車載iPad miniの接続方法改良（対策検討編）

車載タブレットをiPad(初代)からiPad mini 2 に変えてから、オーディオにUSBで接続して使っていました。
ところが、iOSのアップデート後に「充電していません」の表示が・・・。
音楽の再生だけでもそこそこバッテリーが減るので、充電できないと不便なので対策することにしました。

まずは原因の特定から。
そもそも「充電していません」の表示は供給電流が低いと表示されます。
今使っているオーディオであるU565SDのUSBポートの供給電流は0.5A。
iPad miniは0.5Aでも充電できたのですが、どうやらiOSのアップデートによって充電に関する仕様が変わったようです（iOSではよくあることだったりする）。

ということで、対策としては
①オーディオを高電圧USBポート搭載のものに変える。
②iPad mini 2のヘッドホン端子からU565SDのAUX端子に接続。
③iPad mini 2からライン出力でU565SDのAUX端子に接続。

①カーオーディオのUSB接続が将来出てくるデバイスに対応している保証がない。実際、iPad mini 2はUSB接続できたが自分のiPhone SE や親の6sはエラーが出て接続できなかった。
②は音質に問題があるので却下。
（以前iPad車載の際に実験済み）
③は以前のiPad車載時の接続方法であり実績もありますがこれには大きな問題が・・・。

初代iPadのApple Dockコネクタはアナログのライン入出力がありました。
しかし、iPad miniはLightningコネクタになっており、これにはアナログのライン入出力が搭載されていません。
なので、ライン出力を取り出すにはデジタル信号をアナログ信号に変換するDAC（デジタルアナログコンバーター）が必要になります。

この方法が一番確実そうなので、これで進めることにしました。

対策の方針が決まったので、
①充電しながら使用できるようにする。
②音質はなるべく落とさない。
③費用をかけずにシンプルにまとめる。
これらを目標にして進めることにしました。