さて、鈑金修理の教材として修理車両が入らないかな~?と思っていたら、何という事でしょう!お誂え向きに前後ドアの修理が舞い込んで来たにゃ(^^)
流石に正規の仕事を素人さんクオリティで修理する訳にも行かないので、ドアの潰れた部分をスポットで引っ張り出してパテ盛り出来るような状態になった所から修理レポート風に解説していくにゃ♪
画像、矢印の部分を引っ張り出して、スポットの痕を削った状態。
もう、そのままパテ盛りしてもイイのでは?と思われた人も居るかもしれないけど、レクチャー先の修理車両のスタート地点とほぼ同程度と思っているにゃ。
根拠は引っ張り出した部分の周囲に映り込んだ外の景色。
誰かさんのソリオのガリ傷周りの歪み具合ににてると思うけど?(笑)
そして、画像では判りにくいけど、痛い歪みが有るのにゃ。
そう、この部分で折れ目が付いて盛り上がってるにゃ。
前回の傷部分の断面イラスト「2」に相当するものとして見て欲しいにゃ。
ここで折れてる!と解っているからパテ盛り前に少し叩いておくにゃ(^^)
叩くと言っても極僅か!足らなければ後でまた叩けるし(笑)
叩き過ぎたるは及ばざるが如し!映り込みを見ながら少しずつコツコツとテキトーに♪
さあ、次はパテ入れの範囲を決めるにゃ。
となりの緑屋根の軒先ラインが歪んでいるのは判ると思うにゃ。
屋根の天辺ラインは工場の軒先ラインとほぼ並行に弧を描いてる。
つまり、歪み始めの限界はこの辺りにゃ。
更にその少し上にマスキングを貼れば、テープよりも上は歪んでないと言う事にゃ。
補修範囲の前後方向も映り込みを見ながら歪みの無くなった部分を探してマスキング。
ドアの縁のラインが歪んでなければ表のパネル部しかパテ入れしないので、縁のR部分だけ出して残りをマスキング。
前ドアの後縁と
前ドア真ん中の傷は周囲に殆ど歪みが無いので、前回の傷断面「1」相当の傷にゃ。
誰かさんの前ドアは後縁部の傷が深かったので、ちゃんと歪みの範囲を見極めて欲しいにゃ。
さあ、パテ入れする部分の足付けにゃ♪
間違ってステップを削ってしまいそうな人は必ずステップも養生しておいてにゃ(^^)
先ずは#120から。
後ろドアの引っ張り出した部分の周りに塗装が剥がれた場所が現れたにゃ!(^^;)
傷の歪みで盛り上がった場所にゃ。
前ドアの方は盛り上がった所は無さそうなのでもう少し磨き込んで傷消ししておくにゃ。
傷消しと言っても極度にピンポイントで磨くと、当然「歪み」として出て来るので出来る限り均一に力が掛かる様に平均的にペーパーを当てて、傷が残った部分にパテを入れるにゃ。
#120はこのくらいでOK
次は#240で#120の傷を消していくにゃ。
こんな感じ?(^^;)
次は#600
パテの食いつきを良くする為に#240でパテ入れする人も居るけど、それはそれでアリにゃ。
画像の#600は丸サンダー用の#600にゃ。
普通の#600ペーパーだと目詰まりしやすいので時間短縮の為に手掛けでもこれを使ってるにゃ♪
当然、手元に無い場合は普通の#600でおk!
パテと硬化剤を混ぜるにゃ。
分量は使用するパテの缶に書いてあるけど、まあ、こんな感じ。
これでも硬化剤はチョット多めにゃ。
初めのうちは、指定の分量をちゃんと守って下さいにゃ♪
綺麗に混ぜ合わせたら手早く一気にパテを引く!・・・って
やっちまった!(^^;)画像撮りを意識して綺麗なヘラ目にしようと欲張った結果にゃ(^^;)
前回のブログで書いた通り、何度もヘラを当て過ぎた結果、高い所にパテが集まって低い所は更に低くなってしまったのにゃ!ま、教科書通り?(爆)
前ドアはペーパー当てて残った傷に擦り込む様にパテを入れる。
ま、こんな感じにゃ♪
1回目のパテを入れ終わった所。
台風の影響で天気が悪くなってきたので遠赤外線ヒーターで1時間半放置!ww
乾くまでのひと時で、チョッと確認。
ぶつけてない方の右ドアの映り込み
取り敢えず、歪んだ部分が残っている様子は無さそう?
乾いたパテを#120で削る!
但しこの時ペーパーが塗装面に出来るだけ当たらないようにする事。
無造作に塗装面に当たれば、すぐに塗装が剥がれて削り切れてないパテとの段差が酷くなり、歪みとして残ってしまうにゃ。
余程時間が有れば、#240で最初から削るのもアリだけど、時間が掛かるだけ!
