CPV35ブレンボ流用&Z33マスターシリンダー流用1
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自粛期間中にオーバーホールしたCPV35クーペのリア用ブレンボキャリパーをM35ステージアのリアキャリパーに流用します。
まずは、ブレーキディスクもCPV35の320mmに大径化するのでバックプレートの加工から。
キャリパーを外して、S字フックで吊っておく
サイドブレーキ を緩めてブレーキディスクを外す
ブレーキディスク外周を覆っているバックプレートをジグソーを使って1周切り落とします。
切断面から錆びないようにシャーシブラックで塗っておきます。
これでブレーキディスクは付けられるようになります
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車体のブレーキパイプと、キャリパーへのホースの接続部を10mmのフレアナットレンチで外し、ブレーキフルード ストッパーなるもので塞ぎ、ブレーキフルード が垂れないようにします。
外した純正キャリパーは使わないので、暇な時に分解でもしてみましょうw
前回オーバーホールしたときに、ブレンボについていたホース、パイプ類も綺麗にしましたが、やっぱり使わない。いや、使えないことがわかりました。
おそらく、ただの4WD、FRなら使えそうですが、ハイキャス付はダメです。たとえ5度しか動かないとはいえリアナックルが動くので、ブレンボから出たパイピングがショックアブソーバーに近いため、ハイキャスが効いた時にぶつかる恐れがあるからです。
結局ステンメッシュホース(Z33用)を流用しました。
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ブレンボのパイピングについていたブラケットのみ使用し、車体側の12mmのボルト部分は、15φ用のバンドとM8ボルト
ブラケットについている12mmのボルト部分は10φ用のバンドとM8ボルトを使い、ちょっと位置を変えてステンメッシュホースを固定します。
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キャリパーの取り付けは、M35ステージア純正で使っていたボルトはネジピッチが違うため使えません。
CPV35ブレンボキャリパーに付いていたボルトを使いましょう。頭のサイズは19mmで同じです。
バックプレートも、ブレンボキャリパーの足が大きかったため、さらに追加で削りました。
ディスクもCPV35のものにする場合はワッシャー等で位置調整する必要はなかったです。
片側終わったら反対側も同じです。
ブレーキフルードストッパーが1個しか無かったので、一度に左右同時は出来ませんでしたw
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続いてマスターシリンダー。
AR-Xは純正15/16シリンダーサイズで、BOSCH製でした。
プロポーショニングバルブも内蔵されてません。
マスターバックにボルト2本で固定されてます。
カプラーを1番先に外して、マスターシリンダー内のブレーキフルードは注射器で抜き取っておきます。
それでもパイピングの10mmをフレアナットツールで緩めると漏れ出てくるので、下に垂らさないようショップタオルやウエス等で保護してからやりましょう
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これから付けるZ33、380RSから外したというマスターシリンダー。
1-1/16シリンダーサイズで純正よりピストン容量が増えます。BOSCH製でほとんど同じ大きさですが、左ハンドル設定の影響かわかりませんが、パイピングへのアプローチが左右対照に出てます。
10mmのフレアナットはAR-Xと全く同じ大きさで、まさにポンづけ。
プロポーショニングバルブも無し。
マスターバックに固定し、パイピングを繋いだらブレーキフルードを満タンに入れます。
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今回使用したDOT4フルードはこちら。
まずはマスターシリンダー内のエア抜きをするため、2人作業です。
ブレーキを踏んでもらう。
その隙にマスターシリンダーの10mmをフレアナットツールで緩めて、わざとフルードが出るまで待つ。
これをプライマリー側から始めて、セカンダリー側まで出来たらしっかり閉めます。
続いて各キャリパー。
左リア、右フロント、右リア、左フロントの順にブリーダー プラグからエア抜きします。
ブレンボは対向ピストンなので、内側のブレーキラインに近い方からエア抜きし、内側が出来たら外側をエア抜きします。
大体20回ぐらいブレーキ踏んで、ブリーダー プラグ緩めて、ワンウェイバルブ付のエア抜きキットに接続。
底付きするまでブレーキを踏み、エアが出なくなるまで行います。
1箇所終わるごとにマスターシリンダーにフルードを追加します
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フロントキャリパーは今回変えてないのでM35純正のまま。
エア抜きのブリーダー プラグは10mmで1箇所のみ
ブレンボのブリーダー プラグは11mmですた
なんとか全ギリすればタイヤ外さなくて出来る位置にいます。
けっこう狭いのでフルードが溢れるのが怖ければタイヤ外した方が楽です
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