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2016年11月30日 イイね!

職人

すっかり冬になりましたねぇ

今朝はフロントガラスが凍っていました。
太陽の角度も変わってきて、朝の通勤時間は運転しづらいですよね。

今日は月末、明日から師走です。
運転する方も、しない方も気を付けて~(^^)

さて、最近ブログのネタが目白押しです(^^;;
いまさら、多感な年頃なのか?毎日見るもの聞くもの、ついつい書きたくなってしまうものばかりです。

毎日昼食とってから書き始め、仕事の後は日報と夜の作業を終えてから、腹を空かせてパチパチ打っています。(^^;;

なんですかね?
人と会話をするのは苦手ですが、何かを伝えるのは大好きです。
体が動かなくなるまで働いて、最後は物書きやってフィニッシュが出来たら、遅れをとった人生も入賞圏内でチェッカーを受けられるかも… なんて思ったりして(^^)


さて、冗談はさておき、その体が動かなくなるまでの「職人仕事」の話です。

昨日、某テレビ局で、「修理工場は眠らない ~パラリンピックを支えた職人たち~」という番組が放送されました。
ブログ書いた後、録画を見たので、今朝はつらかったー(^^;;

まあ、内容はだいたい皆さんが想像する通りだと思います。
タイトルの通り、今年のリオ・パラリンピックの裏方で、義足や車いすなどの修理をしていたオフィシャル・ファクトリーの話です。



ファクトリーの母体は、ドイツにある世界的な義足・装具メーカー「オットーボック社」で、ドイツ本国をはじめ、スイス・フィンランド・コロンビアなど、世界中から社員を連れてきて、100名体制でサポートを行なっている。

活動は1988年のソウル大会からで、最初は4名のエンジニアで始めたそうだ。

モータースポーツのイメージからいくと、タイヤサービスみたいなものなんだけど、オットーボック社のサポートは、メーカー不問・品目不問・新旧不問・果ては選手でなくても無償サポートを受けられる。

彼らの使命は「修理が出来なくて、試合を諦める選手を、絶対に出さない」ことなんだって。
「絶対」ってところがいいよね。



実際に持ち込まれたものの中には、およそ現代の競技に使えるようなものとは思えないような古ーい装具も有ったりしたが、選手はその愛着ある品を大切に自分の一部として使っているわけで、要望すればそんなものでも何とか対応する。

逆に、レギュレーションに合致しないからと、真新しい車いすを何台も持ち込み、明日の試合に間に合うように改造してくれ…など、まあありとあらゆる難題に対応する。

エンジニアは全員がオールラウンダーというわけでなく、車いすの修理なんてやったことない人も居たりする。
それでもセクショナリズムなんて無くて、手の空いた者は専門外の修理も、あり合わせの部品と限られた設備を駆使してやっていくわけだ。

ちょっと数字を記しておくけど、今回のリオ・パラリンピックの選手は160の国と地域から約4,000人の選手が参加。

ファクトリーは大会2週間前から、15,000点の部品を持ち込んでスタンバイ。

大会期間中の修理対応件数は、2,408件だったとのこと。



なんかさ、僕の仕事とはとんでもなく畑違いなんだけど、やってる作業のコアな部分は同じなのよ。
ガタガタになっちゃった部品をちゃんと機能するように固定しなおしたり、篏合が合わない部品を削って修正したり、場合によっては欠落した部品を違う材料で補って、機能回復したり…

そんな作業を見てるとさ、やってみたいなー なんて思うんだよね。
自分の治したものを使った選手がメダルなんかとったら、とても感慨深いものがあるんだろうな…

そういえば、何年か前。
車いすバスケのアルミフレームを直したことがあったっけな。
溶接部にクラック入っていて、溶接しなおしてあげたんだ。



2020TOKYO 人手が足りなかったら、使ってくれないかなぁ(^^)


全ての写真は現実の内容とは関係ありません
Posted at 2016/12/01 03:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 番外編 | クルマ
2016年11月29日 イイね!

遊び心

最近、綺麗なミニが2台ほど、工場の中におります。

どっちのオーナーさんも、とっても可愛がってるんでしょうねぇ。(^^)

一台はもう納車待ち。



もう一台は、作業真っ盛り(^^)



今回は、足もちょっと贅沢仕様で、キツネ印のダブルアジャストタイプ。



バネは現状の物を使用するので、コイルオーバー仕様の車高調整部品は取り外して使用します。

ステップアップの時までお預けですね。(^^)



ヘッドカバーには、何やらあやしいロゴ入り!



