雪山に突っ込んでるから、
誰が見てもすぐ分かるかw
俺と子供は、母のクルマに乗せてもらって後を追う。
現場に到着。
父はもうレヴォーグにロープ繋ごうとしてたw
段取りが早いw
ここでひとつ。
最近のクルマって、牽引フックがパッと見ありません。
レヴォーグもそうです。
では、どうやって牽引するのかというと…
リアバンパーの左側にある丸いキャップを、マイナスドライバーなどで開けます。
その穴に、標準で積んである牽引フックのアダプターを取り付けることにより、はじめて牽引が可能になります。
(フロントバンパーも手順は一緒)
詳しくはGoogleで探してみてねw
これは取説にも書いてます。俺は牽引されるの初めての体験ですww
父は手際よくロープを牽引フックに結ぶ。
父の持ってきたロープは、漁業用の船をひっかけたりするロープだ。
さすがだ。
太いから絶対に切れない。
それから、スタックから脱出するにあたって、電子制御や、EyeSightという高機能システムが、非常にやっかいモノです。
まず、バックギアを入れた状態でアクセル全開しようとすると、メーターに「後方注意!」の警告が出てそれ以上踏み込んでも進まなくなりますwこれはやったことある人多いと思うw
逆に、前方に出ようとしても、今度は目の前の雪山を障害物とみなし、「前方注意!」の警告がでますw
これは、AT誤発進抑制制御の機能が備わっているせいです。
スタック脱出の妨げになるので、必ずEyeSightは強制オフにしましょうw
それから、少しでもトラクションがかかるように、
VDCもオフにしましょう!
VDC がオンのままだと、力がはたらいて欲しいタイヤが空転し、抜け出せなくなる原因となります。
これらを設定してから、牽引してもらう。
父が「いくどー!!」
と合図で軽トラアクセル全開。
すると、レヴォーグはズズズズ……と動き出し始めた!
(゚∀゚)キターーー!!
そのまま見事、抜け出すことに成功!!
それをみていた息子(5)
「おっしゃぁぁぁぁ!!」←歓喜w
軽トラでも普通車を引っ張れるんだ!坂道なのに!!
すごい\(^^)/
感動しましたよ。
無事、クルマも壊すことなく救出されました( >Д<;)
そのあとは、もう、怖くなったので、下山はゆっくりと行きましたw
それからは、子供たちと一緒に実家でまったりして、めでたしめでたしです( ^ω^ )
なぜ、急にハンドルをとられたのか、いまだによくわかっていません。
本当に、一瞬の出来事でしたから。
ただ考えられるのは、
①路肩にシャーベット状の雪が多量にあり、それに気づかずに踏んでしまった。
多分一番はこれです。
アイスバーンは、だいたい見れば分かるんで、身構える事が出来るんですよ。
シャーベットの雪は、水を多く含んでいるので、ここにタイヤがとられてしまってハンドル操作不能になるんです。
4WDを過信してはいけません。
逆にアイスバーンは、スタッドレスタイヤの性能さえ良ければある程度止まれるんですよ。今のクルマはだいたいABSが標準装備なので、タイヤロックしませんので、滑りながらもハンドル操作はある程度可能です。
なのでアイスバーンよりもシャーベット状の雪の方が、私は恐怖と感じてます。
車高低いクルマは、だいたいこれで埋まりますw
②スピードが出ていた
下り坂でしたので、出てた可能性があります。
子供と話をしながら運転していたので、つい。
ということはあるかも。
通り慣れた道だったから、余計にです。
運転の過信も禁物。
③スタッドレスタイヤが5年目のを履いていた。
…………新しいの買えよ!ww
タイヤ代ケチって命がなくなっては行けませんので、
古くなったらちゃんと新しいのにしましょうw
私は、どうしても資金がないので今シーズンはこのタイヤで乗り切りますww
山道は、もう走りません。安全運転で……
天さん どうかしなないで(餃子)
やめろーーーチャオズーー!!!ドカーン!
みたいにはならないようにします(↑それ自爆やん)
冒頭の写真は、救出して貰ったあとに撮影した我がレヴォーグの顔面。
フロントバンパー開口部に挟まった雪が、それを物語ってます。
というか、この程度の深みでも出られなくなるなんて(ToT)
今年、2cmローダウンしたかのが悪かったかなぁww
今年も宜しくお願いします★