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前回からの続きにゃ

ディーラーを辞めたオイラは程無く自宅近くのガソリンスタンドで働き始めたにゃ。

ここではスタンド整備士と言うよりは整備士資格を持ってるスタンドマンと言うポジション。

同じ車を扱う仕事でありながら「ここまで違うか！！」と言うくらい初体験の連続（＾＾；）

3か月くらい経って仕事にも慣れてきた頃、ディーラーの後輩が給油にやって来たにゃ。

「おう！久しぶり（＾＾）♪元気でやってるか？」
「先～輩～、泣いてイイですか～？（Ｔ－Ｔ）」
「鬱陶しい！愚痴なら聞いてやるから泣くな！（＾＾；）」

どうやら工場長が荒ぶる鷹の如く猛威を振るっているらしいにゃ

「いずれ例の時限爆弾が炸裂するから、じっと待て（＾＾）・・・な！」
「それまで俺ら全員辞めるかもしれないッスよ・・・（ＴＴ）」
「ヤツのせいで辞めるのは俺一人で充分だ！お前らは辞めるな」
「・・・（ＴＴ）・・・」
「わ～った！愚痴ならいつでも聞いてやるから！！（＾＾；）」


半年後、妙にウキウキしながら後輩が来たにゃ。

「先輩！（＾＾）♪やりましたよ！大炸裂！！」
「お～！で？どうなった？（＾＾）♪」
「俺ら、全員先輩の言いつけ守って引き取りに行かなかったんですよ。そしたら・・・」

充分なアースが取れてない状態のままになってた熱線ガラスが遂に作動しなくなったらしいにゃ。
しかもお客様からの苦情に対して「辞めた者がやった仕事だから知らん！」と言い放って大問題になったとか・・・

「それでね、店長が『〇〇君、君の責任だろ？ちゃんと処理したまえ！』だってさ♪　もうみんな内心大笑い！！」

工場長は一人で代車に乗って引き取りに行って工場の片隅で３日も掛かって修理出来ずにいるらしいにゃ。

「は～？？切ったアース繋ぐだけだろ？１０分有れば終わるだろ～が？！」
「それが出来ないんッスよ（＾＾）」
「何で？？」
「メンツが許さないみたいッス！（＾＾）」

思わず大爆笑！

その後、する事なす事裏目裏目に出て、遂に工場長は辞めてしまったらしいにゃ。



その頃、オイラは中学の同級生の誘いを受けて鉄鋼関係の会社に転職、整備士としての仕事にブランクを開ける事になったにゃ・・・

次回に続く・・・・