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標題には当たり前のようなことを書いてしまったが、正直コレまで「タイヤが燃費を左右する」実感なんてまるで無かった。


どんなタイヤを履こうが、燃費なんて対してさほど変わらないだろうと思っていた。
オレのクルマ人生は２０年超だが、このことを改めて強く認識したのは、今夏のタイヤ交換において初めてのことである。


たしかにコレまでは街乗り経験しかなかったこともあるので、さほど意識していなかったのは事実。
このタイヤ交換における詳細については、近日中にこの「みんカラ」のブログで綴りたいと思っているが、まずは、先行して標題に綴ったように、転がり性能について語りたいと思う。


オレは、今の愛車でコンフォートタイプのタイヤを履いて約3年７万㌔を乗り過ごした。
正直、この事実やありがたみはよく分かっていなかったが、今夏のタイヤ交換によってちょっとタイヤのスタンスを変えたところ、とんでもない事態に見舞われ、過去の実績がスゴイことだったと気づくのだ。


その事態とは簡単に言ってしまえば、燃費が大幅ダウンしたことだ。
数字でいうと約15％の悪化であり、12km/L→10km/Lになった。


これは大問題だ。
なんたって、インチサイズも扁平率も変えてはいないし、むしろタイヤは4本とも新品なのだから目を疑うのも当然だろう。
（くどいようだが、タイヤの変更についての詳細は後日綴る。）


ちょうどガソリンが高騰してしまっていることからも、生じたロスはとてもデカイのだが、タイヤ交換前までは間違いなく遵守してきたものが、タイヤ交換した途端にガクッと落ちるとはまったく想像していなかった。


もちろん、今回のタイヤ交換で学んだことも一杯あるが、この標題に書いたことが、もっとも勉強になったことだと思う。


なので皆さん、燃費重視ならタイヤは絶対に転がり性能重視で選んでね。
それと相対するウェットグリップ性能は、安全（自分の技量）と財布と相談して決めようぜ。


スポーツタイヤがグリップ性能の能力に比例するよう値段が設定されているように、転がり性能が良いタイヤが高いわけには理由があるということだ。


オレみたいにメチャクチャ距離を乗る人は、ランニングコストとイニシャルコストをよく考えてタイヤ選択すべきだ。
（くどいようだけどが、タイヤの変更についての詳細は、反省混じりで後日綴る。）




【蛇足】


そこで日本で買える高性能の低燃費タイヤは、どのくらいあるのかを調べてみた。
転がり性能が最優秀AAAでウェットグリップaという最高級評価のタイヤは、2013年春季の時点で3本。


オレが調べた限りではタイヤwebサイトによる調べから3本としておく。
http://www.clg-sv.com/tire11.htm


それは、次に挙げる3本だ。

・ ブリヂストン（BS）のECOPIA EP001S
・ ヨコハマ(Y)のBluEarth-1 EF20
・ トーヨーのNANOENERGY　0


ここに挙げたタイヤは、勿論オレのアルミには装着できないサイズ設定であるが、街乗りではなく距離を運転する人なら一考の余地はあろう。


ちなみに今後は、オレのタイヤ交換のスタイルも「実を取るスタイル」となっていくと思う。


ただジレンマもあって、外見を一番重視したいんだけど、パワー不足のクルマがテコ入れする部分としてスポーツタイヤの導入も視野に入れると、どうしても予算とタイヤタイプのパワーバランスが難しいのよ。

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