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ツライチセッティングのために、結構な投資をしたつもりだったが、ここまで突っ込んでようやく先が見えてきた。


どの世界にも安かろう悪かろうが存在するし、机上の計算と実測では差が生じるということもわかった。
何より、ツライチにするために一番重要なのは、その装着するアルミが肝心だということ。


第一に、そのアルミがワイトレにはまるかどうか？
第二に、フェンダーに当たらないか？


そして今回新たにわかったのは、ワイトレのメーカーが持つ細かな配慮だ。
頭の方でも綴ったが、やはり安いからには意味があったということだ。


この一連の挑戦では、デジキャンのワイトレを２個も買って約２万円ほどの投資も行ったし、メーカーへの問い合わせや、オートバックスなどのカー用品店に巡ること３店舗と相談した結果、はっきりと判明したことがある。


まず、重さや材質を考えなければ、廉価なデジキャンやＪＩＣといったワイトレでも問題ないとは思う。
ただし、スペーサー厚が20mm以上のものに限る。


これは、20mm以上のスペーサーの場合、貫通テーパーナットがしっかりした高さを確保できるものが同包されてくるため、ナメにくいナットで締められる。


しかし、15mm以下のワイトレの場合、メーカーによって決定的な差が生じることが分かった。
それは、15mm以下のスペーサーに付属するナットが、貫通ナットなのかそうでないのか？


答えは、オレの実経験でわかっている。
15mm以下では、貫通ナットでスペーサーを締めることに無理があるということだ。


なぜか？
必ずナットがナメるからだ。


ディーラーに聞いても、「この厚さなら、プロでもいつかはナメると思う」と意見していたしね。
だったら、交換用のナットをメーカーでも用意するとか、材質のいいものを用意するとかそういった配慮が必要だ。


残念ながら、オレが買った15mmのワイトレの貫通ナットについては、デジキャン製においてその配慮は欠けていると判断できる。


実は今も第二段のメール問い合わせ中なのだが、その答えがない。
よって、オレが比較検討した3社の中では、デジキャン製が最も優位でない。


JICは情報も少ないので分からないが、15mmのワイトレも貫通ナットで締める仕様であるため、デジキャンと同位だろう。


キックス製のものは、15mm以下のものは専用ナットで締めあげを図るようになっている。
つまり、このメーカーは、そういった問題点をすでに対応しているわけだ。


しかも、ハブリング付きだ。（純正アルミのみ対応。社外アルミの場合、別途必要。）
一体型とは異なる商品では、最も優位の品だ。


ただ残念ながら、このワイトレのネックはコストがかかる。
材質は、他メーカー品と変わらないのだが.....


まずはオレの場合、強固な材質の貫通ナットだ。
オレが一番欲しいのは、M12×1.5の全長12mmほどの強い貫通ナットだ。


だれか、、、教えて、、、、
もしくは、キックスの専用ナットが、デジキャンのスペーサーにも流用できればベストなんだけど、こっちもチャレンジしてみるかなぁ？

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