8月26日のゲリラ豪雨のときはちょうどその東京に居たんだけど、「これがうわさのゲリラ豪雨か、はんぱねーなー」ってのん気に外見てた^^;
雷はひっきりなしに鳴りっぱなしだし、聞いたこと無いような音で雨は降ってるしで、とても外には出られない。
その日は打ち合わせで会議室につめてたんだけれども、終了してからも外には出られず、30分以上缶詰状態が続く。
次のミーティングがある人は、そんなことを言ってもいられず走って出て行ったが、ズブヌレだっただろう。
うちらは降りが収まったか?というタイミングで駅に向かう(といっても普通に土砂降り)。
5分くらいの道のりだったが、肩から下は普通に濡れたw
傘による結界の範囲はわずか頭部のみであった。ないよりマシか。
駅にさへ入ってしまえば安心だと思っていたが、風も強いために駅の中の方まで雨が入ってきていて、雨宿りには不適切だなという感じ。
それでも改札口まで来れば濡れることは無かった。
京急線は地上を走って、羽田空港に近くなると地下鉄になる。
地下に入ると地上の豪雨は無かったかのように感じていたが、羽田に着きホームに出たとき、そこは地下のはずなのに雨が降っている^^;
駅員さん達が地上から降ってくる雨と格闘しているところを見るに、ほんと凄い雨の量だなと実感。
いたるところ雨漏りのホームを後にして地上階に出たが、あるはずのAIRDO出発の文字がない。
あれれ????と頭の中が?だらけだったが、とりあえず出発ゲートのある2Fに上がってみる。
やっぱ案内がない。
総合案内所で聞いてみようとしたら、なにやらテンヤワンヤしてて、ちょっと待つよう言われる。
この天候で何かあったのか大変そうだった。
だったんだけど、この後、この案内所の女性の対応はちょっと信じられない内容だったんだが、マニュアル対応だっという以外ないな。
ことの発端は京急線の降り口をいつもと違うところで降りたために、第一ターミナルに上がってしまったことに起因する。
AIRDO出発ロビーは第2ターミナル。
案内の女性はここは第一だから第二に行って欲しいとのことを言っていたが、地理が頭にない(第2しか知らなかったもので)ので、じゃぁどうすれば?と疑問がわく。
引き返してみるかと考えてたら、連絡バスがあるからそれに乗れと案内された。
えぇぇぇぇーー この天気の中、外に出ろって?
いやいや、外見てくださいよ! こんな状態なんですけど、
出たらどうなるかわかりますよね?それでも外に出ろって言うんですか?そうですか。わかりました。
それしか道は無いんですよね?という感じのことをヤンワリと言ってみると、
そうだという。
はい。わかりました。では覚悟を決めて(どうせ濡れてるし)外に出てみようじゃないか!
という決意なんて1分も持たないwww
いやいやいやいや、むりむりむりむり。 そっこうでロビーに戻ってきた。
(あとでニュース番組で見ることになるんだが、この時点で羽田はニュースに出ていた。凄い豪雨ってことで)
ロビーに戻るも、第一ターミナルから脱出できていない状況に変化はない。
なんとか第一から離脱し、第2に向かわなければならない。
しかし、バスによる上陸作戦は悪天候から断念せざるを得ないようだ。
案内でわかったことは、とにかくここは違うんだということ。
連絡バスか連絡通路を使って歩いていくことができるということ。
バスによる作戦が失敗したことで残された道は徒歩しかないわけだが、
第2がどこにあるか物理的にわからない。
地図が頭にないので歩くってどれくらい?それは外なの?どっから行けるの?不安になる。
まぁでもわからないときはスタート地点から検証しなおしてみるのも手かと、雨漏りしてる地下に引き返してみると京急線の脇に第2ターミナル連絡通路の案内が・・・・・・
おい! こっち案内せいよ!!!
まぁ良い。 豪雨の中を歩いて第2に行くことは無かったのだから。
ようやくAIRDOチェックインカウンタに着いたわけだが、予約してる便は21時くらい。
今は17時くらい。
その前の便(19時ころ)に変更してもらうよう要請。
すると生憎、満席だという。そこで空席待ちにしてもらった。
(空席待ちになったことが後々良い結果に繋がるわけだけど、たぶんこの時点でカウンタの人はわかっていて計らってくれたんだと思う。案内板は満席じゃなかったし)
まだまだ時間があるけど、空席待ちは出発口で待つため、とにかく中に入ってるかと荷物検査をすんなり通り、遠い遠いAIRDO乗り場まで行ってみると、17時の便が出てないという。
アナウンスによると悪天候で着陸できずに引き返す便が多数。。。。
そのため、折り返す便がないという・・・・
うん。だろうねwww
こんな天気の中を降りてこれないよね。
とはいうものの、帰れないのはイヤだなぁ。
待つ。待つ。2時間まった。19時過ぎ。
ようやく17時の便が戻ってきて着陸したとのこと。
おいおい、空席待ちしてる便はいつになるやら。
そして空席待ちを逃したとしたら、21時の便はさらにいったい何時に?
とぐったりしてたら空席待ち番号を呼ばれている。
すると17時の便に空席が出たので振り替えて乗せてくれるという。
おぉぉ!! 空席待ちにしてみるものだ!!!
(いつもは運賃を節約するために変更不可な航空券を購入しているから空席待ちはできないだけどね、今回は打ち合わせの終了がわからなかったので、変更可能なものにしていたのが幸いした)
空席待ちに滑り込んだわけだが、搭乗してからがまた長かった。
遠回りしたんで燃料が無いと。 それって乗り込む前に補給しとけww
万が一のために脱出の用意をさせられた。シートベルトを外していつでも逃げれるようにって^^;
普段ならば乗り込む前に給油したんだろうけど、とにかく早くお客さんを乗せたかったんだとは思うんでこの手順は仕方が無いかも。ただ、万が一があったらそうは言ってられないだろうに。。。
で、無事に燃料が補給できたわけだが、今度は空港側から離陸許可がおりない。
30分以上動かない機内に監禁されてたわけで暇になるわけだけれども、
機内モードにしてあっても電子機器の電源は入れられないのでスマホで遊ぶこともできない。
#そもそも待ち時間が長くて電池も使い果たしてたしw
そういうこともあろうかと
ニュートンを売店で買っておいた。
ぼくのなかでは車雑誌と同じ分類になるんだけれどもw
あちこちの本屋で見る雑誌だからそこそこの需要があるんだろうね。
そうこうしてるうちに30分くらい経ったろうか? 離陸するというアナウンスが流れる。
2時間30分遅れで搭乗して30分動けなかったから3時間遅れで出発したらしい。
まぁ、欠航した便も多かったことを考えると、遅れても帰れたんで良かったんだろう。
新千歳空港から札幌までがまた長い道のりなんだが、なんとかその日のうちに家につけた。