ディノ・レーシングスペシャル

今日の「オールドナウ・カーフェスティバル」のハイライトは、
ディノ・レーシングスペシャルが走ったことです!
漫画「サーキットの狼」の流石島レースで優勝しましたが、
あれは池沢先生が思い描いた架空のクルマ。
それを、Iさんが7年の歳月をかけて作り上げたのです。
ディノやノーブルP4などのベースは使わず、
フレームから制作しており、すべてがワンオフ。
漫画をもとにサイズを割り出し、試行錯誤を繰り返して
3年前の公開ではドンガラ状態でしたが、
今回はエンジンも載り、実際に走行することができました。
ギリギリに仕上がったため、試乗もできず
ぶっつけ本番の走行でしたが、池沢先生のドライブで
筑波サーキットを2周も走行することができました。
仕上げが荒いとか、ライトがないとか、
あそこが違うとか、荒探しをしている人もいましたが、
架空だったクルマが実際のカタチになって動くだけでもスゴイこと。
途中であきらめなかったオーナーのIさんと思い入れ、
メカニックのFさんのウデと努力のたまものです。
その証拠に、発案者の池沢先生も大興奮していました!
今回、無事に走行することができたので、
次はナンバー取得に向けて細部の仕上げです。
法規上の問題などをクリアしなければならないので、
それなりに時間はかかると思います。
でも、このディノRSが公道を走る日は必ず来ます！