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2014年01月29日

一組のスピーカーを2つのアンプで使い分けられるのか!?

一組のスピーカーを2つのアンプで使い分けられるのか!? 今回、車は一切関係ありませんので、車の情報希望の方は回れ右で(笑)


まぁ、タイトルですが、オーディオ界ではアレ扱いされるでしょうね(苦笑)
俺はそんな専門的な知識&常識は無いので、単純に「なんで出来ないのかな?」くらいにしか感じませんが。







さて、そんな発想に至った理由は以前テレビを買換えてから、そのテレビから出る音が悪過ぎて不快になる事しばしば(苦笑)

価格さんのレビューでも、まぁ「音が悪過ぎてアンプ内蔵スピーカーを接続した」と言う人が絶えない悪い意味でのフラッグシップモデルでして・・・


そんな日々を送っていた今年頭にオーディオ好きな友達が2年振りに遊びに来て、家のシアターシステムに繋げているスピーカーのKEF IQシリーズを見て、「今、このスピーカーを狙ってるんですよ〜」と言われる。

何でも、亡くなったオーディオ評論家の方がこのKEF IQシリーズのサムネのスピーカー、IQ3がペアで5〜10万の価格帯の中で、高級スピーカーに引けを取らない完成度だと褒めていたそうな・・・



自分がこのスピ−カーを選んだ理由は、当時単純に評価が特に高いスピーカー群の中で一番デザインが「ツボ」だったから   と、言うだけ(笑)

その後7.1chシアターシステムをこのIQシリーズでオークション・中古屋で集めました(笑)
おかげさまでフロント・センター・サテライトと全て色違い(笑)
一番の心配は音が自分に合わなければ意味が無いので、取りあえずリーズナブルに揃えてみようと行った結果ですなwww

しかし、AVアンプではこのスピーカーの能力は活かせないと、当時この友達に指摘されてました。




そんな経緯があって、その言葉。
せっかく我が家に来て、欲しいスピーカーが目の前にあるのに聞かせないのは唯のS(笑)

そこで、以前ブログにした雑誌付録に付いて来たデジタルアンプに↓
この雑誌企画凄過ぎ!!
せっかくなので片方にIQ3、片方にサテライトで使用しているIQ1を繋いで、本人が聞き慣れているiPhone内の音源で聞いてみて貰いました。


まぁ、正直びっくりしました。
知ってる曲がAVアンプと比較にならない位に力強く・歯切れよく・綺麗な低音が出て来ました(汗)

さらにびっくりしたのが、大きさが160mmコーンのIQ3と130mmのIQ1ではIQ1の方がやんちゃな尖った音質で、IQ3の方が優しく伸びやかな音質であった事。

こりゃIQシリーズでもIQ3の評価が高い理由が頷けました。
2007に「ビジュアルグランプリ2007SUMMER」を受賞した記事も残っています↓
http://www.phileweb.com/news/d-av/200706/20/18655.html




さて、今までこの付録のデジタルアンプをほったらかしていたのですが、おまけにしては勿体ないこのアンプを利用して、テレビの脇に置ける位の手頃なスピーカーがあればこれで今後テレビの音を鳴らそうかと思いつく。

早速、友達に心当たりが無いか訪ねるとヤマハのNS-10MMを勧められ、中古ショップを巡りに向かいました(笑)

そのNS-10MMの大型のモデルで「NS-1000MMが賞を受賞したので、音質は間違い無いと思うよ」なんて話を聞きながら巡る事2件目で、そのNS-10MM発見!! って言うか隣にNS-1000MMまである!!(笑)


その店は試聴可能なので、聞かせてもらう事にしてみた。
NS-1000MMもね(笑)

聞かせてもらおうか、受賞したその性能とやらを!!


