僕らにとって、今年最大のイベントが終わりました。
公私ともにレース活動をしているのに、鈴鹿サーキットに行ったのは初めてです。
富士もですが、やっぱり現行のF1をやるサーキットは、一味も二味も違いますね。
ピットガレージの広さ、設備、コースコンディション…どれをとっても、いい所ばかりです。
F1ドライバーに言わせれば、SUZUKAは世界屈指のチャレンジングなコースとも言われ、走った者を魅了するコースレイアウトなんでしょうね。
また、市街地に設置されたうえに、ホテルや遊園地、天然温泉などが隣接しているので、リゾート施設としての完成度も高いと思いました。
イベントはというと、鈴鹿サーキットの主催で、昨年より始まりましたが、2012年に開業50周年を迎えたことを機に、次の50年を見据え、多くの人々に車やバイクに興味を持ってもらおう…ということでこうしたイベントを企画しているそうです。
"Sound of ENGINE "のネーミングの由来は
車体に対するエンジンの意味に留まらず、
我々のクルマ・バイクに対する情熱=“ENGINE”
という想いを込めています。
鈴鹿サーキットで聞いた、
エキゾーストノート、
ドライバーの歓喜の声、
そして皆様の歓声・・・
様々な“ENGINE”のサウンドと再び逢いましょう。
(
Webサイトより転載)
ということだそうだ。
親元のホンダらしい言葉に聞こえるのは、僕だけではないと思う。
二年目の今年は、クラシック ル・マンなどもサポートしている、スイスの高級時計メーカー「リシャール・ミル」が冠スポンサーとなり、ひとつ格が上がった形だ。
まあ、実際に行ってみると、本物のレースではないから、いろいろとバックヤード側は勝手の違う進行に戸惑ったりもしたが、お祭りとしてはエントラントもギャラリーも楽しめたのではないかな。
9月のベルギー遠征時は、FIAのシリーズ戦「マスターズ」のヒストリックF1のレースが開催されていた。
イベント2日前から、テスト・練習が行われており、その本気度は段違い。
今回のこうしたお祭りイベントでも、F1やグループCカーなどは、エンジンテストや前日のチェック走行などが欠かせない。
実はね、こういう部分が意外に楽しいんだよ。役得だねメカニック業の…(^^)
本番一日目は、午前中が雨でウエット・コンディション。
ペースは遅いが、慣れないドライバーは苦戦したんじゃないかな?
ロータス23B、シェブロンB9、クーパーT86 & ロータス72C の順で走り、F1やグループCをグリッドに整列させてからの「グリッド・ウオーク」は大盛況。
たとえが悪いが、まるで年末のアメ横のような賑わいだった。(^^;;
やっぱりね、間近でホンモノを見られるってのはいいよね。
イベントの趣旨に合っていて、見て・聴いて楽しめるイベントだと思った。
バックヤードは、皆さんが帰ってからの夕方が大変だった。
汚れた車の清掃・アフターメンテ、給油にバッテリー交換など、おなかをグーグー鳴らしながらの作業。(^^;;
でも楽しいんだよね。
いつもと違う環境で、とくにコース上が静かになったピットガレージで、スパナの音を響かせながらメンテするのは、至福の時間。
あらら…また変態って褒められそう。
夜はね、メカニックもドライバー家族も一緒に、一杯やりながら美味しい食事をいただいてさ、ワイワイにぎやかに遅くまで…
やっぱり、泊まりのイベントはイイ!(^^)
開けて二日目。
朝から全開でサポートです。
一日をぎゅーっとまとめてみました。
長編約9分ですが、我慢してみてくれ(^^)↓
あー、楽しかった。(^^)
さーて、気持ち切り替えて、年末に向けて、44号車にちょっと手を入れますかね。
Posted at 2016/11/22 00:37:05 | |
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