久しぶりに変態な話題でもいってみましょうかね…
暇だからじゃないんですよ。(^^;
週末のレースに向けて、タイムのいい時の車載ビデオとか見て、イメトレしないと、抜かれ癖がぬけていなそうで怖いんですが、昨日ある方のコメント見て、ピン!ときたことがあるんです。
よくエンジンの音聞いて「イイ音だねぇ」なんて話になるじゃないですか。
代表的なのはフェラーリなんかのV12エンジンの甲高い音とか、S20のバランスのいい6気筒の音、A12のOHVとは思えないキレのある音…
日本人はどっちかというと、こういう高回転できれいな音の出る音を「イイ音」と評すると思います。
アメリカ人はV8好きですね~
ちょっと不規則で、スムーズに回っていなそうに聞こえる、あの音がお好みみたい。
(乗ったら速いのよ…)
水平対向エンジン好きな人も居ますね。
あれも独特。
スバルは、そこんところにすごく拘ってる(^^)
それぞれ、なんで、ああいう音になるか…という話は置いといて、今日は感じ方について考えてみようかと思った次第であります。
僕は専門家でもないし、にわか知識でいろいろ語ったら、怒られるかもしれませんけどね…
お許しを(^^;;
エンジンって何回転くらい回ってる音がお好みですか?
またサニーを引き合いに出しますけどね、サニーの9500回転って、イイ音してるんですよ。
富士のストレートでエンジンパワーと走行抵抗がバランスして飽和状態をむかえた時、スリップから抜け出した車とサイド・バイ・サイドになると、隣の車の音と共鳴しあって、ミラーに写らなくても「あ!来た」ってわかるんです。
わずかなスピード差があるので、当然エンジンの回転差もわずか。
ちょっと「うわんうわん…」って…うまく表現できないや(^^;;
スタンドやピットレーンにもこの競り合っている音は、いい音として聞こえてるはずです。
一万ちょいくらい回ったら、もっといいかもしれない(^^)
けどね、あれが15,000回転とかだと、ちょっと違う気がするんですよね。
前述のV12とか、近代のF1エンジンとか、僕はあんまり好きじゃない。
言い方?考え方を変えると、僕の耳だと「イイ音を聞き逃している」のかも?
というのも、子供のころから、検診の時の聴力検査で、右耳は高周波が取れないと言われています。
だから、電話で会話するのも右耳は苦手かも。
昔の映画で、大忙しのサラリーマンが、両耳に受話器当ててしゃべったり…
あれ出来ない(^^;;
すみません。余計な話でした。
ふつうは僕のようなことはないですが、それでも聞こえ方には個人差があります。
もともと、人間は加齢とともに、高周波が取れない設計のようです。
10代では20000Hzちょいかけるくらいまで聞き分けられ、20代で18000Hz、30台で16000Hz…なんて下がっていくデータもあるようです。
年をとると耳が悪くなるなんて言いますが、そもそも生れ出た時から、耳がいい・わるいは別にして、「聞こえ方」は変わってくるということじゃないですかね?
音を発する側のことを考えてみましょう。
エンジンの発する音はいろんなメカノイズやら、吸排の音やら、いろんな音が混ざっていますが、音量的にも、気筒数によって変動が大きいのも、排気だと思います。
そして、回転数が上がると、単位時間あたりの爆発回数が増えるから、周波数も高くなる。
たとえば、4サイクル4気筒エンジンは、一回転に二回爆発していますから、1000rpmで回っているとき、一分間に2000回爆発しているわけです。
これを周波数に置きかえると33.3Hz、10000rpmなら10倍で333Hz、12気筒なら単純計算で3倍で1000Hz…
数字だけ見ると全然高周波ではないですね。(^^;;
ですが、回転数や気筒数で倍々計算になっていくということが分かります。
耳の変化の話の万Hzとはかけ離れてしまいますが、この直接的な部分は万人共通だとしても、ここから波及する共振などで高周波の部分が生成され、聞こえ方の差と相まって、その人にとって心地いいと感じるかどうかが決まっていたりして…
どうでしょう?
だれか詳しい人のコメント聞きたいですね(^^)
あ!
ちなみに、こんなソフトがありました。
可聴周波数域チェッカ
僕は右耳は早々にリタイヤでしたが、左耳は16290Hzまで聞き分けられました。
左耳!意外と若いじゃん(^^)
写真も動画も無いと見栄えが悪いですね…
あんまりイイ音じゃないけど、44号車の富士のストレートの音、聞いてみますか(^^)
Posted at 2016/10/20 22:06:48 | |
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