熟練職人の手によって、伝統技法で一点一点、手掘りのこだわりの逸品…

んな訳ないね(^^;;

こういったワンオフパーツ、ご希望の方は、ボスの機嫌がいいときに相談してください。(爆)


僕みたいに、やれタイムだ、やれ順位だ…ってのもいいんですが、こういう遊び心もいいよね。

車磨くのが楽しくなったり、ミーティングに行ってボンネット開けるのが楽しみになったり…

ダンパーだってそうかな?速さを追求するだけじゃなく、いろいろ調整してみて、「おっ!」と思うことが見つかるかも(^^)

まあ、決まっちゃったら動かさなくなるものなんだけどさ、「万人向け」より「自分好み」が楽しいじゃないですか!
ちょっとしたプレミアム感があって、一人で楽しむ仕様と、家族とドライブ仕様を使い分けてみるとかも出来るかも(^^)


昨日は、付き合いの長い工具屋さんが閉店後にやってきた。

みんな帰った後に雑談だけして、何も注文しないで帰しちゃう時もあるけど、懲りずに来てくれる。

ストイックな人でさ(^^)鍛えた体は年齢相応のカラダじゃない。
ONとOFFをばっちり切り替えて、チャリンコでダウンヒルを走り、愛娘とスキーにも行く…
最近は、トラウトフィッシングにも行くようになった。なんて言ってさ、昨日は盛り上がった(^^)

僕はね、車も、釣りも、ほかのコトも、のめり込むタイプ。
器用なタイプじゃないから、極めるところまではなかなかいかないけど、一つのことに集中して、じっくり掘り下げていくんだな…



工具屋の彼は、真剣なんだけど、のめり込み過ぎず、緩ーく楽しむらしい。
家族と一緒だし、そういうのもいいよね。
僕もそういう風にやれたら、どんだけいろんなことを知ることができるんだろう…(^^;;

まあ、ここにはよく書くけど、ドMだからさ、ほかのことを全部我慢して、悩み苦しんでる自分を楽しむのも含めて、深く掘り下げてきたんだけど、たまーに、道に迷った気分になることがある。



彼の言うように、成績を追い求めて極めていくのではなく、楽しみを追い求めていく…
仕事じゃねーからな、それが趣味の本質なんだろーな。
ちょっと勉強になったよ。ありがとう。(^^)

後半の写真は15年くらい前のモノかな(^^)
Posted at 2016/11/30 01:48:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | ワンオフパーツ | クルマ
2016年11月28日 イイね!

安かろう悪かろう?

土曜日は、恒例のチーム・ビルズ祝勝会&忘年会。



老若男女?、まじめな話から下世話な話、果ては子供たちのPPAPまで…楽しい時間でございました。



日ごろはノンアルコールなわたくしも、ストレスをぶちまけたく、久しぶりに呑んでやりました。(^^;;

しかし食するものは、口にうまし、体の油圧に…





怒られそうだ…(^^;;
まあいいか
楽しい時間に水を差すことはないね(^^)


なんですかね…ここの集まりはスカッとしてるんですよね。
リーダーがそういう人だからなんでしょうね。



時に、こんなになるまで飲んだくれ、共に朝を迎える(^^)

人を引き付ける力を持ってるんだよね。
見習わなきゃならんなぁ と、人付き合いが苦手な僕は、いつもいつも思わされます。

結局44号車は、動くことなく年末を迎えてしまいますが…
みなさん。ちょっと早いですが、来年もまたヨロシクお願いします。


さて、後半は、タイトルのお話です。
最近仕事をしていて思うことがあります。

車をお預かりした際、お客様が調達した希少な部品を託されることが有ったりします。

便利な時代ですからね、ネット・オークションや通販はもとより、SNSからオーナズ・クラブのオリジナルパーツまで、古い車の部品は、いろんな形態で入手が可能になりました。



ですからね、作り手もいろいろ、産出国もさまざま…
どちらの国だから、どうというわけではありませんが、↓の文字が比較的安心であることは、国民の皆様の共通認識ですかね。



車の部品の中で、定期交換しなければならない代表手的なものといえば、ゴム製品でございます。
タイヤから各ホース類、見えないところではブレーキのシール類まで、いろんなところに使われていて、プラスチックなどよりもずっと昔から、重要なポジションを任され続けているのであります。



また、重要な要素といえば、金属製のモノの中でベアリング類は、最上位に位置付けられることが多い部品。



実はどちらも、このところの仕事の中で、「ん?」と思わされるようなことのあったものでもあります。

ゴムについては、痛みが早い。
タイヤならすぐひび割れるとか、減りがものすごく早い…など
場合によっては、寿命以前に、型のズレがあって、真円に回らないとか(^^;;

車以外でも、輪ゴムなんかも切れやすいものとかあるでしょう?

ベアリングなんかは最初からガタガタなんて、交換しない方が良かったくらいのモノだって有ったらしい。

これねえ、どうなんだろう?
先人の言葉で言えば、「安物買いの銭失い」ってやつに、なりかねないよね。

ちゃーんと整備できるメカニックならさ、そのまま使えないや…って気づいてくれて、追加の加工賃取るとかで、ちょっとの損害で済むかも?

