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イツニレのブログ一覧

2013年09月14日 イイね!

クラブマンとベッカム ~なんとなく、イギリス~

クラブマンとベッカム ~なんとなく、イギリス~

 いささか前のことのようですでが、ベッカム&ビクトリア夫妻がクラブマンに乗っている動画がありました。クラブマンがどうこうよりも、まあとにかくベッカムが俳優のようにもの凄くカッコいい。これを見て思うのは、エグ●イルのアツ●さんは、ベッカムの影響大だということですね。成功した外国のセレブのニュアンスをとりいれて(いわばパクッて)日本で売り出すという手法は間違っていないように思えます。

 何についてのブログかよく分からなくなりましたが、自動車趣味の王国と云ってもよさそうなイギリス(※リンク=拙ブログ)では、グッドウッド・リバイバルが開催中のようです。
Posted at 2013/09/14 21:41:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW MINI COOPER CLUBMAN | 日記
2013年09月07日 イイね!

BMW 320d(F30)試乗

BMW 320d(F30)試乗 BMWに対するリスペクトが高まって、なかでもディーゼルに関心を持っております。CGTVにせよ雑誌、Webにせよ、320dの評価がやたらとハイスコアなのもあって、これは一度試乗しておくべきだなと思って、ディーラーへと向かいました。

 Dセグメントを代表するスポーツセダン、BMW3シリーズ。そのベンチマークと評される。これまでエリーゼなりMINI CLUBMANなり、身の丈にあったサイズ、大きさであるということに価値を見出し、そしてそれらをチョイスして来ました。コンパクトであるということを車にせよ、オーディオ製品にせよ、自宅の設計に至るまで、選択基準として主眼に据えて来たような気もします。

 こと今ここで宗旨替えをするつもりもないし、突如として気が大きくなった訳でもないのですが、最近気になる車はイヴォークだったり、320のツーリングだったりと、少し趣味嗜好が変化しつつあるのかもしれないですね。財布も体重も相変わらずの軽量級のままですが、そのうちキャデラックのエスカレードとかに乗り換えていたら、そっと見守ってやって下さい(笑)

 さて本題に戻って320d(F30)の試乗について、個人的な感想を記しておきます。

●フォトギャラリー
https://minkara.carview.co.jp/userid/821992/car/1260221/3667126/photo.aspx

ディーゼル音
 車外でエンジンスタート、アイドリングの音を聴くと、これは明らかにディーゼルと分かります。うるさいと感じる人もいるかもしれません。しかしガソリン車だって、エアコンのコンプレッサが回った状態では大概うるさいのであって、ワタシはさして気になりませんでした(ロバKエンジンの耕運機的アイドリング音に比べれば、はっきり言って何ということもない音量であることを付記しておきたい、笑)。

 いざ走らせると、1,000rpm以下くらいだとディーゼルであることが判別されるが、それ以上だと分からない。とにかく音が気になるという人はハイブリッドやEVの方が精神衛生上よいと思いますが、いずれにしたって機械を動かすのだから無音ということはないはずで、あまり神経質になる必要を感じません。

ボディ剛性

 市中を二、三十分走っただけなので、とエクスキューズをした上で云いますと、ボディの剛性感については分かりませんでした。剛性が低いとダメ出しをしたいなんてことではなくて、街中の中低速だけでは当方の鈍いセンサーでは感じ取ることができなかったということです。可能であれば高速道路やコーナーの続く道で試乗してみたかった。雑誌『Motor Magazine』8月号(P54)にあった、「そもそも3シリーズ自体、セダン、ツーリングともにその傾向があるが、うねった路面などでのフロントの煽られるような動きはさらに大きく感じられる。個人的には、特にこの320dブルーパフォーマンスツーリングを選ぶなら、撮影車と同じMスポーツ、それもオプションのアダプティブMサスペンション付きをお勧めしたい」(原文ママ)、などとあったので、その云わんとするところが実車で知れたらよかったのだが、それはかなわなかった。

トルク
 逆に少しの街乗りでも体感できるのが、車メディア絶賛のトルク。ワタシも全面的に賛同します。日本の交通事情、特に大都市部では信号での発進、停止をごく短い距離で繰り返すことを強いられます。これを鑑みれば、ディーゼルのトルクたっぷりの中低速の加速は好適そのもの。大変にパワフルです。それと加速の滑らかさが人工的でなくて自然であること(不自然さがない)、さらにスポーティさを街中で感じられることに感服しました。