しかも余分な凹凸が多い1回目は#240だと歪みが出やすいにゃ(^^;)
通販の安物でも6000~7000円くらいするオービタルサンダーを使えば広い平面を出しやすいし、時間も短縮出来るけど、趣味で鈑金して小遣い稼ぎするのでもなきゃ、勿体ない代物にゃ。
パテと塗装の境目は手で触って凹凸を感じなくなるまで丁寧に削り込むにゃ。
この時、薄手の綿手袋を嵌めて凹凸確認すると素手よりも解りやすいにゃ。
慣れたら素手でも大差は無いけど、ドアみたいに僅かな歪みが目立つ場合には、やはり有った方が良いと思うにゃ。
パテ入れ前にハンマーで叩いた所が出て来た!まだ高かったのにゃ(^^;)
まだ完全に面を追い込んで無いけど、低い所(パテ中央部)や高い所(パテ下端)が出たにゃ。
削る前から分っていたから想定の範囲内だけど、高い所はまたコツコツと叩いてチョッとだけ凹ませて・・・
パテを引き直す!・・・ってまたやっちまった感が仕事をしているにゃ(^^;)
続きは週明けかにゃ?
さて、そろそろ続きをうpしなければ勝手に作業を始めそうな人だから、心が折れそうな話から始めるにゃ(笑)
まず、これを見て欲しいにゃ
これは「一度もぶつけた事の無いリオちゃんのドア」に映り込んだ自転車にゃ
前後ドアパネルの継ぎ目部分で見事に像が歪んでいるのが解ると思うにゃ。
何が言いたいか?は、解ると思うけど、「綺麗に真っ直ぐな面を出す事が出来ても新品の様にはならない」と言う事にゃ。
当然、この歪み(製造工程でのパネルの引っ張り)まで再現するなんてプロでも無理だから!(笑)
但し、この「像の映り込み方」で修理の良し悪しが決まるのは事実!(^^)
映り込みの確認の仕方は、こんな感じ
車体パネルに正対して見ても歪みは解からないにゃ。
斜めから5m以上離れた場所の景色の映り込みを見るのが一番わかりやすい。
自転車の映り込みは精々1.5m位だからパネルの歪みがかなりのものだと認識して貰えると嬉しいにゃ(^^)
その辺りを踏まえてもう一度修理車両の画像を見て欲しいにゃ。
映り込みの何処までが元からの歪みで何処からぶつけたせいで出来た歪みか解からないと思うにゃ(^^;)
そもそも、この画像のマーキングも元画像を見て「これくらいか?」と勝手に線引きした物に過ぎないので、赤のゾーンはもっと狭いかもしれないし、水色や黄色のゾーンはもっと広いかもしれない。
現物を見て、判断するべきもので有る事も了解して欲しいにゃ。
さて、黄色のゾーンまで確定して、余分な所をマスキングしたら、塗装を剥すにゃ。
専門職の鈑金屋さんは剥離剤などを使って黄色のゾーン全体を一気に剥す人が多いにゃ。
少なくとも水色のゾーンまで剥すのがセオリーに成るのだけど、それは盛り上がった歪みが有る場合にハンマーで叩く、或いは修正用スポットの絞り機能で絞りを入れる為に必要だから。
たとえ面倒でも赤のゾーンは綺麗に剥がしておいて欲しいにゃ。
それは事故の衝撃で塗装が鉄板から剥離している可能性が高い場所だから。
修理後、数週間とか数か月で補修箇所にヒビが入って塗装が浮くような事態が起きてしまうと、折角の苦労も水の泡にゃ(^^;)
赤のゾーンは#80~#120で下地材も残さないようにきれいに削って欲しいにゃ。
水色ゾーンまで剥すなら引き続き、水色ゾーンを残すなら#240で、黄色ゾーンは#600でそれぞれ足付けをするにゃ。
次に下の図を見て欲しいにゃ。
1:は前ドア前半部分のイメージ。
傷と凹みだけで足付けしたら単純にパテを入れられる所。
2:今回の傷大半を占める状態のイメージ。
傷が出来た時に伸びた鉄板が傷の近くで盛り上がった状態(A)と
伸びた鉄板で出来た凹みが水色ゾーンで折れ曲がる様に盛り上がった状態(B)
3:一旦、パテ入れし、削って水色ゾーンの鉄板の高い部分を少しずつ叩いて再びパテ入れを繰り返して平らにした状態。
4:ドアパネルに定規を当てて上から見た図。
傷の周りの波打ちに対処するために必須。
さあ!それじゃあ、取り敢えず赤ゾーンにパテ引いてみますか?(^^)♪
A4大くらいの段ボール板にパテを適量(必要な量だけ)出して、ヘラでよく混ぜて気泡を抜き、適量の硬化剤と手早くムラ無く混ぜ合わせたら最初は傷に擦り込む様に、そして凹みが埋まる様に一気に引いていくにゃ。
何度もヘラを当てていたらパテは高い所に集まって低い所はどんどん低くなるので注意!
2回目以降が有るので、まあ、遠慮せずに大胆に、かつ載せ過ぎに注意(笑)
天日干しで2~3時間、雨天なら丸っと1~2日放置プレイにゃ(^^)♪
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