2013年05月16日
にブリッツのインダクションカバーを取り付けましたが、
その後のレビューを書いてみます。
取り付けた翌日は低速トルクもほとんど失われてないと喜んでましたが、1週間ほど走っていると「何かおかしい・・・」
パシュパシュなる吸気音に、何かごまかされているような気がする、と感じました・・・(笑)
青信号からの発進加速を何度も試してみましたが・・・
うーん・・・やっぱり・・・・
低速トルクが落ちているようですΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
以前に踏み込むアクセル開度+20%増しで踏んでる気がします( ̄Д ̄;;
しかしそれでも加速していかないww
インダクションカバーは、純正タイプのエアクリの表面をむき出しにし、吸気効率アップ・吸気音の増大を狙ったパーツのはず。。
この写真が、取っ払った純正エアクリボックスの下側部分ですが、
これを取っ払っただけで、低速トルクが落ちてしまっているという事です・・・・( ̄Д ̄;;
これは私の推測ですが、EJ20エンジンはショートストロークの高回転型エンジンなのですが、
純正のエアクリボックスの形状は、意図的に吸気抵抗を多くすることによって低速・中速トルクを稼いでいるのではないかと思います。
もともと低速・中速での加速は不得意なエンジンであり、これを克服する為にあのような形状に作られているんじゃないか?という予想です。
やっぱり純正設計されたものって凄いなと思いました。
以前つけていたレーシングサクションR(毒キノコ)と純正エアクリのメリット・デメリットですが
■毒キノコ(むき出しエアクリ)
吸気効率が良すぎて、低速トルクダウン。高回転でのトルクはアップするかと思いきや、吸気音にごまかされて実はあまり回っていない!(笑)
エンジンルームからの熱をモロに吸ってしまう為、さらにパワーダウン↓
ちょっとやそっとの遮熱をしても、エンジンルームの熱気は隔壁の隙間からどんどん入ってくる為、あまり意味がないようです。
ボックスなどで完全に覆い、キノコを完全密閉するつもりで遮熱しないと熱問題は解決しない。(←結局は、純正のエアクリボックスが一番優秀という結論に・・・)
ECUチューンでエアフロレス化、冷却系、排気系すべて見直ししないと真価は発揮できないでしょう。
ただ付けるだけだとまずデチューンになるでしょう。
メリットは、エンジンルームの見た目ドレスアップに良い。
加速時の吸気音と、アクセルオフの戻り音は最高に気持ちいい(笑)
■ブリッツ インダクションカバー(むき出し純正エアクリ)
純正エアクリと同形状の為、吸気効率は純正と同じ。こちらも熱対策をしないとモロに熱を吸います。
エアクリボックス上部だけは純正のボックスをそのまま使用するので、エアフロにもやさしく、割と安全。
下側半分のエアクリボックスを取っ払って、網を被せている状態なので、むき出し状態と同じです。
エアクリボックスの下側を取っ払うだけのチューンなのに、なぜか低速トルクがスカスカになります。
メリットは、吸気音が良い事(笑)
■純正エアクリボックス(ノーマル)
もっとも理にかなった構造。よく作られています。
わざと吸気抵抗を作り、インプレッサの弱点である低速・中速トルクの弱さがカバー出来ています。(私の勝手な推測ですがw)
ノーマルのエアクリーナーは集塵効果が高い為、抵抗が大きいですが、社外のエアクリに交換するだけでも
ブーストが0.1~0.2ほど簡単にアップします。
自分のGDAは、社外マフラーと純正形状の社外エアクリ交換だけで、ブースト1.2を超えました。
トルクの出方は、ドノーマルに比べると若干高回転よりになりますが、街乗りでもさほどストレスにならないレベルです。
メリットは、さすが純正としかいいようが無いほどの、低速・中速のトルクの良さ。
デメリットは、吸気音が聞こえてこないこと(涙)
以上が私的まとめでした。
KSROMさんの情報によると、マフラー交換・ECUチューン・強化クラッチ・プラグ交換程度のライトチューン仕様なら、純正形状エアクリが一番トータルバランスが良いそうです。
ちなみにKSROMさんはEJ20には純正形状のエアクリ交換を推奨としており、むき出しエアクリ(毒キノコ)はパワーが落ちるので絶対にオススメしないそうです。
私は、毒キノコを付けている状態でも低速トルクをどうにかして上げたくて、
KSROMさんにECU書き換えをして貰ったほどです。
(KSROMさんには毒キノコは駄目だと警告されましたが、私は純正エアクリだと嘘をついて書き換えをお願いしました(爆)怒られる~~~)
まあ、結果、KSROMさんで書き換えてもらっても、低速トルクは全く改善されませんでしたけどね∑(゚□゚;)ガーン(。□。;)ガーン(;゚□゚)ガーン!!
その代わり、純正エアクリに戻したら劇的に変化したのを覚えています。