人気・不人気
 ディーラー氏によれば、Mスポは大変人気で320dのセダン、ツーリングを通じて半分の方が選ぶという。外装色は白、黒、青の順とのこと。選ぶ人がほとんどいないというのがレザーシートだそうで、特に黒以外の明るい色目のレザー装着車はほとんど売ったことがないそうだ。理由は汚れるということだけでなく、夏の亜熱帯化も大きいらしい。炎天下、戸外に駐車していたら、シートが熱くなってとてもすぐに座れない、と。小さな子供などは低温火傷をしてしまうかもしれない。まあ大人が先に乗り込んで車内を冷やしてから家族を乗せるということをすればいいだけではあるが、日本の尋常ならざる暑さがレザーシートを遠のかせるというのはちょっと寂しい気がしないでもない。

 5シリーズ以上になれば革シートが標準という設定も多いだろうことからすると、等しく夏の日差しは人にさすのだから、3シリーズでもカタログに頻出する綺麗なベージュのレザーなんかを選ぶオシャレな人が増えてもいいのにな、とは思う。

8速AT
 さて、ワタシが320dに乗って最も気に入ったのは、8速ATだった。もう少し正確にいえば、上述のトルクフルな2リッター4気筒・ターボディーゼルエンジンとの組み合わせには恐れ入ったのだった。アクセルペダルを踏み込むと、スコンスコンとシフトアップしていって小気味いいことこの上ない。タコメーターの針が面白いように右へ左へと踊る。もし可能なら今乗っているMIINI CLUBMANにすぐ移植して欲しいと思ったくらいだ(エンジンの性格が違うからただ換装するだけではダメでしょうが…)。3シリーズに乗ったのが初めてなら、8速ATの車に乗ったのも初めてではあるけれども、生意気をいわせてもらえば「320dのエンジンとミッションはとてもいい」と宣言したい。

 また、「ATは6速くらいでもう充分なんではないか」と何の根拠もなく思っていましたが、これは決して正しくなかった、ATの多段化賛成論者になった次第。イヴォークに積まれる9速ATだって、いいに違いない。もう随分前のことなので記憶に曖昧な面もあるのですが、AUDIのA3に乗ってツインクラッチがあまりにスムース過ぎて、なにかこう車を運転している感じが希薄になってしまうようなバーチャルな感覚があって、トルコンの6速の方がむしろフィーリングとしてワタシにはマッチすると思っていたが、ZFの8速ギアボックス、これは繰り返しになりますが、GOODです。

 であれば、320dに対して100点満点なのかと問われると、満点ではありませんでした。かなりいい点数を叩き出しています。もうあと最後、横丁を曲がるだけといったレベルの車の出来映えだと評価したい。

ステアリング
 電動ステアリングをワタシはとても軽く感じました。軽いことに不満(というか驚きと戸惑い)を覚えたと云ってもいいかもしれません。もっと重くていいんじゃない、と。フィーリングがHONDAフィットととても似通っているように最初感じた。フィットは価格の面からしても、車のキャラクターにも合っていたので問題ないのですが、320dはセグメントが違いますから(格上ですから)もっと重厚なのかと思っていたんですね。何といいますか、イメージとしての「落ち着いてしっとりした大人のセダン」を感じさせるステアリングではなかろうかと。

 軽いことのメリットもたくさんあるとは思います。ノンパワステの車を普段の足として主婦に薦める訳にはいかない。ワタシの勝手なるイメージですが、軽ければ万人に受け入れられ得る反面、それこそ少し軽い印象になってしまうやもしれない。F30はその匙加減が、ちょっとだけかだいぶか、万人受け方向に振られたステアリングではなかろうかと。

 軽快よりも重厚方向への期待が大きかったこともあるのですが、運転モードの「コンフォート」を「スポーツ」に変えても、ハンドルが重くなるといった気配はないように感じました。頭のなかに疑問符が多少あって、「コンフォート」と「スポーツ」を往復する作業に試乗時間のほとんどを取られてしまって「スポーツ+」を試すことをほとんどしなかったので今度320iでも試乗する機会があれば、傾向が共通しているのかぜひ改めて確認してみたいですね(まあ似てるとは思いますが。というかガソリン車と遜色ないことを目指して仕立てているように思うので、、)

 ステアリングが軽いことによって、それに引きずられてということになると思うのですが、まるで上屋が軽いような感じがしました。あくまで印象ということであって、実際に上屋が軽い、剛性が低いということではないはずですが、ステアリングフィールというのは常に手で握っている、触れている以上、かなり重要なファクターなのだと改めて感じ入りましたね(MIINIはワタシには軽くもなく重くもなく丁度いいということも再度分かって副次的に嬉しかった)。