でもDIYが流行ってるじゃないですか。ユーザー車検とかも昔より手軽だし。
正直言って、危ないよ。こんな変な部品に当たってたら…
あれ?ブレーキ効かないや…ガソリン漏れてました…なんてシャレにならない。

まあ、どうにもならない(どこに行っても買えない)なんて車もあるし、仕方がないとも思う。

逆に、「日本製を選べば大丈夫」と言えなくなる日が近づいているかもしれない…

ユーザーが「安いもの」を求める以上、企業は価格競争を止められない訳で、収益を上げるためには、自ずと原価を下げるしか手立てはない。
耐用年数が下がってもいいから原料を安いものに切り替えるとか、加工精度を落とすとか、「ユーザーの求める安価を実現するために」いろんな努力をしているんじゃないのかな?

これはねぇ、選挙と同じですよ。
「安いからダメでもいいや…」そんな風に清き一票、ダメな部品に投じますか?
僕はやめておきます。(^^)
Posted at 2016/11/29 01:10:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 番外編 | クルマ
2016年11月21日 イイね!

2016.11.19~20 RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE

僕らにとって、今年最大のイベントが終わりました。



公私ともにレース活動をしているのに、鈴鹿サーキットに行ったのは初めてです。

富士もですが、やっぱり現行のF1をやるサーキットは、一味も二味も違いますね。
ピットガレージの広さ、設備、コースコンディション…どれをとっても、いい所ばかりです。



F1ドライバーに言わせれば、SUZUKAは世界屈指のチャレンジングなコースとも言われ、走った者を魅了するコースレイアウトなんでしょうね。

また、市街地に設置されたうえに、ホテルや遊園地、天然温泉などが隣接しているので、リゾート施設としての完成度も高いと思いました。


イベントはというと、鈴鹿サーキットの主催で、昨年より始まりましたが、2012年に開業50周年を迎えたことを機に、次の50年を見据え、多くの人々に車やバイクに興味を持ってもらおう…ということでこうしたイベントを企画しているそうです。

"Sound of ENGINE "のネーミングの由来は

車体に対するエンジンの意味に留まらず、
我々のクルマ・バイクに対する情熱=“ENGINE”
という想いを込めています。
鈴鹿サーキットで聞いた、
エキゾーストノート、
ドライバーの歓喜の声、
そして皆様の歓声・・・
様々な“ENGINE”のサウンドと再び逢いましょう。

(Webサイトより転載)

ということだそうだ。
親元のホンダらしい言葉に聞こえるのは、僕だけではないと思う。

二年目の今年は、クラシック ル・マンなどもサポートしている、スイスの高級時計メーカー「リシャール・ミル」が冠スポンサーとなり、ひとつ格が上がった形だ。

まあ、実際に行ってみると、本物のレースではないから、いろいろとバックヤード側は勝手の違う進行に戸惑ったりもしたが、お祭りとしてはエントラントもギャラリーも楽しめたのではないかな。

9月のベルギー遠征時は、FIAのシリーズ戦「マスターズ」のヒストリックF1のレースが開催されていた。
イベント2日前から、テスト・練習が行われており、その本気度は段違い。
今回のこうしたお祭りイベントでも、F1やグループCカーなどは、エンジンテストや前日のチェック走行などが欠かせない。
実はね、こういう部分が意外に楽しいんだよ。役得だねメカニック業の…(^^)



本番一日目は、午前中が雨でウエット・コンディション。
ペースは遅いが、慣れないドライバーは苦戦したんじゃないかな?



ロータス23B、シェブロンB9、クーパーT86 & ロータス72C の順で走り、F1やグループCをグリッドに整列させてからの「グリッド・ウオーク」は大盛況。
たとえが悪いが、まるで年末のアメ横のような賑わいだった。(^^;;



やっぱりね、間近でホンモノを見られるってのはいいよね。
イベントの趣旨に合っていて、見て・聴いて楽しめるイベントだと思った。



バックヤードは、皆さんが帰ってからの夕方が大変だった。
汚れた車の清掃・アフターメンテ、給油にバッテリー交換など、おなかをグーグー鳴らしながらの作業。(^^;;

でも楽しいんだよね。
いつもと違う環境で、とくにコース上が静かになったピットガレージで、スパナの音を響かせながらメンテするのは、至福の時間。
あらら…また変態って褒められそう。



夜はね、メカニックもドライバー家族も一緒に、一杯やりながら美味しい食事をいただいてさ、ワイワイにぎやかに遅くまで…
やっぱり、泊まりのイベントはイイ!(^^)


開けて二日目。
朝から全開でサポートです。
一日をぎゅーっとまとめてみました。
長編約9分ですが、我慢してみてくれ(^^)↓



あー、楽しかった。(^^)
さーて、気持ち切り替えて、年末に向けて、44号車にちょっと手を入れますかね。
Posted at 2016/11/22 00:37:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | レースイベント | クルマ
2016年11月20日 イイね!

とりあえず終わりました



今日はバタバタで、日中は遊んでいられませんでしたf^_^;)



帰りは渋滞ですねぇ…
高速に乗るまでかなりかかりそうです。



Posted at 2016/11/20 17:39:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | レースイベント | クルマ

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