タイムアタックの聖地・筑波サーキットを舞台に毎年9月に開催される真夏のアタック合戦、マツダファンサーキットトライアル第4戦に参戦しました!7年連続7度目の挑戦です。
毎回この大会にかける想いは自分でも相当のものだと思っていて、日々の行いの積み重ねがすべてここでタイムに表れると考えています。しかしここ数年は(日頃の行いが悪くなってきたのか?笑)タイムが伸び悩み、何かを根本的に見直す必要があるのか否かという底なし沼にハマったような感覚に陥っていたんですね~。。。なので今年は敢えて目標を定めず「純粋にアタックを楽しむこと」を第一としました。考えすぎても空回りしてダメだなぁと。
◆エントリー情報
ゼッケン:48番
クラス :デミオ&ベリーサ・クラシックTUNED
(DEデミオ2台、DWデミオ1台、ベリーサ1台)
車種 :ベリーサ(DC5W)2009年式
車重 :1,100kg
排気量 :1,498cc
タイヤ :ミシュラン PilotSport3(215/45R16)
ホイール:エンケイ PF01(16×7J+43)
◆直近の主な変更点
・ロアアーム交換
◆目標タイムと過去のタイム
【目標タイム】
なし
【過去のタイム】
2013年・・・1分18秒428(ミシュランPS3 205/40R17 & エンケイRS05 17×7.0J+38)
2014年・・・1分19秒018(ミシュランPS3 195/50R15 & エンケイPF01 15×6.5J+45)
2015年・・・1分17秒104(ミシュランPS3 215/45R16 & エンケイRS+M 16×7.0J+43)
2016年・・・1分17秒572(ミシュランPS3 205/45R16 & エンケイPF01 16×7.0J+43)
2017年・・・1分17秒687(ミシュランPS3 205/45R16 & エンケイPF01 16×7.0J+43)
2018年・・・1分18秒045(ミシュランPS3 215/45R16 & エンケイPF01 16×7.0J+43)
◆コースコンディション
1本目:ドライ(ちょっと暑い)
2本目:ドライ(かなり暑い)
私のベリーサ、ついに旧車割引の領域に入りました笑!初度登録年月から120か月(10年)経過した車両は参加料を1,000円割り引いてくれるのです。素敵♪
タイヤは昨年の大会と同じもので、MFCT3戦&普段使いで程よく摩耗しています。問題のブレーキですが、7月のメンテナンスでロアアームを交換したところ不治の病と思われていたブレーキング時の振動があっさり消えてしまいました。そのロアアームは振動の出ていた運転席側のブーツが破れており、それが振動にどう影響していたのか(そもそもそれが犯人なのか?)不明のまま解決。モヤモヤ。。。
≪1本目≫ BEST:1分17秒422(3/11周)
≪2本目≫ BEST:1分17秒960(3/15周)
過去6年分のデータをフル活用してタイヤの空気圧とアタックのタイミングを決め、すべてがドンピシャにハマって各セッション共に3周目でBESTを記録できました。冷却機能を強化していないうちのベリーサは水温が全てを左右するので、いつも通り開始早々に勝負をかける必要があります。ナンバープレートのオフセットも気休めで予想通り4周目の終盤に100度を超えてしまいましたね。。。それ以降はどれだけクーリングしても再アタックできないことが分かっているので、3周目にちゃんと決められた自分を誉めたいです笑。
昨年から変えた部分は1ヘアピンのアプローチと最終コーナーで、1ヘアは進入がややイン寄りだったところをほんの少し外寄りに持っていったこと。最終コーナーは立ち上がりのスロットルを開くタイミングが年々遅くなって旋回スピードが落ちていることに気づいたので、単純に早く開けるようにしただけです。速度の落ち込みが抑えられた結果、第3セクターのタイムがほんのちょっと良くなっていました。
≪結果≫
・クラス3位/4台、総合43/53位
・BESTタイム 1分17秒422(1本目)
・燃料残 5L
◆まとめ
前戦のもてぎ同様、2本とも狙った周にBESTラップを刻めた筑波戦。「もっとこうすればよかった!」という後悔がなかったので多分、完璧に近いラップだったのだと思っています。目標タイムを設けず自分を追い込み過ぎなかったことで、リラックス状態から自然な形でスッと無の意識エリアに入れたのかなぁという気がしています。事前の練習走行では1分18秒半ばで頭打ちでしたが、本番では「超える力」(分かる人には分かる?)が発動したようですね。これを私の中で「本番効果」と呼んでいます笑。
今の実力をすべて出し切れたスペシャルな77秒間でした^^
実は今回、久々に会社の仲間(上司&新入社員の後輩ちゃんたち)が応援に駆けつけてくれていたのです。みんなサーキットにはもちろん足を運んだことがなく、タイムアタックという競技も当然知りません。なので当日はブリーフィングに一緒に出席し、車検も間近で見てもらい、パレードランにも同乗してもらい、競技中は広く見渡せるピット上の観戦エリアと第一ヘアピンスタンドそれぞれで観てもらって、様々な視点からモータースポーツを体感してもらいました。
暑い中連れ回してしまって申し訳ないと思いながらも「凄かった」「良い経験になった」「自分も熱中できる何かを探したい」という感想を聞くことができたのは本当に何よりです。興味を持ってもらうことは難しいけれど、こんなスポーツがあるということを知ってもらえただけで十分なのです。
こうして応援してくださる方々がこの7年間でたくさん増えて、それが確実に活力になっています。静岡ラウンドをスキップして、次は最終戦の岡山ラウンド。
今年はドライで走りたい!!
ということで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♪
エントラントの皆さま、関係者の皆さま、応援いただいた皆さま、ありがとうございました!
以上!
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Posted at
2019/09/21 18:31:53