 ステアリングが予想よりも軽快だったために、実に不思議な感覚に陥りました。エンジンとミッションは非常に素晴らしいと感じるのに、ステアリングからはやや?をニュアンスとして得てしまう。上半身では「?と感じるのは何故なんだろう」と考え、下半身からは抗いがたい魅力がビンビン伝わって来るようなアンビバレントな感覚~男なら誰しも経験のあることと思います(^_^;)~が、そもそも3シリーズに乗るのが初めてのワタシ固有のものなのか(*^_^*)、はたまたワタシの感じ方が変なのか、試乗車特有のものなのか、そこらはよく分かりません(汗)

 ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて重量があるということで、それを感じさせないためにBMWはディーゼルではステアリングをより軽快に感じるよう仕立てたのだろうか。試乗時に速度は100キロまで出していないので、そこまで達する前後ではもっとステアリングが重くなるのだろうか。車の姿勢によってステアリングの重さが変わるようなことになっているのだろうか。Mスポだと受ける印象が変わるのか。セダンとツーリングで走行感覚はどのくらい違うのか…。

 う~ん、また乗ってみたいですね。

 2014年モデルから衝突軽減ブレーキが標準装備とか新iDriveコントローラーになったりと色々変わるようですが、車両価格も多少上がるようです。

●備忘
自動車Webサイト

・WEB CG
http://www.webcg.net/articles/-/18127
・MOTOR DAYS
http://www.motordays.com/newcar/articles/320d_bmw_imp_20130119/
・YOUTUBE
http://www.youtube.com/watch?v=zI4bPxGUOYE#t=10
(・NIKKEI TRENDY)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20121102/1045145/?ST=life&P=2
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20121102/1045145/?ST=life&P=5
(・HOBIDAS)
http://auto.hobidas.com/auto/impression/article/135735.html
・330d(参考)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2012/10/05/15534/

●追記

 ただし、ステアリングフィールのことについては、よくよく考えてみないとならないと思っている。
 
 試乗スタート以降、国産車的なステアリングの軽さを感じたことは事実なのだが、もし仮に「軽快でクイックであること」を逆に旨味とする設計・セッティングの明確な意図があるとすると、ファーストインプレッションに固執し過ぎて魅力を誤読してはいないかと心配になる。旨味を勘違いして逃しているのであったらそれはツマラナイと思うので、ここは慎重になるべきかもしれない。

 また、ディーゼル車ゆえ長く乗り続けることを想定したステアリングフィールの仕立てとしている可能性もある。重くすることも出来たのに、あえて軽く感じさせる技術的な工夫を施しているとしたら、そこは理解した上で、判断しないとならないとも考えられる。

 好きな女の子のある一面をいま一歩??などと感じ始めて、実はそんなに気にするほどのことでもなかったとか、まあホントのところ少し気にはなるけれども特に別れるほどのことでもなかったって経験ありますよね(笑)そういうことは、いい年こいたら避けた方が自分にとっていいのでは、と思ったりして(^_^;)

 しかし、こと車となるとえらく真面目に考え出すのだが、この姿勢が少しでも仕事で発揮されたらいいのになあ、と我ながら思う次第である、、

●補稿(9/12)
BMW 320dツーリング(F31)試乗

●参考1
BMW M6クーペ試乗

●参考2
BMW M135i試乗



Posted at 2013/09/07 17:27:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 外国車 | 日記
2013年08月16日 イイね!

ブリティッシュネス





 大変遅ればせながら、「007 スカイフォール」をみました。

 映画を通じて、登場する車で“ブリティッシュネス”を散りばめようという意図が感じられたな、と。

 ご承知の通りジェームズ・ボンドは英国の諜報機関MI6に所属するスパイな訳ですが、近日においては英紙の新聞広告で人材募集をするなど、「おいおい秘密の組織ちゃうんかい(笑)」ということになっているようです。華々しき大英帝国以来の諜報戦は下火になって、007のなり手も少なくなり、映画ではジュディ・デンチ(1934年生まれ!)演じるMがお払い箱で引退を迫られるなんてシーンがあります。

