
新308オーナーの方は勿論ご存知かと思いますが、新308にはΦ340(厳密には真円ではないので最大幅)の極小ステアリングホイールが装着されています。
正直申し上げますと、最初これを見たときは「うーん・・・」でした。
というのも、パッと見オモチャっぽいんですよね(^^;
それにスポーツカーでもないのに、これはちとやり過ぎじゃないかとも思いました。
しかし実際に納車されて、現在オドメーターで1,500kmを越えたところですが、
もう病み付き(笑)
実に運転し易いですし、楽しいし、これよりでかいステアリングの車はもうダメかも・・・と思うほどに至っております(^o^;
車に乗り込む度に身が引き締まるというか、ちゃんと両手をステアリングのコブに添えて「集中して走るぞ」という気持ちに昂ぶらせてくれる効果もあります。
スポーツモードにするとステアリングがグっと重くなって、只でさえ素晴らしい直進安定性が更に向上する感覚になるのがまた良いです。
ワインディングはまだ走っていませんが、間違いなく楽しいでしょう。
更に、このステアリングで気に入っているのが、
牛革のナッパレザーで仕立てられているという点。
「ナッパレザー」。
プジョーではシエログレードのオプションでナッパレザーシートが用意されていたり、メルセデスでもナッパレザー内装がオプションでありますし、この数年ちょくちょく耳にするワードですよね。
ナッパレザーというのは元々は羊革に用いられていた言葉の様ですが、昨今では牛革でも使われているワードで
「モチモチとした柔らかい仕立ての革」との事のようです。
それに加えて特徴的なのが
マットなテクスチャーであること。
通常の本革巻きステアリングの場合、表面加工されている関係もありますが、艶やかな仕立てにされていると思います。
一方で、308のステアリングはナッパレザー特有の艶を抑えたもので、滑り難く、確実にグリップできるのが利点。
(スポーツドライビングを前提とした運転で、グリップを最大化するには、ポルシェ911の一部グレード等でも採用されているアルカンターラ巻きがベストだとは思います。)
GT Lineではそれに加え、パーフォレッテッド加工がされているのでより滑り難いものとなっています。
レッドステッチとパーフォレテッド孔に施された赤色が良い雰囲気に一役買っているのも良いですね。
Posted at 2016/03/23 16:53:06 | |
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