ブレーキパッド交換（新） フロント編①

リアに続いてフロントです。

夕方から作業開始したので、あっという間に暗く
なってしまったσ(^_^;)

フロントの場合はまず、アッパーアームからブレーキ
ホースを切り離します。

写真の赤○ボルトを外すだけでＯＫ。
※ボルトの二面幅は12mm

次にリアと同様、キャリパーのシリンダーをスライド
させる為に、スライドピン部分のボルトを外します。

リアはそのまま緩めるだけでしたが、フロントは
廻り止め（矢印）を当てながら緩めないと外せません。
※ボルトの二面幅14mm
※廻り止めの二面幅17mm

・・・で、外して上側にスライドさせました。

シリンダーから手を離すと自重で落ちてくるので、
手で保持しておくか、または強度のある周辺部品に紐で
縛って固定しておくか等して作業しやすい状況を作って
おくとイイです。

ちなみに自分は手で保持しておきます。
・・・で、それをしながら、パコッと古いパッドを外します。

これがフロントキャリパーのシリンダー。

・・・リアと同じような方法で掃除、スライドピンの点検を
しました。

次はお決まりのピストン戻しの作業。

フロントは押し込むだけで戻ってくれるので、写真の
ピストン戻しの専用ツールで行います。

・・・こんな感じに使います。
パッドを押さえる面にツールのプレートを当て、内側
から押し広げていく感じ。

ピストンが戻りきったにも関わらず、さらに押し広げて
いかないようにだけは注意！
キャリパーが開いてしまったら、かなりマズイので。

もう一つ注意点として、フロントは容量が大きいので、
ピストンを戻す事でマスターシリンダーのリザーバー
タンク内の液面が早いペースで上昇します。
ブレーキフルードの量には十分に注意！
※過去にフルードの補充を行っていた場合、溢れる
可能性もあるので、そんな場合はスポイト等で要調整

・・・これだけ戻っておけば、十分に新品パッドは組み
付けできます。

②に続く