 そのMが移動の際に乗車していたのがジャギュア~(Jaguar)、ブリティッシュネスですね~。やっぱジャガーでしょと(まあロールスでもベントレーでもロータスでもブラックキャブでもいいのですが)。で、007が新たな秘密オフィスへと移動する時はレンジローバー。ジャガー・ランドローバーで計77台の車を提供したとのこと。ディフェンダーも冒頭で爆走しています。映画でどこの車を使うかはプロダクトプレースメントやら、色々と力学が働きそうなので単純に「イギリスが舞台なんだから、そこは当然イギリス車でしょ」とするためにそれなりに各種調整が必要になりそうですが、「とはいえやっぱり007なんだから英国車よね」と。ブリティッシュネスを感じる、クルマはよき小道具です。

 クライマックスではアストンマーチンDB5が銃撃され蜂の巣になって、「まさか本物じゃないよな(汗)」と思いましたが、なんとも意外だったのはジェームス・ボンドがスコットランド出身だったことでした。これまでのシリーズで007の出生についてどれだけ描かれているか分からないのですが、何だか「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」の奥深さを知る思いがしました(ちなみに、全英OPENテニスを優勝したアンディ・マレーもスコットランド出身ですね)。

 主演のダニエル・クレイグは英国五輪開会式で女王とスカイフォールを行ったり(このスカイダイバーの方が事故で一昨日亡くなったようです、合掌)、レンジローバースポーツの発表会で彼が運転して会場へ乗りつけるといった演出をしたり、まあいずれにしても「やりおるな、イギリスそして007」とは思います。

 ダニエル・クレイグは筋肉ムキムキでトムフォードのスーツがパツパツになってますが、それはそれでカッコいいなと。ところがこれまでのボンドはみな190㎝近くあったらしく、007=高身長の大男のイメージに則るべく、時にシークレットブーツを履いていたそうです、俳優さんも大変ですね。ただし家人は「これまでのボンドのなかで一番カッコいいんでねーの」とコメントしていました。もしかするとプーチンとかも好みだったりして(笑)いわゆるワイルド無骨系ですね、サッパリ豚骨系、横浜家系ではないと。なんのこっちゃ。

 猛暑が続きますので皆様ご自愛下さい!
Posted at 2013/08/16 11:37:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 外国車 | 日記
2013年08月14日 イイね!

次期MINI

 次のMINIですが、東京モーターショーでお披露目ということのようですけれども、はっきり言ってデザイン的にグッと来ないのですが、しかしゲンキンなものでこういうニュルを走る姿なんかを見ると、意外と悪くないんでねーの、などと思います。気合いを入れて開発に取り組んでいるような印象を持ちますし、なかなか精悍な雄姿に見えて来ます(^_^;)

Posted at 2013/08/14 21:38:11 | コメント(6) | トラックバック(0) | BMW MINI COOPER CLUBMAN | 日記
2013年07月29日 イイね!

ミニ選択理由

ミニ選択理由※写真は本文には関係ないのですが、以前「これはキレイな色だな」と思ったCOOPER Sの写真で代用します

 最近どうも他サイト引用ブログになりつつありますが、WebCGでクラブバンの短評が掲載されていたので、ここでもう一回「なんでミニにしたんだっけ?」を振り返ってみる気分になりましたのでレポートします。

●URL
http://www.webcg.net/articles/-/28938



《抜粋要約》--------------------------------------------------------------------------------------
 クラブマンは3つのグレード展開、クラブバンは「クーパー」のワングレード。122psの1.6リッターNAエンジンに、6ATの組み合わせ。
------------------------------------------------------------------------------------------------

 となれば、拙車と同じ設定ということで、乗り味について自動車メディアがどのように表現するか気になってくる。

《抜粋要約》--------------------------------------------------------------------------------------
①乗りにくさを感じることは一切ないが、十分な速さがある
②乗り心地もハッチバックに比べてやや落ち着いているように感じる。延長されたホイールベースの恩恵かもしれない。俊敏性を保っている。
③加速時には意外なほど勇ましいエンジン音が車内を席巻する。気持ちのいい音だから、まったく不快ではない
④クーペのようにクルマと人がひとかたまりになって疾走する感覚はない。あくまで実用的なクルマとしての機能を押さえた上でスポーティーさも味わえるという、オールマイティーな仕立て
------------------------------------------------------------------------------------------------


 クラブマンに乗り始めて8か月ほど(現在2,300kmくらい)でようやくのワタシなりの細腕感想記のようなことになってしまいますが、記します(吟じます)。

 クーパーは一本出しのシンプルなマフラーですが、確かに意外なほど排気音は勇ましい。個人的には(松任谷先生風)もっと音に刺激があってもいいかなとも思うが、二本出しのアキュレーを導入すれば「BMWな印象になって、よさそう!」ではありますが、純正マフラーを切断する必要があるようでやや二の足を踏んでいます(COOPERのマフラーはラインナップが少ないです、アクラボビッチなんか名前からしてGOODですが、COOPER S用しかありません)。