聞いた感想はモニタースピーカーらしく、ブーストで音をねじ曲げる系ではない俺好みの音!!
バイオリンやピアノの音色がとても艶やかで気に入りました。
ただ、サイズ的に中音・低音がかなり貧相ではあるが、低音は別に重視していないのでおk。

続いてNS-1000MMを試聴。
もう、単純にNS-10MMの足りない所を補っている文句の付けようの無いスピーカーですが、家には置くスペースが無いサイズ(笑) 友達も情報は知っていても聞いた事が無かったとの事で感動してました。

早速NS-10MM購入して設置・・・
と思ったら、友達もNS-1000MMお買い上げ(笑)



そして設置してみた。

上にあるのがNS-10MM
下にあるのがIQ3。


いざ聞いてみると、全体的に優し過ぎるかな・・・
あと、人の声が聞き辛い感がある・・・ BGMに負けている感じ・・・


と思っていたら、BGMに気を使ったCMが流れるとびっくりする位音が艶やか(笑) 人の声は聞き取り辛い。

あぁ、そうか・・・
モニタースピーカーだけに、適当にミキシングされた音はそのままテキトーな混ざり具合で再生しちゃうんだ(笑) 手を抜いた仕事が丸裸にされるスピーカーな訳ね。

愛用しているイヤホン、マランツのHP101と同じ特性で超・好感触(笑)


しかし暫く聞いていて、今度はAVアンプでIQシリーズの音を聞いてみる。







ショック・・・

暴風の中レポートを続けるアナウンサー、AVアンプに切り換えた途端にNS-10MMでは聞こえなかった風きり音がボーボー鳴り始めました。


これが絶対的性能の差か・・・
NS-10MMの方に再生に特化しているデジタルアンプを繋いでいるのに、ぬるいAVアンプに繋がれたIQシリーズの方が圧倒的に音の情報量が多いんですよ・・・




これ聞いちゃったら、もうTV音もIQ3で聞きたい。
ってか、AVアンプを起動しないと鳴らない&それが性能を全然引き出せていないのがもったいなさ過ぎる。




それで考えたのが、タイトルの普通にTVを見てる時はデジタルアンプ出力で。 しかしそのままAVアンプのFスピーカーとして使う手立ては無いのか?

と、なりました。




まぁ、探しても出て来ませんよ、そんなアイテム(笑)

スピーカーセレクターなんて物はあるが、これは一つのアンプで多数のスピーカーを切り換えるもので、欲しい機能が逆なんすよ・・・



無くても聞きたいんじゃ、自分で造るしかないじゃない(大笑)




イメージ的にはこんな

   ・通常
    ◎スピーカー
  /
デジタルA  AVA
  \
   TV

   ↓
  ・AVA起動時
    ◎スピーカー
      \
デジタルA  AVA
      /
    TV

こんな感じだから、5極リレーで何とかならね?

と、リレーの選定。
これ、前回のコンパクトリレー探しと同時に探してました(笑)

探せば有るもんですね。
オムロンから↓

こんなリレーが出てるんですが、秋葉原に行ったら同じスペックの物が1/3の価格で売ってましたwww

コンパクトリレーでは一つの入力を2カ所で切り換える事しかできませんが、これは4入力を2カ所で切り換える事が出来る!!      はず(笑)

理論上ではこれ1個で左右のスピーカーが対応出来るじゃん!!

問題はコイルの電力を何にするか?
コイル入力は色々あってDCやACのタイプまであり、自作だと定義がないから悩みましたね〜。


結局手元にACコードのみがあったので、ACタイプを使う事にしよう!!




