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日本人に取って忘れてはならない掛け替えのない日｡

…8月15日｡

平成7年以来､一度足りとて欠かした事のない正午の黙祷｡

昨晩の小学校の同窓会明けで昼まで寝ていましたが､やはりこの瞬間は背筋が伸びます｡

その同窓会の為､TBS系列のドラマ｢帰国｣を生で見られませんでしたが､録画したので後でゆっくり見ようと思います｡

戦争が終わって６５年｡

加えて｢最期の戦闘｣を続けた小野田寛郎さんが｢戦闘停止｣して３６年｡

今日の新聞のラテ欄を見たところ､一切､戦争を取り扱わないテレビ局もある｡

かと言ってハリウッドで製作されたアメリカ側から見た対日戦争映画が日本国内でヒットする｡

日本人は亡国の人間と化したのか｡

平成２２年８月１５日｡

街は人で賑わい､お盆休みを楽しんでいる｡

しかし､正午の黙祷時､耳に聞こえて来たのは､｢あの日｣多くの国民が玉音放送と共に聞いたであろう蝉の鳴き声だった｡

11時02分 仕事の手を止めて黙祷｡

それは長崎の鐘への切なる思い｡

65年目の夏もセミが鳴いていた…

広島原爆忌｡

思想的に保守にありながら､この8月6日と9日､そして終戦記念日の15日は一方ならぬ思いを持つ｡

8時15分､被爆されて亡くなった方を思い黙祷｡

65年と言う年月は余りにも悲劇を歴史の一部化してしまった｡

5年も前､埼玉県川口市にある､ＮＨＫの施設で被爆者でありながら､被爆の様子を描いた絵画を手にアメリカを回った方の講演会を聞きました｡

未来志向の平和への道｡

若い世代でも過去の戦争を語り継ぐ義務は負ってるはず｡

ただただ今日は鎮魂の祈りを深く深く捧げるだけ｡