 エンジン音は勇ましいというかうるさい。あえて車内に音が入るようにしているように思う。アナログなテイストを演出するためではないか。古式ゆかしいOLD MINIへの賛辞、オマージュに違いない。

 そこを粋に感じたワタシは、ついついアクセルペダルを多めに踏み込んでしまう。そのお蔭か思ったほど燃費はよくなく、直近のメーター表記で8.4km/l。ただしワタシの場合、大した遠出もないので、現状そんなには気にしていない。慣らし運転が終わって、ちょっと回してみたくなって、と自分で自分に言い訳しておきます。

 ただし、燃費がまったく気にならないかというとそんなこともなくて、今後消費税増税でもろもろの商品が高くなる、その中にガソリンも含まれているのでは、などと思い巡らし始めるとディーゼルは実に魅力的です。それだけでなく実用的な回転域においてトルクフルだというのもワタシの好みのような気もします。

 とはいえクラブマンも当方には充分トルクフルで、エリーゼのローバーエンジンほどではないですが、得意域というか旨味というかパワーバンドは普段使う中低速にあると感じる。

 一度、クーペを試乗した折に、塊感はあまり感じなかったのですが、コーナーでノーズがくいくい入っていくことには多少驚きを覚えた記憶があります。それに比べるとクラブマンはクーペほどの回頭性はもちろんありません。とはいえ、ホイールベースをハッチバックに比して伸ばしているメリットとして、日頃クルマの運転をしない女性(家人)などでも安心してコーナリング(というほどのコーナーワークではないにせよ)を果たすことができる(まあFFだもの)。高速道路でも不安を感じることはないようで、直進性も問題なし(17インチなのも拙車だと功を奏しているかも)。

 雨の日にウェットの路面で一度くらいか、マンホールの上に乗って危険の兆しがありましたが、せいぜいそれくらいなもの。また晴れの日、ドライの路面で発進時に思いのたけをぶつけるように全力でアクセルを踏むと、トルクステアが発生する。COOPER S、JCWとグレードを上げていくと馬力が増える訳ですから、やんちゃな挙動も現れて来るのではないかと想像します。

 WebCGのレポートでもっとも共感するのは、「あくまで実用的なクルマとしての機能を押さえた上でスポーティーさも味わえるという、オールマイティーな仕立て」というくだりです。

 前車のホンダ・フィットはたいへん実用的でしたが、ワタシにとってはスポーティーさが欠けていました。ミニはスモールパッケージですからその小さきことで、狭い道に駐停車する時も、スーパーなどの駐車場で両側に停車された状況でも、気遣い無用で便利です。どうにもこうにも高級である、というほどではないものの、プレミアム性というのを何となく内外装に感じるし、ワタシのなかでは実用度、スポーティーさ、品質、パッケージ、変わり者度、ストーリー性など、当方が勝手に設定する各項目で高い得点があったからミニクラブマンの道へと入ったんでした。

 ということで優等生的な内容で冗長になってしまいましたが、必死さを携えながら気になる次の車群への欲求を抑えるためだったりして(笑)そのためになんでミニにしたのか整理して思い返してみたりして(再笑)BMWのディーゼルも、イヴォークも実に魅力がありますが、しかしどうにもいわゆる諸費用というか新車購入時にかかる税金の額を考えると、乗り換え意欲は急速に萎えますね。

 非常に子供じみたことをいえば、税金が高過ぎるゆえ、お国に寄付をするために車乗り換えたい訳じゃないのよねと思ってしまいます。税金が安ければもう少しポンポコ乗り換えもできるはず、と。政府の財源なんてことは全く気にもせず勝手を云っておりますが、消費税を8%に上げる際に自動車取得税と自動車重量税は廃止する方向らしいとなって、すると国の財政は好転するのかしないのか、おいどっちなんだい、と”きんにくん”に聞いてみたくなりますね。
Posted at 2013/07/29 23:12:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW MINI COOPER CLUBMAN | 日記

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何シテル?   11/16 15:53
イツニレ(itsunire)です。 2010年8月、ロータス・エリーゼtype72を所有するのを機にみんカラを始めました。 エリーゼ自体が限定車のよ...
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