と、自称:オートアンプセレクターの配線図を書いてみて、やはり理論上は可能なはず。


早速部品を集め、基礎となる箱をどうするか・・・

100均で良さげなコレクションボックスを見付け、レイアウトを概ね決めて配線し易い様にケースの一面をカットして背面板として利用する事にしました。


多分、一番時間が掛かったのはこの背面の穴あけですわ(笑)


リレーに施す配線のクリアランスも考慮してリレーの位置を決め、配線しました。

写真は既に組み上がった状態ですが、多分気になる人は配線が不思議でしょうね(笑)


理由は単純で、IQ3はバイワイヤリングを採用しています。



ケーブルはオカルト評価で定番のベル線を使っています。
1m30円位です(笑)

そのベル線の6芯タイプを利用してツイーター側は1ラインx2、ウーハー側は2ラインx2を噛ませ使用していたので、オートアンプセレクター内の配線も統一する為に1極に対し3ラインがあった方が良いのかな? 的に配線しました。

ぶっちゃけ単純に3倍の皮むき面倒臭かったorz



背面の入出力盤面の完成。

上段のターミナルがスピーカーへ。
下段左のターミナル上が本来AVアンプからスピーカーへ出力するケーブルを入力。
同下が本来デジタルアンプからスピーカーへ出力するケーブルを入力。

後はデジタルアンプの電源の入出力とリレーコイルの電源って感じです。





そうそう、一番それ駄目だろ!!って思われるアンプが二つとも電源が入って、何か有った時に同時にスピーカーに電流が流れてスピーカーを壊さないか? って件ね(笑)

タップはパソコン用品店で売られている、パソコンに電源が入ると連動して周辺機器のコンセントに電源供給され、パソコンの電源を切るとそれに連動して周辺機器のコンセントも遮断される物を使いました。

なので、TV電源ONでデジタルアンプも同時にON。 TV電源OFFでデジタルアンプも同時にOFF。

AVアンプ裏の連動コンセントにオートアンプセレクターのコイル電源を繋いだので、実はこのオートアンプセレクターはAVアンプ電源OFF時には一切電力を消費せず機能していて、AVアンプ電源ON時にリレーの機能を利用してデジタルアンプの供給電源をカットし、無駄な浪費を防ぐ様にしました。




ま、問題は音が出るか?

ちゃんと1組のスピーカーから両アンプの出力が切り替るか?


って事ですね(笑)




結果は・・・









大成功!!

こんな風に思い描いた様オート化してくれました!!



もう今までとは違い、テLビから出る音なのか? って位音圧のある素晴らしい音で再生してくれています。



今回は実験的に制作したプロトタイプなので、配線以外気を使わなかったのと、ハンダで接続している箇所が多数あります。 リレーの接点の材質の問題で音が劣化する事も考えていましたが、気になる劣化は感じませんでした。 って言うか、それ以上のレベルアップがでか過ぎて気になっていないだけ?(笑)

今後、金メッキ端子に交換してハンダは使わず、全てスピーカーケーブルと同じ材質で締め上げ固定出来れば、もっと音が安定するかもしれないですが、多分もう触らないだろうな(笑)



ちなみにパーツ代は電車賃込みで¥3,000掛かってませんwwwwwww





久々の車以外の実験でした♪
ブログ一覧 | 人柱(実験) | 日記
Posted at 2014/01/29 04:50:33

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この記事へのコメント

2014年1月29日 20:09
スピーカーセレクターを逆に接続してアンプセレクターとして利用できます。
安いものはそのように設計されてないのがあるけどハイエンド向けは出来ますよ。
私は2chオーディオと7.1chでアンプを使い分けて切り替えてます。
使ってるのはLuxman AS-55↓
http://www.luxman.co.jp/product/as-55

私もバイワイヤーですが↑のセレクターでも対応します^^

まぁ、Zeldaさんなら自作するだろうなぁと思ったら案の定作ってた(笑)
コメントへの返答
2014年1月30日 0:06
あぁぁぁ・・・
有ったんですね(泣)

早速情報収集させていただきましたが、手動変換でしたか・・・


逆に無知だった分、鼻からビエラリンクやブラビアリンクの様に、AVアンプの電源ON/OFF連動で機能させる事しか頭に無かったので、やっぱり自作してましたね。

操作を簡単にする為には努力を惜しまない矛盾した正確は厄介です(汗)

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何シテル?   03/05 18:30
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